サッカーのワールドカップ予選ですが、ギリギリの戦いに燃えています。ドーハの悲劇、ジョホールバルの歓喜は生で見ましたが、次のワールドカップは自国開催で予選免除、2006年からはアジアの参加枠が増え、かなり余裕を持って予選を通過していたのでひりつくような戦いは久しぶりです。心臓には悪いですがね。
サッカー日本代表の監督の交代という話も議論されています。先日のオーストラリア戦で首の皮一枚つながった状況ですが、この先どうなるんだろうかと思います。初戦のオマーン戦で完全に森保監督の戦術は分析されて負けました。更に前に話をすれば東京オリンピックの3位決定戦、準決勝でも同じよう失敗をしています。にもかかわらずサウジアラビア戦は、先発メンバーも戦術も大した変化もなく、オーストラリア戦でようやく中盤を変えて何とかしたといった感じです。
正直、戦術のオプションや柔軟な相手への対応、実績頼りではない選手の能力評価と活用と意味においてこの先は監督の交代が必要でないかと思っています。指揮官は大事です。
プロ野球でも高校野球でもそうです。
かつて甲子園で旋風を巻き起こした三重県の明野高校出身で、元ヤクルトスワローズ、阪神タイガース出身の友人の広沢好輝君の話はたびたびこのブログでも書いていますが、彼が言うには明野高校は冨士井監督が亡くなって甲子園の常連だったのが瞬く間に県大会1回戦負けのチームになってしまったし、ヤクルト時代の野村監督から受けた指導はかけがえのないものと聞いています。チームを率いる指導者の存在はそれほどに大きなものです。
部長や課長をされている方々もそれと同様です。皆様の存在はそのように大きなものなのです。管理・監督職、指導者としてこのブログを見てご自身の重要性を今一度感じていただければと思って文章を書いています。
思えば私も色々な方の指導を受けてきました。リトルリーグでは元特攻隊の生き残りの会長より厳しさや真剣さを学びました。小学校3,4年の時の担任2人が大嫌いだったので勉強が嫌いになりましたが、5,6年で勉強を好きにさせてくれた先生には本当に感謝しています。楽器は津々美洋さんといってロカビリーの頃のギタリストで平尾昌晃さんを育てたという有名な方に学びました。私は今もギターを弾きますが、基本を鍛えていただいたことは私にとっての大きな財産です。ゴルフは日本アマや国体などに何度も出場したトップアマの兄に教わりました。アメフトを始めた頃はライスボウルMVPの日大出身の山口選手に教わりました。社会に出てからもそうですが指導者には恵まれていたと思います。
自分自身も部課長級の職位に長年ついてましたがどちらかというと失敗譚が多いくらいです。人を統率して育てていくこと、振り返ると改めて大事なんだと思います。