動画配信ビジネスを始めるにあたりその3ということで、「組織で取り組む風通しの良いコミュニケーション」のカリキュラムを紹介します。
1.リーダーシップとコミュニケーション
リーダーシップを発揮するために
コミュニケーションの難しさ 伝達率の法則
2.「聴く」コミュニケーションの技術1
共感・受容・傾聴
3.「聴く」コミュニケーションの技術2
カウンセリングの技術
4.「聴く」コミュニケーションの技術3
様々な質問法
5.「聴く」コミュニケーションの技術4
フィードバックと承認
6.「聴く」コミュニケーションの技術5
何を承認するか
7.「伝える」コミュニケーションの技術1
感じの良い話し方/
8.「伝える」コミュニケーションの技術2
アサーティブコミュニケーションの基本
9.「伝える」コミュニケーションの技術3
結論先出しの分かりやすい話法
リーダーシップとコミュニケーションは密接に関係しています。リーダーシップを発揮するためにはコミュニケーションが不可欠です。コミュニケーションスキルを身に着けることは本当に奥が深いものです。長年コミュニケーションを学び、講師をしながらも最前線での営業・トラブル対応・個別面談指導をしている私でもまだ1回言うだけでは伝わらなかったり、逆に3回聞かないと分からなかったということがあります。その「話す」と「聴く」について学んでいくのが今回のシリーズです。
組織の風通しの良さはとても大事なことです。下の意見が潰されたりあいまいにされてしまう、また上にモノが言えないといった組織の慣れの果てをいくつも見てきました。最近では日野自動車や東芝などが端的な例です。日野自動車の場合、年々厳しくなる基準に対して燃費の数値を何が何でも達成しろという上からの圧力に対して下からのこれは不正なのではないかという声を封じられ、少なくとも2003年からということなので20年に渡り不正が行われてきたという話です。
東芝の場合は「チャレンジ」という言葉をスローガンにして過大な目標を掲げ、何が何でも達成するというやり方をしていました。2020年6月のパワハラの法改正の内容に当てはめるとこれは明確に「過大な要求」に当たります。完全にアウトな話になります。
私自身、強烈なトップダウン型の会社に数社在籍しました。そのうち2社は上場企業でしたが潰れましたし、かなりの規模縮小になった会社もあります。逆に風通しの良い会社は順調に伸びています。風通しの良いコミュニケーションが活性化した組織風土こそが正しい組織を作ります。