今日は商談のその場で1件受注。その後、メールで1件ご依頼がありました。
前者は公的な人権団体様で、「話した内容に対してここまで完璧な提案をいただいたことに感動しました。」と、大変嬉しいお言葉をいただきました。もう1件はこれで10年連続のご依頼です。
「初めまして」の最初の商談は必ず会社のロゴマークと同じ色、濃紺のスーツとオレンジイエローのネクタイで伺います。濃紺は研修会社として最も必要な誠実さと安心感を、オレンジイエローは私の勢いと躍動感を示しています。また、必ず相手に合わせた雑談を入念に準備します。先週の商談では、東京都港区芝の会社様でしたが、以前その近くに住んでいて、そのあたりでプロポーズをした思い出の街なんです。といった話ですぐ打ち解けました。
ちょっと前には百貨店がらみの仕事の際は、「私、実は百貨店の運営会社の息子なんです。」といったトークが受けました。忘れていましたが、かつて伊勢にあった三交百貨店の管理会社の社長をしていたことを父がしていたのを思い出してのトークです。
ある美容外科クリニックの時には「御社はものすごく大変なクレームが多いと思います。日々皆様、大変な思いをされているかと考えます。我々の業界では食品会社の○○社、高級マンションの○○社、熱狂的なファンが多い○○社、そして御社が日本4大クレームが大変な会社と言われています。実は他の3社は私が担当していますが、本当に大変なんだと思いますので、是非御社に貢献ができればと思い、今回は伺いました。」といった話を準備して、後2社の話を聞く段階だったのが、その場で内定的な言葉をいただき、受注に至りました。
私の仕事は決裁権者や人事教育担当者相手です。企業は人事には優秀な人材を置きますので、清潔感と確立した自分らしいスタイルで第一印象を良くして、すぐに打ち解けて「この人、凄そう」と一発で感じていただき、仕事をいただくよう、このような準備をして臨んでいます。営業におけるアプローチは沈黙のクロージングとも言います。最初の何分かで勝負はつくものです。そのためには見た目の印象、感じの良さ、親しみやすさを演出すること、これ大事です。

