動画配信ビジネスを始めるにあたりということで、その4「ハラスメントを起こさない指導法」についてカリキュラムの紹介とお話をして参ります。
1.管理監督者に期待される役割
社会環境・職場環境の把握
理想のリーダーは誰?
リーダーとしての立場の認識
2.現代型のリーダーシップ
支援型リーダーシップの発揮
部下の成長に合わせたリーダーシップの発揮
3.風通しの良い組織とは
講師がかつて所属した風通しが良い会社と悪い会社の違い
4.パワハラセクハラにならない部下への指導のポイント1
明確な指示・命令の出しかた/報連相のさせ方/5W2H
5.パワハラセクハラにならない部下への指導のポイント2
ワーク 明確な指示の出し方
6.パワハラセクハラにならない部下への指導のポイント3
ほめ方・パワハラにならないしかり方・諭し方
7.パワハラセクハラにならない部下への指導のポイント4
アンガー(怒り)のマネジメント方法
現代におけるリーダーシップの発揮は「支援型」がキーワードです。Z世代(おおよそ1995~2010年生まれ)の若者たちは手取り足取りで育っています。私の娘は2010年生まれで現在小学6年生ですが、学校は1学年3クラスで1クラス27人の少人数学級です。いつも思いますが先生の目が行き届いています。以前、落とし物をしたときに私の名前が書いてあるだけだったのですが、娘の学校の校長先生から「落とし物をされませんでしたか」と電話がありました。話を聞くと、児童が落とし物があったと校長先生に届けたところ、「小菅昌秀と書いてあるのでこの辺りで小菅さんというと〇年〇組の小菅~~ちゃんくらいか。」とのことで私に電話があったわけです。校長先生が一人ひとりのことをちゃんと意識しているということで、これはすごいと思いました。本当に今の子たちには手取り足取りの教育が行き届いていると思いました。
私は団塊ジュニア世代の真っただ中の昭和46年度生まれ。中学は三重県有数のマンモス校で、1学年上と下は9クラスでしたが私の学年のみ10クラス、1クラス45人で教室はパンパン。3学年上が校内暴力など大変荒れていたので屈強な体育などの教師が集められていたせいもあり、何かあったら有無を言わさず即体罰といった感じで真逆です。社会に出た最初の会社では「仕事は目で盗め。黙って俺の言うことを聞け。俺の背中を見ろ。黙って付いてこい。」といった典型的な昭和脳上司でしたが、今こんなことをやれば誰も付いてきません。部下に意見を言わせないのはもはやパワハラです。しっかりお互いでコミュニケーションを取ることができる、そんな内容を提供してまいります。