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ブログ コンプライアンスを考える 美意識の必要性

私は三重県伊勢市の河崎という街の出身です。伊勢と言えばご存知伊勢神宮(正式名称は「神宮」)ですが、河崎は川に面した物流の拠点で「伊勢の台所(だいどこ)」と言われた街です。内宮さん、外宮さんに食べさせてもらっており感謝の気持ちが強いので神宮には遠慮がちな態度を取っています。

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写真は切妻造の一つの神明造である内宮のご正宮です。切妻平入り(きりづまひらいり)という構造です。下図をご覧ください。

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神宮の建物は妻入りですので、同じにするのは畏れ多いという理由で、下の写真のように河崎の街の建物は切妻妻入り(きりづまつまいり)です。

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それだけの敬意を今も神宮に払っているのです。小菅の実家の齋藤家は現在はこの街並みから少し離れたところに居を移していますが、昭和30年前までは下の写真の家に祖父母や母たちが住んでいました。写真は曽祖父で大正時代は足袋の卸問屋をしていたそうです。曽祖父はとにかく彫りの深い美男子で良くもてたそうですが、残念ながらその遺伝子は私には残っていないようです。(私の母は「白物家電」のような色白の薄い顔をしています。)この建物も切妻妻入りです。

 

 

また、明治以降は外宮門前町の山田を「神都」とするため、山田の隣町である河崎からお寺が無くなりました。

このような街で育ちましたので自然と神様に対する畏敬の念が私の中で育っていったと思います。帰郷してからコロナウイルス禍になるまではご両宮の正式参拝をほぼ毎月しています。

論理性が求められるコンサルタント業を稼業としているので意外に思われますが、割と精神的なものは好きで小学生時代から始まった神社・お寺・城・庭巡りは今も大好きですし、大学は京都で過ごしたかったので京都に行きました。

神道の聖地伊勢の他、仏教の聖地ブッダガヤでお釈迦さまが悟りを開いた菩提樹の下で瞑想したり、ヒンドゥー教の聖地ヴァーラーナシティのガンジス河のガートで首まで浸かって朝日を拝みながら沐浴をしたこともあります。

神様がいるかいないかは誰も証明できていませんが、いないと思うよりはいると思った方が正しい心を育めるのは確かだと思います。

特に冬場の寒い日の早朝の内宮さんが大好きです。私は神様を見たことはありませんが、きっと神様はいるんだろうなと感じさせてくれるからです。伊勢河崎と言う神宮を畏敬する街に育ったことは幸せだと思います。幸運な巡り会わせにいつも感謝しています。悪いことしない、正しいことをするという考えの私の根っこです。

 

 

 

 

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