昨日の動画のように1回うっかり謝ってしまうとなかなか取り返しがつかなくなってしまうのですが、逆にこれを切り返していくための方法を本日のブログでお知らせします。事例は動画と同じく、スポーツジムの月謝がお客様の手違いで引落されていたのを、ついうっかり謝罪してしまったために返金に応じなければいけなくなったというケースです。
「お前、謝ったじゃないか!月謝を全額返金しろ!」
「確かに説明がなかったことに対して謝罪をいたしましたが、法的に責任を認めたとは申し上げておりません。私どもを説明がなかったことに対して、また不愉快な思いをさせてしまったことに関して一人の人間としてお詫びを申し上げたい気持ちでしたので謝罪をさせていただきました。」
「でも、自分たちが悪いと認めただろうが!返金するのが当然だ」
「お客様に対する気持ちを申し上げた次第です。ご不快な思いをさせてしまったことには改めておわびいたします。具体的にどのように解決していくかはこれからのお話です。まずはご状況を改めてお伺いできますでしょうか。」
「いや、お前は認めた。こちらの要求を呑むのが当然だ。」
「お客様、あくまで説明がなかったからと言ってそれが即返金という話には至りません。お客様のご意向にできる限り沿えますよう上の者に確認します。私の権限ではどのようにも対応いたしかねます」
「しつこい!1週間以内に返金しろ!」
「お客様、お客様のご要望に対して何度も返答をいたしましたが、これ以上私から申し上げることはございませんし、お客様のご要望も変わらないことかと思います。これ以上お話を続けても平行線ですので、一度ご要望通りできるか、別の対応を考えるかなど上の者と話をした上で明日までに折り返し電話を入れさせていただきます。本日はこのまま電話を切らせていただきます。明日までに必ず電話をすることをお約束しますので、本日はこれで失礼をさせていただきます。」
「ガチャ!」