人間の脳が最も効率的に動く温度は24~25度です。これはスタンフォード大学などの研究で分かっています。
日本の自治体で28度設定をしているのは「何となく環境によさそう」という理由にならない理由です。28度設定はほとんどの男性にとって暑すぎると感じる温度です。また男女関わらず脳の効率が落ちます。
実際に2019年7~8月に兵庫県の姫路市役所が25度にエアコンを設定したところ90%以上の職員から「仕事の効率が上がった」と声が上がり、残業時間が14.3%削減されて4,000万円の残業代の節約につながったというった結果が出ています。そのためにかかった費用はガス代約20万円、電気代7万円ということですので莫大な費用対効果を出せています。
https://www.fnn.jp/articles/-/13558
カフェが心地よいのは静かで、二酸化炭素濃度が低くて、25度の気温設定をしているからです。仕事をするのにとても良い環境だということが分かっています。
女性に多いですが寒がりな方々は服やブランケットなどで調整するようにしましょう。暑い中で涼しくすることはエアコンをかけるしか方法がありませんが、涼しい中で温かくすることはできます。物理的に考えて寒がりな方が調整する方法しかありません。
これから暑い時期が始まります。車の乗り降りを繰り返すとすぐに車内の温度が上がり、これに体力を奪われます。車にはエンジンスターターを付けて車に乗る10分前に遠隔でエンジンをスタートさせればこれを回避できます。1万円前後でお求めできます。
私の乗っているトヨタハリアーには月220円の支払いでスマートフォンを使ってエンジンをスタートさせることができます。この仕組みですとWEBを使っているので世界中どこからでもエンジンをかけることができます。長期出張などでバッテリー上がりを防ぐなんてことにも対応できます。あまりそのように使う方は少ないかもしれませんですがね。
エンジンスターターがない場合は、助手席側か運転手側のドアを開けて、逆側のドアを強く4回ほど開閉すると熱い空気が外に放出されてかなり涼しくなるという技もあります。先日まで乗っていた車にはエンジンスターターがありませんでしたのでこのやり方をよくやっていました。お勧めの方法です。
梅雨や暑い時期を快適に過ごしていくために24~25度の温度設定とリモコンエンジンスターターの導入をお勧めします。