私の知人にベストセラー作家がいらっしゃいます。石原壮一郎さんといって大人力検定で一時代を築いた通算80万部以上を誇られています。
8~9年ほど前に私の地元の名物である伊勢うどんを世に広める「伊勢うどん大使」になられ、それを知ってFACEBOOKで友達になっていただき、8年ほど前の東京の代々木公園のイベントでお目にかかり、それ以来何度かお話をしたりするようになりました。伊勢うどん友の会の会長でもいらっしゃいます。私は会員です。伊勢うどん愛は半端ではありません。本日の昼食も伊勢うどんでした。
3年ほど前には伊勢でばったり出会って(伊勢うどんのお店でした)一緒にうどんをいただいたこともあります。
そんな石原さんの最新の本がコンビニに並んでいたので購入しました。
「超実用 好感度UPの言い方・伝え方(出版 ワン・パブリッシング)」というタイトルです。
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石原さんは大人らしい言い回しの分野を得意とされて独特の表現スタイルをお持ちなので大変勉強になります。私もアサーティブコミュニケーション(自他尊重のコミュニケーション)の研修もやりますが石原さんの方法は参考にさせていただいています。
今回の本は部下指導、営業、クレーム対応などにそのまま使える話が満載です。「頼む。断る、謝る、ホメる、怒る、承諾、同意、反論、誘い、感謝」といった括りで652のフレーズが紹介されています。
石原さんのホームページはこちら
http://www.otonaryoku.jp/
コミュニケーションの分類のしかたの一つで「アグレッシブ、パッシブ、アサーティブ」というものがあります。
アグレッシブ 攻撃的 自分はYES 相手はNO
パッシブ 受け身 自分はNO 相手はYES
アサーティブ 自他尊重 自分も相手もYES
という意味で、アグレッシブは例えばスーパーの特売のお肉を買いに並んでいて割り込まれたら
アグレッシブの人
「何で割り込んでんだよ。後ろに並べ」と言いすぎて下手をするとケンカになる。
パッシブの人
割り込むなと言いたいが、結局言えずにフラストレーションがたまる。
という風に弊害が起きます。私はかつてアグレッシブでしたのでついつい言い過ぎた結果、後で気まずくなったりしたこともありました。
アサーティブな言い方でしたら
「今、後ろから並ばれても特売のお肉は買えるようですよ」
といったように相手を立てながらも自己主張できるわけです。
こうするとフラストレーションがたまりませんし、主張もできるわけです。いいところずくめです。メンタルヘルスの研修でもこのような内容が含まれていることも多いのですが、メンタルの安定にも好影響ですね。
コンプライアンスの良い職場は最終的にはコミュニケーションが活性化した風通しの良い職場ですのでこのようにあたりが柔らかい話し方や伝え方ができることも重要と言えます。