本日は動画配信の月曜日です。パワーハラスメントの内、過大な要求・過小な要求について厚生労働省の資料に基づいた話をしました。
過大な要求は例えば過酷な環境下における長時間の労働、どう考えても3日かかる仕事を1日でやれといったことです。逆に過大な要求にならないケースなども紹介しています。
過少な要求とは例えば辞めさせたいと思っている管理職に実力に見合わない簡単な仕事をさせるとか、良く思っていない社員に仕事を与えないということです。
過大・過少にならないためのボーダーラインがどこにあるかを3分動画でご理解いただけると思いますので是非ご覧ください。
今回のハラスメントシリーズは何をしたらハラスメントになるのか、最新の内容を分かりやすく噛み砕いて伝えておりますのでシリーズでご覧ください。
ZOOMで目上の人より先に退出してはいけないとか、目下の者は先に入室していないといけないといったルールなどありません。ZOOMに上座や下座はありません。「マナー講師」はこの機会にと便乗してムダで非効率な昭和マナーを世の中に押し付けてきます。やめましょう。断固拒否します。こんなマナーはいりません。余計なルールを導入して効率を下げることは絶対に避けましょう。(ZOOMの上座設定はできるようですが絶対不要!)
こんなことをするから生産性が落ちます。ZOOMで講師をしているのでよくわかりますが、入る順番をいちいち目下の方からなんてやっていたら無駄に時間を消費するだけです。はっきり言います。アホです。無駄です。非効率です。そんなことしている間にアイデアの1つ2つ出ますよね。誰が得をするのでしょうか。ルールを作ったマナー講師だけですよね。
同時に印鑑文化とFAXを撲滅するチャンスです。これも改めて強力に進める必要があります。本日、久しぶりにFAXが来ましたが融資詐欺のお誘いでした。FAXやめたいですが、たまにほんのたまに自治体の案件がくる場合があるので止めれないんです。頼むからメールで送ってほしい!
印鑑いりますか?いりませんよね。テレワーク下で印鑑をもらうためだけに出社したという話をよく聞きました。何の意味がある行動なのでしょうか。全く意味がありませんよね。これでウイルスに感染したならばどういったことなのでしょうか。
FAXなどインク代と紙代の無駄でしかないです。なぜメールでPDFファイルを送ってこないのでしょうか。弊社は3年くらい前からペーパーレス化を推進しています。ご提案書も企画書も全てお打ち合わせ前にメールで送るか、サブモニターを使って説明します。最近はZOOMでやることが多いです。印刷するのはご請求書くらいです。ご請求書もPDFで、印鑑無しでOKというお客様も増えています。お見積書はPDFで済ませます。
私は5年前に開業以来フリーアドレスで仕事をしています。集合研修の場合と、オンライン研修やコーチングなどの際はWEB回線の安定が必要なので事務所にて有線でPCを接続する以外、どこで仕事をしても「捗ることを最優先に」仕事をしています。
機密事項について問題の無い仕事ならば、私は天気の良い日は河原や公園で仕事をしますし、考え事をするときはPCの前に向かう意味がないので散歩したりドライブをします。アイデアは脳内ホルモンの分泌の関係で午後に出やすいので午後はそのように過ごすことが多いです。アイデアを出すコツは「ながら動作」です。アインシュタインが相対性理論を閃いたときは自転車に乗っていたそうです。机の前に座るよりお風呂に入ったり、散歩している方が面白いアイデアは出やすいです。この時、メモノートとペンが必需品です。思いついたアイデアは書かないと忘れてしまう。これは大いなる損失です。
テレワークの環境で家に籠ってしまうという方が多いですが、午後は外に出ましょう。生産性が上がります。アイデアが出ます。効率的な1日の過ごし方については以前にYOUTUBEで話してますのでぜひこの動画をご覧ください。
生産性を高めるために無駄な昭和マナー・印鑑・FAXはやめましょう。改めて非効率撲滅を強力に社会全体で推し進めましょう。
本日は動画配信の木曜日です。本日は三重県内のある自治体様で午前中は管理職向け、午後は若手職員様向けにコンプライアンス・ハラスメントの研修に出てきました。私の住む三重県津市でも現在不祥事が発覚して大きな問題になっておりますが、不祥事というものは「そんなつもりはなかった」というケースが大半で、「つい、うっかり」など不祥事を起こした人たちは言いますがそれでは通りません。しっかりとした予防をしていくことが大事です。
今回のハラスメントの動画は
1.人間関係からの切り離し
2.個の侵害
についてお話をしています。
2020年6月からの法改正でパワハラの定義がより明確になりましたが、そのうちの2つについての話です。3分ほどです。ぜひご覧ください。
災害にあってしまう時のためのリスクヘッジが必要です。写真は25年前に行ったインドのタージマハルですが、四隅にある塔は地震などがあった際に本体側に倒れないようやや外向きに建ててあると現地で聞きました。400年前にそのようなリスクヘッジがされています。すごいことだと思います。
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災害にあった時に知っておくと良いと、安心なお金の専門家の方に聞いた情報をお届けします。
災害にあった場合に困ることはお金と病気の問題が多くを占めるそうです。キャッシュカード、通帳、健康保険証を無くしてしまった時どうすれば良いのでしょうか。
1.身分証があれば銀行で預金は下せるので身分証は確保しておく。
2.すぐに自宅を片付けず、罹災証明書をもらうために証拠写真を撮る。
3.健康保険証がなくても氏名、生年月日、連絡先、国民健康保険など加入している保険の種類があればお金がなくとも病院にかかれる。
この3点がポイントだということです。覚えておくと良いでしょう。
災害時などにおいて企業において「事業の継続性を担保できること」が大事です。今回のコロナウイルス禍や災害時、テレワークができる環境を整えておけば何かあった時でも事業を継続していくことが可能になります。テレワークにはいろいろメリットがありますが、企業の存続性についての重要性は極めて高いメリットであると言えます。
私は5年前に東京から三重県に戻り「通勤」が無くなりました。東京でも最も混雑する地下鉄東西線の中で更に一番混む区間に住んでいましたので通勤時は強烈なものがありました。私の85キロの巨体が周りから押されて浮いたことが何度かありました。正直軽く殺意に近い感情が湧き出ても仕方がないレベルだと思います。大変なストレスでした。今また東京に戻って通勤しろと言われたら絶対に断ります。
私と同じようにテレワークに馴染み、通勤地獄にはもう戻れないという方も多いと思います。管理職が業務の細分化・可視化を行い、部下と仕事内容の合意形成し、部下はセルフマネジメントを覚え、テレワークに必要なコミュニケーションスキルを身に着ければむしろ効率的になれます。
家内の実家は神奈川県ですが、最近湘南地区に引っ越す方が増えていると聞きました。都心に行くのはたまにで良いので東海道線で1時間で東京に出れるところで、基本テレワークにして海の見える広くて安いマンションで快適に過ごすという考えです。ワークライフバランスの取れた働き方ですよね。
どこに住むかと言うことも選べる時代がきているとも思います。昨年始まった5G回線を使って東京の医者が離島の患者の手術ができるようになりました。既に一昨年スペインで手術が成功しています。
企業の存続性について人の採用・確保が重要になってきています。全国から優秀な人材を集め、ワークライフバランスの取れた環境を社員に担保することはこれからの企業の重要課題になるでしょう。
カウンセリングやコーチングの手法の中に「相手の言葉を返す」というものがあります。これには相手からすると聴いてくれている感じがするのでクレーム対応にも有用です。クレームを言う方は「私の言うことを聴いてほしい、理解してほしい」という心理を持つものです。しっかりと共感してあげるために使っていきます。
例えば「私は三重県伊勢市の出身です。伊勢は緑豊かで食べ物がおいしいです。」と相手が言えば、
「ああ、伊勢ですね。おいしいんですね」と部分的に相手の言っていることを切り取って返すのが基本です。オウム返しの話法です。
しかし、「伊勢のご出身なんですね。緑が豊かでおいしいんですね。」とそのまま返し過ぎるとどうなるでしょうか?
「さっきから私の話をそのまま返しているだけだね。ちゃんと話を聞いているの」?」となってしまいます。このようなことにならないためには言い換えの話法とプラスの話法が有効です。
言い換えの話法は「仕事をミスして、明日会社に行きたくないよ」と言われたら、そのまま「仕事をミスして会社に行きたくないのですね」ではなく、「仕事で失敗したら出社するのが嫌になるよね」と少し言い換える話しかたです。言葉を少し変えるだけで自然になります。これが言い換えの話法の利点です。
しかし、オウム返しと言い換えだけでは相手の話以上のボリュームが出ません。相手が口下手な型ならかなり会話が厳しくなります。ここでプラスの話法の出番です。相手が言ったことに対して、肯定的にプラスして返していく方法です。例えば「森の中に行くと気持ちいいよね」と言われた時に「「ああ、森の中に行くと心が落ち着いて、リラックスできて最高の気分ですよね」と返します。
相手からすると自分の気持ちをよく理解してくれている気持ちになります。クレーム対応でも相手の怒りを下げていくために共感をすることが大事ですが、その手法として有効なものの一つが今回お伝えしたフィードバックスキルです。ぜひ覚えましょう。過去にアップした動画もご参考にしてみてください。
本日は動画配信の月曜日です。パワーハラスメントについてのシリーズ第5弾、パワハラと指導の境界線について語りました。
パワハラかそうでないかという境目はなかなか判断が難しいところですが、基本的なスタンスについては本日のお話は明確なものだと考えますので是非皆様にお伝えしたい内容です。ハラスメントは部下から上司へのものもありますので、部下を持つ方だけでなく部下の立場の方にもご覧いただければと思います。
まず、ポイントの1つは「叱る」と「怒る」を明確に区別することです。叱るは相手・部下のためにやるもので、怒るは自分自身の感情です。自分の感情で他人に当たるのは避けなければいけません。
もう1つは冷静に事実に基づいた話をしていくことです。その根底には愛情と勇気が必要です。このようなことについて話しています。3分ほどの動画です。
「最近の若いやつは」という言葉は自分が老けたみたいなのでずっと使わなかったのですが、3年ほど前に初めて使ってしまった時は2日程凹んでしまった記憶があります。
私も昔、この言葉を言われたことがありました。いつの時代も世代間のギャップというものはあるものです。私がこのセリフを言ってしまった相手は当時25歳でしたが、彼らは物心がついた時には既に携帯電話が普及していた世代です。私の10歳の娘ですと既にスマートフォンが普及していましたので、家内や私のものを自然と使えるようになっています。恐ろしいスピードで時代は変わっていることを特に管理監督職クラスの方々は改めて認識されるようにしなければ、若手とのコミュニケーションや指導は難しいものになります。
今の20代~30代前半が良く言う言葉の一つが「コスパ」、コストパフォーマンス(費用対効果)です。いかに効率的にやるかを彼らは重視します。先日、私のあるお客様でこのような話がありました。
課長が自分で考えて仕事を進めてほしいのでそう言ったところ、言われた若手社員は、
「既にやり方が確立されている仕事を自分で考えるのは非効率です。管理職として間違ってますよね。」
この課長さん、しばらくかなりのショックを受けられたようです。
この場合、「余分な事かもしれないけれども、自分で考えて仕事を覚えるということを分かってほしいからあえて考えてみてほしいんだ。自分で進めることで深い理解につながることもあるので、一見非効率に思うかもしれないけどやってほしい。」
と言ってあげなければいけないようです。
時代が変わればコミュニケーションも指導のしかたも変わります。手取り足取りで育ってきた世代へのコミュニケーションの取り方を身に着けていく必要があります。
本日は動画配信の木曜日です。私の叱責動画その2になります。
この動画を見れば、このようなパワーハラスメントを決してしてはいけないと皆様のご理解を深めるための演技であり、私は今までこのような叱責は一切したことがありませんのでご承知ください。自分自身だとは思えないくらいの迫力ある演技です。被さるように叱責を叩き込んできます。
こんなことがあるのかといえば実際にあります。実際にこのようなやり方がまかり通っているので、その結果として私への研修のご依頼がくるわけです。まだまだ都市部でも地方でも「昭和の香り」は残っています。「令和の空気感」に変えていくことが必要です。今回は5分ほどの動画です。
本日は富山県の自治体様で研修でした。クレームや不当な要求、病的クレーマーへの対応について事前にどのようなことに困っているかを伺った上で研修を実施しているので、受講生の皆様は非常に強い興味を持っていただいた上で研修に臨んでいただきました。
今年でこの研修は3年目になりますが大変人気の研修で、昨年までは1クラス開催でしたが、今年は定員をはるかに上回ったため2回開催になりました。富山は遠いですが、四季折々の魚介類が大変美味しいのでいつも楽しみにしています。ここのところ2か月に1回のペースでお邪魔してます。
この研修をしている間に嬉しいお知らせをいただきました。愛知県のある市役所で昨年度不当要求対応研修を私が担当しましたが、今年度は価格が理由で他社に取られてしまいました。ところが他社の研修は内容が悪く、やはり小菅先生の研修が効果が高いのでお任せしたいということで来年度は私が再度担当するというお話です。これは嬉しいですね。大変光栄なことと思います。
来年度についてクレームや不当要求研修の研修のご依頼は現時点で20件を超えました。中部北陸エリアの自治体では恐らくクレーム系とコンプライアンス・ハラスメント系の研修を1番やっているのではと言われています。クレーム系については「すべてのクレームに関わる方々の安心と安全のために」、コンプラ・ハラスメント系は「すべての働く方が良い職場環境で働けるために」と思い研修に立っています。
本日は動画配信の月曜日です。今月はパワーハラスメントに関するシリーズを配信していますが、先日お知らせしましたように今週の2本はパワハラ上司役を演じてみました。
こんなパワハラ上司が今の時代いるのかと思われるかもしれませんが、結論います。度を超えたパワハラがあり、研修を依頼いただくケースが多いのがその証拠です。今回は精神的な攻撃のうち、人格否定・能力否定について話をしていますが、このようなハラスメントはしてはいけないとはっきり認識をされている方は意外と少ないように思います。まだまだこのような話を伝えていかないと世の中に正しい考えを持った方々が増えていかないといつも思っています。
自治体でのハラスメント・コンプライアンスの研修は今月は3回予定があります。理不尽なハラスメント・違法行為などが世の中からなくなっていけばと言う思いで研修に立っておりますが、ぜひ動画でもご覧いただければと思います。今回は短めで3分ほどです。