常識はどんどん変わっていきます。時代はどんどん進みます。2019年に東京大学と日清食品が肉の培養に成功しましたが、2022年の今年になり培養肉を食べることができるようになったと何か月か前に報道を見ました。技術が上がり、コストが見合えば肉は牧場で育てるのではなく工場で培養されるものになるかもしれません。
どんどん改善すべきことは変えていかなければいけません。自分だけ小学校1年生のままで留まっていたくても、まわりはどんどん2,3、4、5、6年と上がっていくわけです。常に「より良く」と問題意識を持って日々改善に取り組むことが必要です。現状維持は周りが伸びる分、後退を示します。
より良くしていくためにはBESTを求めることも大事ですが、スピーディーにBETTERで進めていくといった考え方を持つと良いでしょう。何気ない業務でも常にさらに良くならないかと意識していくと結構発見はあるものです。
また、昨年末からGOOGLE社のマインドフルネスという方法を学び、取り組んでいますが、「今ここ」に集中することを続け、集中することについてレベルアップしました。何か月か前なら90分かかっていた仕事が最近では60分くらいでできてます。かなりの効率化が進みました。
私の場合、年間に500冊ほどの本を読み、上記しましたマインドフルネスの他にもそこからいろいろ試して自分に合ったものを選択していった結果、効率的な生活と仕事ができ、幸福感が大いに増加しました。毎日楽しくて仕方がありません。いろいろ改善をしていった結果です。
常識を疑うことも大事です。リーダーシップの発揮のしかたはここ3年ほどでまったく常識が変わりました。今までは引っ張る方のリーダーシップ(目標達成型、パフォーマンス型)と、支援する方のリーダーシップ(組織維持型、メンテナンス型)を時と場合によって使い分ける「理想型」のリーダーが良いとされていましたが、実は理想型の上司の下では窮屈なので実は部下のパフォーマンスは低下することが分かりました。支援型の上司こそが部下のパフォーマンスを最も上げます。
研修業界でよく使われるマズローの欲求5段階説でも従来は最上位が自己実現の欲求(自分がどうなりたいか)で、2位が承認欲求(人から認められたいか)とされていましたが、実は順位は逆で人間は承認欲求の生き物であることも有力視されています。
ここ数年で常識が変わっています。知識をアップデートしながら常により良く改善するという問題意識を持ち続けることが肝要です。