私は平日週2で家族の晩ご飯を作っています。
イクメン・イクボス研修や働き方改革の話をする立場なのでそれくらいやらないとおかしいと思っています。
実際に愛知県や三重県の自治体で「イクメン(育児をする男性職員)・イクボス(部下の育児を支援する管理職)研修」や段取り力の研修などの講師をしております。世の中に数多くの働き方改革の研修はある思いますが、実際にイクメンの先駆けとして育児や家事をやってきた私のように自らの経験、例えば娘がまだ3歳の時に家内が左腕を骨折して家事どころか髪のセットすらできなかったので毎朝家内と娘の髪をといてゴムで結うところから毎朝スタートした1か月といった話をしているのは私くらいだと思います。男性の研修講師としては48歳の私はかなり若手であり、諸先輩方のご年齢層だとイクメンのご経験はまず無いようだということが理由です。
夕方に料理を作っている際、料理をしながら軽くビールやワインをいただきながら良くやるのが今回の話題、セルフブレインストーミングです。ブレインストーミングは集団志向とか集団発想法と訳されますが、それを一人でやってしまおうという方法です。私の場合、「アイデアノート」という開いたらA3サイズになるノートを使います。そこに思いつくことをとにかく書き続けることです。
ポイントは
1.質より量 2.とにかく広げる 3.非常識な考えが良い 4.まとめない
です。
アイデアを出すうえで大事なのはいかにまずは広げるかです。最初からまとめようとしたら常識の範疇を超えることは出来ません。まず常識を超えていくためには広げることです。まとめるのは後でいいのです。
広げていく上で大事なのは常識のタガを外すことです。午後は集中の脳内ホルモンが薄れ、眠りのホルモンやひらめきのホルモンが出ます。更に軽く酔ったくらいの状態の方が更にタガが外れるので私の場合、軽くお酒を入れる方がむしろアイデアの数が出ます。それを思うがままにアイデアノートに書き殴ります。広げていくことだけに特化します。
アイデアノートに書かれたことをまとめるのは翌朝です。上記しましたように朝は集中のホルモンが出ますのでまとめる行動は午前中が良いです。
午後は広げる、午前はまとめる。これを「発散と収束」と言います。ロジカルシンキング(論理的思考)の研修で良くやる手法ですが、これを生活に応用しています。
7月20日の記事にも書きましたが、私の生活のリズムは午前は集中(収束)、午後はアイデア(発散)が基本です。このリズムが習慣化してから時間の効率化は約2倍です。ぜひご参考にしてください。