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ブログ クレーム コンプラ 講師は小菅 倫理について考える 正しい倫理観を育てる

本日は岐阜県の自治体でハラスメント研修3時間×2本登壇してきました。起業して5年9か月、受講者は延べ1万人を、この1年で3,000人を超えました。コロナ後も「オンラインでもリアルでも効果が出る講師」と認知されていますので、今年の研修は本日が最終になりましたが充実の1年でした。

私は大学が教育学部で、公立中学の教員になるためのコースにいましたので、それになるための倫理についても学びました。

倫理という字をひも解いていくと・・・


人偏は人のやることを指します。右側は「輪」ということを指しますがこれは「筋道」の意味があります。


この字は「ことわり」とも言います。

つまり倫理というのは人の筋道についてのことわり、言い換えれば人の輪における秩序と言えます。

私はコンプライアンスの専門家としていろんな不祥事の例を取り扱っていますが、日本における不祥事についてはこの「倫理 倫理観」が不足しているケースが非常に多く見られます。

この原因は日本のエリートは倫理や芸術を学ばないことが大きくかかわっていると私は考えています。ヨーロッパやアメリカのエリートは大学受験の時に英数理社国といった学科だけではなく大学の受験科目に芸術や倫理があるのでこれらをしっかり学んでいます。ここで倫理観や間違ったことはしない、正しくないことはしないといった意識が芽生えていきます。

かたや日本のエリートは数字を達成して上の役職に上がっていくことを繰り返す中で数値達成すること以上に大事なことが無くなっていき不祥事を起こしています。粉飾決算やデータ改ざんなどは典型的なパターンで、日本的な不祥事と言ってよいでしょう。

堂々と胸を張って私は正しいことをしていますといった倫理観を持つにはどうすれば良いのでしょうか。私は基本的には「きれいなものを見てきれいと、おいしいものを食べておいしいと素直に言える心」があるか無いかだと思っています。この心があれば正しくないことはしないといった思いを持てます。私は日々人前でこのような話をするのでこの気持ちを強く持てていますし、正しいことをずっと続けているので幸せにいつも過ごせています。正々堂々胸を張って毎日を過ごせることは大変な幸福です。

この素直な気持ちのことを私は「美意識」と呼んでいます。この美意識を高めていくことこそが正しい倫理観とコンプライアンス意識の根底にあるものと考えています。美意識を鍛えるのは絵画や芸術、神社、お城、お寺などを見に行くことはいいですし、音楽を聴くことと奏でること、絵を描くのもいいですし、スポーツをすることも一つの表現です。トップアスリートの躍動感のある動きも「美」ですし、季節を楽しむことや本を読むこと、知識を得ること、そしておいしいものを一番楽しめるメンバーで食べることは大事ですね。

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