災害にあってしまう時のためのリスクヘッジが必要です。写真は25年前に行ったインドのタージマハルですが、四隅にある塔は地震などがあった際に本体側に倒れないようやや外向きに建ててあると現地で聞きました。400年前にそのようなリスクヘッジがされています。すごいことだと思います。
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災害にあった時に知っておくと良いと、安心なお金の専門家の方に聞いた情報をお届けします。
災害にあった場合に困ることはお金と病気の問題が多くを占めるそうです。キャッシュカード、通帳、健康保険証を無くしてしまった時どうすれば良いのでしょうか。
1.身分証があれば銀行で預金は下せるので身分証は確保しておく。
2.すぐに自宅を片付けず、罹災証明書をもらうために証拠写真を撮る。
3.健康保険証がなくても氏名、生年月日、連絡先、国民健康保険など加入している保険の種類があればお金がなくとも病院にかかれる。
この3点がポイントだということです。覚えておくと良いでしょう。
災害時などにおいて企業において「事業の継続性を担保できること」が大事です。今回のコロナウイルス禍や災害時、テレワークができる環境を整えておけば何かあった時でも事業を継続していくことが可能になります。テレワークにはいろいろメリットがありますが、企業の存続性についての重要性は極めて高いメリットであると言えます。
私は5年前に東京から三重県に戻り「通勤」が無くなりました。東京でも最も混雑する地下鉄東西線の中で更に一番混む区間に住んでいましたので通勤時は強烈なものがありました。私の85キロの巨体が周りから押されて浮いたことが何度かありました。正直軽く殺意に近い感情が湧き出ても仕方がないレベルだと思います。大変なストレスでした。今また東京に戻って通勤しろと言われたら絶対に断ります。
私と同じようにテレワークに馴染み、通勤地獄にはもう戻れないという方も多いと思います。管理職が業務の細分化・可視化を行い、部下と仕事内容の合意形成し、部下はセルフマネジメントを覚え、テレワークに必要なコミュニケーションスキルを身に着ければむしろ効率的になれます。
家内の実家は神奈川県ですが、最近湘南地区に引っ越す方が増えていると聞きました。都心に行くのはたまにで良いので東海道線で1時間で東京に出れるところで、基本テレワークにして海の見える広くて安いマンションで快適に過ごすという考えです。ワークライフバランスの取れた働き方ですよね。
どこに住むかと言うことも選べる時代がきているとも思います。昨年始まった5G回線を使って東京の医者が離島の患者の手術ができるようになりました。既に一昨年スペインで手術が成功しています。
企業の存続性について人の採用・確保が重要になってきています。全国から優秀な人材を集め、ワークライフバランスの取れた環境を社員に担保することはこれからの企業の重要課題になるでしょう。
カウンセリングやコーチングの手法の中に「相手の言葉を返す」というものがあります。これには相手からすると聴いてくれている感じがするのでクレーム対応にも有用です。クレームを言う方は「私の言うことを聴いてほしい、理解してほしい」という心理を持つものです。しっかりと共感してあげるために使っていきます。
例えば「私は三重県伊勢市の出身です。伊勢は緑豊かで食べ物がおいしいです。」と相手が言えば、
「ああ、伊勢ですね。おいしいんですね」と部分的に相手の言っていることを切り取って返すのが基本です。オウム返しの話法です。
しかし、「伊勢のご出身なんですね。緑が豊かでおいしいんですね。」とそのまま返し過ぎるとどうなるでしょうか?
「さっきから私の話をそのまま返しているだけだね。ちゃんと話を聞いているの」?」となってしまいます。このようなことにならないためには言い換えの話法とプラスの話法が有効です。
言い換えの話法は「仕事をミスして、明日会社に行きたくないよ」と言われたら、そのまま「仕事をミスして会社に行きたくないのですね」ではなく、「仕事で失敗したら出社するのが嫌になるよね」と少し言い換える話しかたです。言葉を少し変えるだけで自然になります。これが言い換えの話法の利点です。
しかし、オウム返しと言い換えだけでは相手の話以上のボリュームが出ません。相手が口下手な型ならかなり会話が厳しくなります。ここでプラスの話法の出番です。相手が言ったことに対して、肯定的にプラスして返していく方法です。例えば「森の中に行くと気持ちいいよね」と言われた時に「「ああ、森の中に行くと心が落ち着いて、リラックスできて最高の気分ですよね」と返します。
相手からすると自分の気持ちをよく理解してくれている気持ちになります。クレーム対応でも相手の怒りを下げていくために共感をすることが大事ですが、その手法として有効なものの一つが今回お伝えしたフィードバックスキルです。ぜひ覚えましょう。過去にアップした動画もご参考にしてみてください。
本日は動画配信の月曜日です。パワーハラスメントについてのシリーズ第5弾、パワハラと指導の境界線について語りました。
パワハラかそうでないかという境目はなかなか判断が難しいところですが、基本的なスタンスについては本日のお話は明確なものだと考えますので是非皆様にお伝えしたい内容です。ハラスメントは部下から上司へのものもありますので、部下を持つ方だけでなく部下の立場の方にもご覧いただければと思います。
まず、ポイントの1つは「叱る」と「怒る」を明確に区別することです。叱るは相手・部下のためにやるもので、怒るは自分自身の感情です。自分の感情で他人に当たるのは避けなければいけません。
もう1つは冷静に事実に基づいた話をしていくことです。その根底には愛情と勇気が必要です。このようなことについて話しています。3分ほどの動画です。
「最近の若いやつは」という言葉は自分が老けたみたいなのでずっと使わなかったのですが、3年ほど前に初めて使ってしまった時は2日程凹んでしまった記憶があります。
私も昔、この言葉を言われたことがありました。いつの時代も世代間のギャップというものはあるものです。私がこのセリフを言ってしまった相手は当時25歳でしたが、彼らは物心がついた時には既に携帯電話が普及していた世代です。私の10歳の娘ですと既にスマートフォンが普及していましたので、家内や私のものを自然と使えるようになっています。恐ろしいスピードで時代は変わっていることを特に管理監督職クラスの方々は改めて認識されるようにしなければ、若手とのコミュニケーションや指導は難しいものになります。
今の20代~30代前半が良く言う言葉の一つが「コスパ」、コストパフォーマンス(費用対効果)です。いかに効率的にやるかを彼らは重視します。先日、私のあるお客様でこのような話がありました。
課長が自分で考えて仕事を進めてほしいのでそう言ったところ、言われた若手社員は、
「既にやり方が確立されている仕事を自分で考えるのは非効率です。管理職として間違ってますよね。」
この課長さん、しばらくかなりのショックを受けられたようです。
この場合、「余分な事かもしれないけれども、自分で考えて仕事を覚えるということを分かってほしいからあえて考えてみてほしいんだ。自分で進めることで深い理解につながることもあるので、一見非効率に思うかもしれないけどやってほしい。」
と言ってあげなければいけないようです。
時代が変わればコミュニケーションも指導のしかたも変わります。手取り足取りで育ってきた世代へのコミュニケーションの取り方を身に着けていく必要があります。
本日は動画配信の木曜日です。私の叱責動画その2になります。
この動画を見れば、このようなパワーハラスメントを決してしてはいけないと皆様のご理解を深めるための演技であり、私は今までこのような叱責は一切したことがありませんのでご承知ください。自分自身だとは思えないくらいの迫力ある演技です。被さるように叱責を叩き込んできます。
こんなことがあるのかといえば実際にあります。実際にこのようなやり方がまかり通っているので、その結果として私への研修のご依頼がくるわけです。まだまだ都市部でも地方でも「昭和の香り」は残っています。「令和の空気感」に変えていくことが必要です。今回は5分ほどの動画です。
本日は富山県の自治体様で研修でした。クレームや不当な要求、病的クレーマーへの対応について事前にどのようなことに困っているかを伺った上で研修を実施しているので、受講生の皆様は非常に強い興味を持っていただいた上で研修に臨んでいただきました。
今年でこの研修は3年目になりますが大変人気の研修で、昨年までは1クラス開催でしたが、今年は定員をはるかに上回ったため2回開催になりました。富山は遠いですが、四季折々の魚介類が大変美味しいのでいつも楽しみにしています。ここのところ2か月に1回のペースでお邪魔してます。
この研修をしている間に嬉しいお知らせをいただきました。愛知県のある市役所で昨年度不当要求対応研修を私が担当しましたが、今年度は価格が理由で他社に取られてしまいました。ところが他社の研修は内容が悪く、やはり小菅先生の研修が効果が高いのでお任せしたいということで来年度は私が再度担当するというお話です。これは嬉しいですね。大変光栄なことと思います。
来年度についてクレームや不当要求研修の研修のご依頼は現時点で20件を超えました。中部北陸エリアの自治体では恐らくクレーム系とコンプライアンス・ハラスメント系の研修を1番やっているのではと言われています。クレーム系については「すべてのクレームに関わる方々の安心と安全のために」、コンプラ・ハラスメント系は「すべての働く方が良い職場環境で働けるために」と思い研修に立っています。
本日は動画配信の月曜日です。今月はパワーハラスメントに関するシリーズを配信していますが、先日お知らせしましたように今週の2本はパワハラ上司役を演じてみました。
こんなパワハラ上司が今の時代いるのかと思われるかもしれませんが、結論います。度を超えたパワハラがあり、研修を依頼いただくケースが多いのがその証拠です。今回は精神的な攻撃のうち、人格否定・能力否定について話をしていますが、このようなハラスメントはしてはいけないとはっきり認識をされている方は意外と少ないように思います。まだまだこのような話を伝えていかないと世の中に正しい考えを持った方々が増えていかないといつも思っています。
自治体でのハラスメント・コンプライアンスの研修は今月は3回予定があります。理不尽なハラスメント・違法行為などが世の中からなくなっていけばと言う思いで研修に立っておりますが、ぜひ動画でもご覧いただければと思います。今回は短めで3分ほどです。
今月の動画配信はハラスメントのシリーズですが、私がハラスメントをする上司役をやった動画を先ほど編集しました。過去最凶に恐ろしい、ド迫力なのができました。来週3月8日(月)、11日(木)公開のものはぜひ私の演技をご覧ください。
過去に人気の「小菅恫喝シリーズ」を3つ貼っておきます。すべてクレーム対応の動画です。これらよりも来週の動画は迫力あります。
実際の上司としての私はこんなに怖くないですよ!実際にはアサーティブコミュニケーションの技を駆使していましたので、ソフトで頼もしい感じだと言われていました。
来週金曜日の研修がちょうどアサーティブコミュニケーションの内容で、本日は動画編集の他、テキストの準備などをしておりました。建設業の会社様ですが、現場監督やその下で働く方々はこだわりの強い方が多い職人さんとのコミュニケーションがとても大事です。言いにくいことを言いやすく伝える内容の研修です。この内容は医療や介護、製造、営業、自治体などどちらでも必要なスキル開発ができます。
本日は動画配信の木曜日です。昨年2020年6月1日から施行されているパワーハラスメントの法律の内容を中心に動画10回シリーズを予定しておりますが、その2回目になります。前回はシリーズの全体像をお伝えしましたが、今回から具体的な内容に入っていきます。
今回のお話は「身体的な攻撃」についてです。身体的な攻撃はパワーハラスメントと言うよりもズバリ犯罪です。蹴ったり殴ったりモノを投げつけることはまさに暴行罪ですし、それでケガを負わせれば傷害罪になります。
昨年12月に週刊文春にすっぱ抜かれた東証一部上場企業CASAの宮地正剛社長の恫喝パワハラの音声データ、約2分間お聞きください。
https://www.youtube.com/watch?v=tqlMtd8ztHM&t=12s
この件は一部上場企業の社長にあるまじきこととして問題になりましたが、実はこの宮地社長とAさんとは昔CASAの前身のリプラスと言う会社で一緒に働いていました。
動画にあるようにAさんが宮地社長の胸ぐらをつかんだことで、Aさんは警察から事情聴取を受けたようです。胸ぐらをつかむレベルでも警察沙汰になります。ちょっとしたことで「つい」は今の時代許されませんので日々心がけが必要です。
本日は桃の節句、ひな祭りです。女性のお祭りですから、娘と妻のために私がちらし寿司を作ってお祝いをします。私は「元祖イクメン」でもありますので、できる日はご飯を作ります。私はこの日の立ち位置は「赤いお顔の右大臣」です。(結局飲みたいだけかい!)
私の生まれ育った三重県伊勢市では
明かりを点けましょ爆弾に お花を上げましょ毒の花 五人囃子に〇(KILL)されて 今日は悲しいお葬式
といった替え歌でしたが、地方によって違いがあるようですね。
五人囃子が〇(KILL)される側に回る場合もあるようですし、
明かりを点けたら消えちゃった お花を上げたら枯れちゃった
なんて替え歌も聞いたことがあります。
娘は家庭学習と言っていわゆる自由課題を毎週1回やっていますが今回はひな人形の役どころを調べています。替え歌に大体出てくる五人囃子は今でいえばバンドみたいなもので、太鼓や鼓、笛などそれぞれの役割があり「能」の音楽係です。三人官女は皇后の身の回りを世話しながら、高い教養を活かして教育係を務めているそうです。左右の大臣は今でいうSPで、天皇・皇后を支えるため全員で一つの組織なんだということを娘から解説してもらいました。なかなか勉強になりました。まさに組織のマネジメントとコミュニケーションと相通じるものがあると思いました。
よくよく聞いてみるとそれぞれの役目がはっきりしていて必要な役割の分担が非常にしっかりとされています。なかなか面白い話を聞けました。いつの時代も必要なことはされているのですね。組織の形態が変われど、役割分担とコミュニケーションは必要なのだと思いました。平安時代から1,000年普遍の原理を垣間見れたと思いました。
それでは、これよりは右大臣タイムに入ります。