お客様等仕事関係者から意外と言われる趣味が料理と楽器です。
私は典型的な体育会かつ結構な強面キャラなせいか、繊細なことが出来なそうに見えるようで、作った料理の写真やギターを弾いている動画を見せるとかなり意外性があるようでびっくりされます。
今朝は娘が朝からいなかったのでいっぱい練習ができました。
コロナウィルスがもっと収まったらジミヘンとクラプトンの曲をやるバンドをやろうと思っているので今日はそれを中心に、弾ける曲をいろいろやりました。YOUTUBEでギターカラオケ(ギターのパートだけ抜けている動画)も数多くあるので楽しめます。
ERIC CLAPTON
HEY HEY、LAYLA、WONDERFUL TONIGHT、CROSSROAD、LITTLE WING(CLAPTON VERSION)
JIMI HENDRIX
PARPLE HAZE、FOXY LADY
LED ZEPPELIN
STAIRWAY TO HEAVEN
DEEP PURPLE
SMOKE ON THE WATER
YES
MOOD FOR A DAY
クリスタルキング
愛を取り戻せ
MAKE UP
ペガサス幻想
最後の2曲はネタ曲ですね。
バンドは中学2年からやっていますが、気が付くとリーダーになっていることが多いです。リトルリーグ(硬式少年野球)でキャプテンをしていたことに起因していると思います。思い返してもチームの牽引役、叱られ役、フォロー役を自然とやっていたなと思います。(わがままな性格は同時にエースピッチャーであったことによって形成されたとも思います。)私は良く自分を一言で言うならと聞かれると「映画版のジャイアンが大人になったと思ってください」と言うことにしています。そんな小菅が今日はリーダーシップについて書こうと思います。
叱られ役なのは異常に厳しい会長(知覧の特攻隊の生き残りの方でした)の存在があったからですが、牽引役、フォロー役は立場が人を育てるというようにキャプテンだから俺が引っ張らなきゃ、俺がフォローしてあげないとと思うようになります。
リーダーシップは2種類あって、引っ張る型(目標達成型、PERFORMANCE型)と支援する型(組織維持型、MAINTENANCE型)の2つがあります。現代のリーダー・管理職はこの2つを時と場合によって使いこなすことが必要です。昔は引っ張る型だけのリーダー・管理職が多かったですが、現代の「手取り足取り」で育った若手世代は引っ張るだけでは付いてきません。「黙って俺の言うことを聞け」「四の五の言わずにやれ」「仕事は目で盗め」「俺の背中を見ろ」では付いてこないと言うことです。
特に「仕事は目で盗め」は危険です。ダメ上司の烙印を押されてしまうくらいに思った方が良いでしょう。今の若手は「やり方ができているのにそれを教えないのは非効率で頭の悪い人間の考えだ」と思っています。彼ら彼女らは効率性を重視します。
また、私は昭和46年度生まれでいわゆる団塊ジュニアです。中学は三重県有数のマンモス校で1クラス43~44人で10クラスもありました。当然先生方の目が行き届かない中、自分で考え行動するしかありませんでした。大学受験の時はバブル期でしたので1受験3万円かかるところを一人で20くらい受けるのがあたり前でしたし、逆に就職はバブルが弾けていたので不景気の真っただ中でした。競争に次ぐ競争の中で育ってきたわけです。
最初の仕事、三菱ふそうの上司は典型的な昔の放ったらかし型の上司でした。そのおかげで入社3か月目には飛び込み営業を何も分からない中やって度胸とガッツは身につきました。放ったらかされても自分で何とかしようとするのが当然の時代に育ったからだと思っています。
それに比べて、今の若手世代は1クラス30人以下で育ってきていることが多いです。クラス数も少ない、先生方の目が行き届いている中、手取り足取りで育ってきているケースが多数派です。
一昨年の年末に私が手帳を落とした時、娘の学校の校長先生から家内に「手帳落とされませんでしたか?」と電話がかかってきたのにはびっくりしました。手帳に私の名前が書いてあるのを見て、小菅と言えば2年生のあの子のお父さんなのではと思われたと校長先生より聞きました。
つまり校長先生は生徒の一人ひとりを知っているということ、それだけ目が行き届いているということなのです。今の若手社員世代も同じように手取り足取り育ってきているということを理解しないと部下指導は難しいわけです。
もちろん支援する型だけでは単なる「仲よしクラブ」になってしまいますので引っ張る型も必要です。現代のリーダー・管理職にとって大切なのは「2種類のリーダーシップを時と場合によって使い分けること」です。部下を育成していくのは手間がかかるという認識を持つと良いでしょう。
やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
山本五十六