スマートフォンを5G規格のものに変えました。私の住む三重県津市ではまだまだ5Gが使えるエリアは限定されますが、昨年の今頃と比べると広がりましたし、ほしいと思った機種が4Gのものとほとんど価格が変わらなかったので購入を決めました。
5Gと4Gでは通信速度が約100倍違います。簡単に言えば2時間の映画をダウンロードするのに4Gだと5分かかっていたのがなんと3秒で終わってしまうということです。
また、タイムラグがほとんど発生しないのでリアルタイムでの通信がしやすくなります。例えばボーカル、ギター、ベース、ドラムとメンバーを集めて演奏をしたり、他の国の人と対戦型のゲームをしたりすることが可能となります。
この技術革新でできるようになったことの際たるものが「遠隔外科手術」です。例えば離島の患者に都会の医師がVRのゴーグルをつけてメスなどを持って使えば、その動きを離島のロボットが同時に行うことで手術ができます。SFの話のようにも思えますが、既に2019年2月にスペインでこの実験は成功しています。リンク先の記事をご覧ください。
https://www.afpbb.com/articles/-/3213405
さらにこれから先は自動車の自動運転化、AIの更なる発展が予想されます。2050年には宇宙エレベーターといって上空3万キロメートルの高さに宇宙ステーションを作り、そこまで上がるエレベーターを設置して個人で宇宙旅行が楽しめる時代が到来するといった話もあります。ロケットなどで地上から宇宙に行くためには強烈なGに耐えるための強靭な体が必要ですが、宇宙までエレベーターで上がってしまえば重力がないので高齢者でも宇宙旅行が楽しめます。これも絵空事のように見えますが、カーボンナノチューブという軽くて強靭な素材ができたことで実現可能と言われており、大林組が2050年までに宇宙エレベーターを作ると断言しています。昨年、大林組の方とお話しする機会がありましたので本当にできるのですかと聞いたところ、「できます」とおっしゃってました。大林組のページをぜひご覧ください。夢のある話にワクワクできます。2050年なら私は78歳なので何とか宇宙まで行けるかもしれません。
https://www.obayashi.co.jp/kikan_obayashi/detail/kikan_53_idea.html
また、牛肉を育てるためにひょっとしたら牧場や交配・飼育がいらなくなるかもしれません。コストなどが合えば肉は組織を培養して育てることになる可能性があります。これもまた突拍子の無い話に思えますが、既に2019年、東大と日清などの共同研究で肉の培養に成功しています。記事はこちらです。量産化するには倫理やコストなど様々なハードルはあるかもしれませんがすごいことだと思います。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42813580S9A320C1X90000/
そして極めつけは2081年にスペースコロニーをつくるとAMAZONが言っています。もう完全にガンダムの世界です。
このように凄まじいスピードで世の中は進んでいます。そのペースについていかなければ取り残されるだけです。現状維持は後退を意味します。どんどんいろんなことにトライアンドエラー・失敗は成功の基といった考えを持ちチャレンジしていきましょう。