小5の娘は驚くほどよく勉強します。朝から学校に行って、帰ってきてから8時すぎまで塾という日があります。幼き我が子ながら、小学生の頃というか、高校生や予備校生の時分でもこんなに勉強をしたことがありませんので少し尊敬の念を持ってしまうくらいです。
そんな頑張りに報いてあげたいので、勉強が多い日は朝の時点で何を食べたいかを聞いて、じゃあ勉強終わったらそこに行こうと約束をします。そうするとやはり娘のモチベーションは高まるようで1日頑張りやすくなるようです。
1日のゴール設定や目標設定は大事です。目標を明確にすることによって何をすればいいかが分かりますし、達成すると脳内に喜びホルモンが発生し、ほめてあげたりご褒美をあげることでさらにホルモンは分泌されます。
エサで釣ることは悪いことではありません。実際に私も感覚的に分かっています。中学生のころ欲しかったレコード(3,000円程度)があったので父に持ちかけて、主要五教科(国語、数学、理科、社会、英語)のテスト500満点中450点を超えたらレコードを買って、その代わり取れなかったら1か月毎日3時間勉強するという約束をしました。
結果、ギリギリでしたが450点越えを達成して父にレコードを買ってもらうことができました。あれは本当に嬉しかったですね。かなりの達成感で快感を味わいました。ちなみにこの時に買ってもらったレコードはおニャン子クラブのものでした。おニャン子ファンであったことは私の黒歴史トップ3に入ります。私は高井麻巳子さんのファンでした。私が高校2年の時に21歳の高井さんは突然秋元康氏と結婚・引退、あれは忘れられない衝撃的なできごとでした。
短期で簡単な目標設定→達成→ほめる を繰り返すのも良い方法です。実際に娘には毎日ごく簡単な目標設定をさせています。まじめな性格(これは妻からの遺伝と考える)なので毎日ちゃんとやってくるのでそれに対してほめます。そうすると娘の脳は喜びの脳内ホルモンが分泌されて喜びますが、そうすると脳は「さらにもっと私を喜ばせて!」となるのでさらに高い要求をすることになります。それを繰り返していくことで自然と娘はより大きな目標を自発的に求めるように成長しています。小学校1年の時点で中学受験を自分で言いだし、2年の時点で塾に行きたいと言ったので行かせるようにして、3年の時点で大学受験が視野に入りました。目標設定→達成→ほめるの繰り返しは人を育てることができるのをまさに実証できています。
2016年にG7サミットが集った志摩観光ホテルは海の幸フランス料理では世界一と言われるラ・メールというレストランがあります。そこに2年前お祝いで娘を連れていったのですが、そこの名物の鮑のステーキは本当においしくて娘の好きな食べ物1位になりました。
再来年、志望校に受かったら連れていく約束をしています。エサで釣ることは有りです。