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ブログ クレーム コンプラ 講師は小菅 講師小菅昌秀が語るクレーム事例 しつこい話を無視

かなり昔の話、15年以上前の話ですが、私が勤めていた会社の男性社員にストーカーが付いてしまいました。この時に開発したやり方について本日は紹介させていただきます。

ストーカーなど相手にしている場合ではありません。ことが大きくなれば危険ですので専門家か警察に対応することが大事ですが、そこまでいかない場合はストーカーに付かれた本人の対応はできるだけ避けることが基本です。ただし連絡系統を一切無くすと待ち伏せされたりするリスクが増えますのでメールだけは弾かないというやり方で、返信はしないにしても相手からのメールは見るだけはするということだけは継続するというのがお勧めのやり方です。

会社に掛かってくる電話への対応の仕方は次のようにやります。

1.その電話番号に掛かってくる電話を取る可能性がある人にそのストーカーの名前やしゃべり方の特徴、誰を名指ししてくるかといったことを周知する。

2.実際に電話がかかってきたら受話器のスピーカーを片手で物理的に音が聞こえないようにシャットアウトする。

3.このように言いましょう。
「今、物理的に受話器のスピーカーを防いでおりますのであなたの声は聞こえておりません。業務に支障をきたし迷惑ですのであなたの話は当社は聞きません。これ以上電話してきても、誰々に取り次ぐことは致しません。もう2度と電話してこないでください。ではこのまま電話を切らせてください。ガチャン!!」

このやり方で1年ほどの間に4~5回電話がありましたが、ストーカーはあきらめました。そのうち2回は私が電話を偶然取ったのでこの対応をしました。

このやり方を私は後に「0度切り」と名付けました。そしてストーカーだけではなく業務に支障をきたす電話を聞きすらしないこの方法を研修で推奨しています。

現在もマナー研修の延長線のクレーム対応研修ともはや言えなくなったクレーム対応研修が世の中にはびこってますが、このようにシャットアウトすべきはする、断るべきは断るといった方法論を身に着けていかなければ大事な社員・職員を守っていくことはできません。お客様は神様ではありませんが、長年日本ではお客様を神様扱いをしてきた結果、どのようなことになっているでしょうか。

モンスタークレーマーやカスタマーハラスメントだらけの世の中をこれからは変えていく必要があります。安心して働く環境を整え、誰もが前向きになっていく、そんな時代を私は作っていきたいと真に願い、その方法を心を込めてお伝えをしています。

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