明日は鹿児島でコンプライアンスの研修のため、前日入りしました。鹿児島というと22歳の時の九州一周車旅行で行って以来2回目で、その時は少し市内に行ったくらいでしたのでまともに観光ができ、大変楽しいです。
かねてからの念願であった指宿温泉の砂風呂は大変気持ちの良いものでした。聞きしに勝る素晴らしさです。体が芯から温まりました。
ここ10数年、模範としてきた戦国武将が薩摩藩の島津義弘公です。藩主で長兄の島津義久公は時刻を運営して守るのに対して、次男の義弘公は生涯50回以上の戦闘に加わって対外的な対応をしてきました。この長男次男の構造が私の兄と私と似ていまして、兄は地元で人脈を作り不動産業を営んで安定した状況を作っていますが、私が大阪、名古屋、東京にいたころにアイデアやサービスを仕入れ、兄の会社の運営に生かしております。島津義久は「最強の次男」という意味で大変尊敬しています。
指宿に向かう前に鹿児島空港から割と近いため、真っ先に義弘公が祀られている精矛神社(くわしほこじんじゃ)に向かい、参拝してまいりました。
朝鮮の役の泗川では7,000の兵で200,000人(諸説あり)とも言われる敵のうち30,000人以上も打ち取り、撃退したことで「鬼島津」と当時の中国の明の国にも知れ渡り恐れられたり、関ケ原の戦いでは負けた西軍に付きましたが、数百名しかいなかったにもかかわらず真正面の敵に突撃してこれを打ち破り突破したといった凄まじい戦歴を持っています。
このように勇猛でありながらも千利休らに茶を学び、知識人の一面も持っている、また部下や家族思いでと、大変人徳のある方で当時でいえばかなりの長寿で85歳まで生きられました。本当に尊敬できる人物です。
私も今ではかなり全国から声がかかるようになり、本日は鹿児島ですが最近では東京、神奈川、静岡、富山、石川、福井、岐阜、愛知、京都、大阪、兵庫、香川、高知といろんなところからご依頼を受けています。クレーム対応やコンプライアンス、ハラスメント防止、マネジメント、コーチング、部下指導、営業など幅広い種類の研修をしていますが、やはりクレームやコンプライアンス等リスクマネジメントの世界で義弘公ほどではもちろん無いにしても名前を残すような功績を残せればと思います。理不尽なクレームや不当要求、あらゆるハラスメントをこの世の中から撲滅していきたいと心の底から思っています。明日も良い研修をします。