お客様の会社の会長がお若い頃、部下たちに「かっこよく仕事しろ」と言っていたそうです。良い言葉だと思います。常にかっこよく仕事したいと思いますので心に響きました。
特に我々営業はそうすべきです。よれよれのスーツを着た営業から私は物を買おうと思いません。スーツやシャツは自分の身体にフィットするオーダーメイドで。最近ではイタリア製のかなり良い生地のオーダーのスーツが2着で10万くらいで買えます。これくらいの投資を営業は最低すべきです。
ネクタイはせめて1万円の物をしないとスーツに負けます。良いスーツには質感のあるネクタイを合わせましょう。
靴は最低限で3万くらいですか。ピカピカに磨くことは言うまでもありません。
時計は年齢にもよりますが、20代も後半になり一人前になれば、20~30万円程度のものが似合うようになってきます。私の場合、就職した時に父が私が生まれた頃に買ったオメガコンステレーションをくれました。「いい時計してるね」と言われると「私が生まれた頃に父が買ったものなんです」と返すと「いい話だね」と言われたものです。今でもたまに着けます。
特にお客様は靴と時計を見ますよ。昔働いていた不動産ファンド会社は世界中の投資家(アラブの大富豪など)から投資してもらうため1000万の時計、100万円の靴、当たり前に使ってました。相手が富裕層になるほどこの傾向は強いです。
27の時にオメガシーマスターを買いました。35歳まで主力でした。年齢としてちょうどいい感じでした。防水機能が高いので今は海に行ったりテニスの時などスポーツ用として活躍してます。
35歳で結婚した時に記念にペアでカルティエロードスターを買いました。これは私のシンボルマークです。大変気に入り愛用してます。
もう1つ、父からもらったボーム&メルシエのリビエラ。これはとにかく軽いので、パソコン仕事の時に使います。
時計ブランドとはかなり研修の取り引きがありましたので時計の勉強はかなりしました。これがまたビジネスで役立ちます。例えば先日、JAEGER-LECOULTREのレベルソという時計をしていたお客様の役員がいたので、「JAEGER-LECOULTRE、おしゃれですね」と言ったら「この時計に気付いてもらったのは初めてです。さすが講師の方は博識ですね」と大変お喜びでした。PIAGETやAUDEMARS PIGUETの方の時も同様でした。時計の知識はビジネスで役立ちます。
ビシッとかっこよく決めて、教養を身に付けましょう。長い時間はかかりますが、年間500冊の読書で私は知識と教養を得る努力をしています。