独立起業して6年になりますが、サラリーマン時代よりも自由な時間が増えているせいもありましてかなりの読書家になっています。今は大体年間500冊ほどの本を読んでいます。
元々好きなことに関しての学びは大好きです。大学には5年行ってしまいました。専門の科目は好きなので4年で単位を取ったのですが、語学とか一般教養の中で興味がないものは5年かかってしまいました。好きなことだけならかなり没頭できる質です。
読む本は全て科学的な裏付けがあるものです。無理やり明るく振舞うとか自己肯定感を上げるというような根拠のない自己啓発本などはかえって精神的に良くありませんので全く読みません。最新の心理学や脳科学、消費者心理、呼吸や睡眠に関わる研究結果、統計学的な運がいい人の特徴、遺伝に関する研究結果、パーソナル障害・ストーカー・認知症患者・発達障害などの研究結果、犯罪者の心理といったところが大好きで、これらの学びが研修講師としての「厚み」につながっています。
また教養があることも大事です。私は日本史が子どもの頃から大好きなので、相変わらず歴史ものはよく読みます。社長や重役の方々は歴史好きが多いので、長年法人営業としてやってきた中でこの分野に明るいことは強みです。このような話ができてこそ信頼を得ることにつながります。
何の分野でも興味が涌いたら10冊くらいの本を読みます。それで基本的なその分野の知識が入ります。インターネットで調べる前にそれくらいしないといけません。なぜならネットは玉石混交で、がせネタがごろごろ転がっていますので正しい選択ができるように基礎知識を持たねばいけないからです。
本を読むことは収入の高さに比例はしませんが、強い相関関係があることが知られています。世の中、収入を増やしたい人は数多くいると思いますが(私もその一人です)、この相関関係があるということが分かっているのに全く本を読まない人は約半数もいます。非常にもったいないと感じます。リンク先は文化庁の統計データですが、この資料の8ページにそのことが書かれています。
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/__icsFiles/afieldfile/2019/10/24/a1422163_02_1.pdf
また、色々な悩みが人にはありますが、本を読むことで大体は解決します。私は上記のような分野の本を読んだ結果、非常に体調は良いですし、仕事も順調で、スポーツ・音楽などの趣味も充実して、おいしいものを食べて、家族でゲタゲタと笑って、ストレスのない快適な生活を営めています。愚痴を言うこともないですし、講師の仕事は楽しくて仕方ないです。
今まで読んだ本ではハーバード大の研究結果である「ダークホース」に書かれていますが、これからは好きなことをだけをする人が成功する時代です。
好きなことを突き詰めてやって周りからの評価を高めるということを考えていきましょう。そのためには読書です。1か月で7冊以上本を読む人は上位3.2%です。1冊1時間として月に7時間、1日23分読書をする習慣を身に着ければ上位3.2%に入れます。好きなことをして儲けて楽しく生きていけるならば、可能性を考えれば即始められると良いでしょう。