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BLOG ブログ|クレーム コンプラ 講師は小菅

サミット人材開発株式会社は最高の人材を育成することを使命とし、みなさまの更なるご飛躍に、そして地域の発展に貢献してまいります。

ブログ 小菅昌秀が良く使うアイデア技法のひとつ オズボーンの作業改善リスト 前後編の後編

昨日に引き続き小菅が良く使うアイデア技法のひとつであるオズボーンの作業改善リストの後半戦を書きます。

前半戦からご覧になりたいという方は以下リンクより前編をお読みください。
https://summit-hrd.co.jp/wp/wp-admin/post.php?post=1545&action=edit

5.小さくしてみる
ランドセルは思い出の品として残したくてもかさばりますが、小さく加工をして記念品としてくれるサービスがあります。

6.代用してみる
クレーム対応では人を変えるだけで収まるケースが多くあります。例えば介護会社でエリアマネージャーをしていた時に現場のポロシャツ姿のヘルパーステーション長がいくら言っても収まらないクレームがネクタイ姿で肩書のついた名刺を出すだけで収まったなんて言うことは良くありました。

7.入れ替えてみる 逆にしてみる
姪がバレエをしていますが、高校生くらいになると男性とのデュエットで踊ります。その相手が三重県にはいないので大阪から呼びますが彼らは何に乗ってくると思いますか?
彼らは近鉄電車に乗ってきません。

正解は・・・

ポルシェに乗ってやってきます。そう、需要に供給が追い付かないので儲かります。

私は息子が生まれたらバレエをさせようと思ってました。私も子どもの頃は野球をしていましたが、男だったら野球選手にと安易に思ってしまいますがドラフトにかかるのは12球団で各8人くらいまで(育成除く)プロ野球選手になれるのは年でわずか100人程度です。東京大学には毎年3,200人入学しますが、プロ野球選手になるのは東大に入るよりも難易度が高いわけです。それよりも圧倒的に競争率が低いバレエの世界で上を目指した方が可能性が高いと言えます。(あくまで可能性の話です。私は野球が大好きです。)

8.組み合わせてみる
プロ野球選手になるのが難しいと言っておいて舌の根が乾かないうちに言うのもなんですが、私の友人に元プロ野球選手がいます。リトルリーグの時からの友人で広沢好輝君と言います。彼と私でやれることを組み合わせてみました。

縦軸に広沢君の話せること
・野村克也監督の教え(ヤクルトで6年間指導を受けた)
・新庄剛志選手の集客術(阪神で新庄選手と親友になり3年間練習パートナーとしてアメリカに帯同)
・リサイクル(現在三重県明和町でリサイクルショップを経営)
・遺品回収(三重県全域)
・漫画喫茶経営

横軸に私が話せること
・クレーム対応
・コンプライアンス
・マネジメント・部下指導
・働き方改革
・営業・販売

これを書き出したところ2つのお話が出来上がりました。
1.野村監督の教えと最近の若手の傾向と指導
2.新庄選手の集客術と営業・販売の技術
これで商品開発ができたということです。

私の住む中部地方ではドラゴンズの人気が強いのであまり反響がありませんでしたが、コロナウイルス禍の少し前に大阪に持ち込んだところ反響がありました。コロナが収まれば大阪で売っていきたいと思っています。

2回に渡ってお話をしましたがこのようにオズボーンのリストはアイデアを出すのに有用です。特にどなたかと「組み合わせてみる」をやってみられてはいかがでしょうか。

ブログ 小菅昌秀が良く使うアイデア技法のひとつ オズボーンの作業改善リスト 前後編の前編

0から1のアイデアを出すのはこれだけテクノロジーが進んだ現在ではかなり厳しく、新しいアイデアは既存の何かを組み合わせたり、付け足したりなどして進化していっています。

新しいアイデアを出すためにはオズボーンのリストが使い良いですので紹介します。

1.場所などを変えてみる
私がやっているような研修のノウハウはほぼ東京に集約されています。私の場合、大学で学んだカウンセリングとプレゼンテーションのスキルをベースに、洗練された営業手法で有名なソニー生命で身体に染み込ませた営業スタイル、大手介護会社と不動産関連会社で死ぬような思いをして失敗経験を積み上げたクレーム対応力とマネジメントと指導といった自身で培ったノウハウと、クレーム対応等リスクマネジメントの国際規格であるISO10002を日本に導入した中心人物の1人でこの分野の国内第一人者である柴田純男先生から承継したノウハウがあります。これを地元に持ち込んだらブルーオーシャン(汚されていない市場)で価格競争のない戦略で研修の提供ができるのでは仮説を立ててやってきましたが、創業5年で仮説が当たっていることを証明できました。本当にライバルという存在が0です。

2.真似をしてみる
上記しましたように柴田純男先生の一番弟子としてノウハウを受け継いでいます。今はそのノウハウを体系化しているところで柴田先生の偉大な功績を世に形として残していこうと取り組んでいます。

3.形を変える
明治乳業(今は明治製菓と合併して明治)では10数年前に「粉ミルクに異物が混ざっている」といったクレームに悩ませられていました。それを「固めてしまえばいい」といった発想で大きくクレームを減らしました。現在小学生の娘を育てるときに私もこれを使いました。計量しなくてもいいのもポイントです。

https://www.meiji.co.jp/baby/hohoemi/rakurakucube/

4.大きくする 付け加える
東京にソライエ葛飾小菅という分譲マンションがあります。私小菅と同じ名前の街で、東京拘置所があることで有名な場所です。死刑囚などが収監されています。そのせいか、住むには抵抗を感じてしまう方が多いようで発売当初あまり売れ行きが良くなかったようです。

そこで東武鉄道と東武不動産が打ち出したキャッチコピーが
「ちょっとすごいぞ小菅 KOSUGEeee!」
これにはやられたと思いました。長年小菅性を名乗っておりましたが気づかなかった・・・。
少し悔しい思いをしました。

小菅に「eee!]を付けるだけでこんなキャッチーなコピーになるとは。

明日はオズボーンのリストの後半戦について書きます。

動画配信 小菅昌秀のクレーム対応シリーズ【全8話/第2話】 お客様満足と従業員の安心安全

2021年7月のYOUTUBE動画シリーズはクレーム対応の内容です。今回は「お客様満足と従業員の安心安全」をテーマにお送りします。

従業員が楽しそうに働いていなければお客様は満足するのでしょうか。お客様第一主義を掲げるならばまずは従業員を大事にするところから始める必要があります。お客様満足を高めるためにはまずは従業員満足を高めることが必要です。

私は良く「いつも楽しそうですね」と皆様から言われます。そうなんです。私はいつも楽しいです。また、いつも生き生きと楽しそうにしているので人は寄ってきてくださると強く思います。そして講師・コンサルタントとして力が発揮できてお客様には強くご満足をいただいています。

では、動画はこちらです。

ブログ 今どきの若手は仕事に対するモチベーションが一人ひとり違う 世界に一つだけの花

今どきの若手社員・職員の仕事に対するモチベーションの種は本当に様々です。数年前に新卒採用した部下に「働くモチベーションの種は何?」と聞いたら「彼氏とアニメ」と聞いた時はびっくりしました。

部下が何をモチベーションに働いているかを知ると成長させやすいです。上述した元部下は彼氏と一緒にアニメのグッズに囲まれた生活がしたいので営業の世界で稼ぎたいという思いを持ってました。

他にも音楽を楽しみたいだとか、バリバリのキャリアウーマンになりたいだとか、学んだ語学を活かしたいとか働くモチベーションは人それぞれです。

考えてみれば若手だけではなくアラフィフの私自身もそうです。一番は家族(母、妻、娘)とどこかに出かけ(コロナ禍の中で最近は遠出はしていませんが)、美味しいものを食べてわいわいと過ごすことで、その他にも好きなことを我慢せずにやりたいこと(ゴルフ、ギター、テニス、読書、釣り、寺社仏閣巡り、美術鑑賞、将棋、和装など)をやりたいだけやっています。

その中で人として必要な美意識を磨いています。仕事は楽しく正しくやることが大事ですが、そのための根源は美意識、と言ってもそんなに難しいことではなく「素直にきれいなものはきれい、おいしいものはおいしいと言える感性」を持てればよいのです。

このような意識を持つことも仕事に対するモチベーションに繋がります。私はコンプライアンス研修の講師ですのでこのような意識を持つことをいつも説いています。私はこういったことを言えていること自体幸せなことと思っています。

話を戻します。現代の管理職に求められる一つが「部下を理解すること」で、部下のやる気を喚起させていく一歩目が部下のモチベーションの種が何かを知ることです。

一人だけどうにもならなかったのが全くモチベーションの種がゼロだった部下です。色々話をしたのですが趣味もなく好きなこともなくただ漫然と目の前にある業務を淡々とこなすだけといった様子で、何の気付きも与えることもできずに結局1年ほどで退職してしまった、苦い思い出です。この件は尾を引いていていまだにどうすれば良かったのかを考えてしまいます。

管理職研修の結びはSMAP(本当は槇原敬之のですが)の世界に一つだけの花のお話をします。

世界に一つだけの花 一人ひとり違う種を持つ 
その花を咲かせるために 一所懸命になればいい

写真は小菅家の花畑です。母は花を育てる名人で今の時期は数十種類の花を見事に咲かせています。母に聞くと種類ごとに育て方が全く違うそうです。今の若手社員たちを育てるのも一緒です。

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ブログ 人を成長させるということは素晴らしいこと・喜びである

3歳くらいの時の娘の動画を見ていました。何てかわいいのでしょうか!顔がついデレデレしてしまいます。表情筋が緩んでいるのが自分でわかります。

今、娘は小学校五年生でまだまだかわいいものですが、かなりしっかりしていますので隔世の感がありますね。本当に成長したなと改めて思います。

見ていた動画は8年ほど前のものです。当時の私はまだ東京の研修会社でマネージャーとコンサルタントをしておりました。家庭では娘を育て、マネージャーとして部下を育て、コンサルタントとしてお客様の社員様・職員様を育てるということに従事していました。今は独立しましたので部下はいませんが、人事顧問をしているお客様先があるのでそちらの方たちは部下に等しい感覚です。つまりずっと人を育てることばかり考えて生きてきているということになります。

コンプライアンス意識を高めること、クレーム対応力をつけることも含めて人を育てるということはとても幸せで素晴らしいことと改めて実感しています。娘の成長はこの上ない喜びですし、顧問先の皆様には定期的に個別コーチングをしていますので手に取るように成長が見て取れます。

1日研修でも最後に発表会をすると社長や人事担当者から「1日でここまで変わるのか」と言われるるくらい成長していただいています。人の成長を支援させていただくことは本当に嬉しい。

企業はヒト・モノ・カネ・情報という資源を持ち、そのどれも必要ですがやはり根幹は人です。人がいてなんぼだと思います。ただそこに居るだけの「人在」を「人材」に、まだまだ材料の「人材」を「人財」に、時には会社にとって足を引っ張る存在である「人罪」を「人材や人財」に変えていくことは企業にとって一番大事なことの一つと思っています。

私は「人」に特化したコンサルタントです。人の成長だけを考え続けることができ、更に私自身も成長できているという好循環のスパイラルができている。これは素晴らしく幸せなことだと思っています。

成長していくためのもう一つ大事なのが明確な目標を持つことです。明確に目標を持つことこそが人を育てます。目標を達成すると喜びの脳内ホルモンが分泌され更にほめられるとよりホルモンの分泌が促進されます。これが脳の成長に繋がります。脳は喜びたがり屋なので「もっと私を気持ちよくさせろ」と命令してきます。これが繰り返していくことでどんどん成長が加速します。

これからも人を育てること仕事に誇りを持ち続け、品質にこだわり抜いていきたいと思います。

動画配信 ちょっとした事で仕事を効率化する 仕事の段取り

6月はちょっとした事で仕事を効率化するシリーズ全8話をお送りしてきましたが、今回は最終話の「仕事の段取り」についてお送りします。

仕事上手な方はどのように仕事を勧めているのかについて具体的な話をしています。究極の仕事の進め方は「急ぎを作らない」ことです。うまく仕事を回していくためにはどうすればいいのか。ぜひ聞いていただきたい内容です。

今回のシリーズでは8つの効率の良い仕事のやり方を紹介しました。どれも簡単で単純なことですが、それだけに効果が高いですし、8つ全て実行すればかなりの効果が見込めます。是非ともお試しいただきたいです。

ブログ 責任ある立場 プレッシャーもあるが常に正しいことをし続ける意識を持つ

大学の先輩に久しぶりに連絡を取ったところ今春から公立の学校の校長になったと聞きました。おめでとうございます。

しかし、今の時代の管理職というのは成り手も少なく、私は多くの自治体・企業で新任課長研修や新任係長研修をしてますがその一言目に「一昔前の新任役職者研修ではご昇進おめでとうございますから始めていましたが、最近ではなりたくてなったわけじゃない、誰もならないから仕方なく引き受けたという声も聞きます。しかしながら役職者なったとなればきちんと職務と役割を遂行する必要が当然あります。そのために必要なスキルや知識をこの研修で身に着けていただきます。管理職になられてご不安もあると思います。この研修では皆様に新しい職務職責に向かって前向きな気持ちを持っていただく内容です。」と話すようにしています。

役職が上がると当然責任が発生しますのでプレッシャーが生じます。そうなるとストレスが原因で不祥事など起こしてしまうことにつながります。中部・北陸地方の多くの自治体で不祥事が起きるとその後の研修に良く呼ばれますが、話しを聞くと組織のプレッシャーや上司からのハラスメント、コミュニケーション不足などが不祥事の原因であることは多いです。それでストレスを貯めこんだ結果悪いと分かっていながら例えば他人名義のクレジットカードを不正に使用したり、痴漢行為に及んだりといったことになってしまっています。

ではそのようなプレッシャーに打ち勝つにはどうすれば良いかと言うことになりますが、結論「常に正しいことをする意識を持つ。」この言葉に尽きます。

これをしていくためには
1.自分自身が卓越したプロフェッショナルであることに対する誇りをもつこと
2.常により良くすることができるかという問題意識を持つこと
3.常に物事に対して当事者意識を持つこと
4.美しいと思うものを素直に美しいと、おいしいものを素直においしいと言える美意識
この4点がポイントになると思っています。

1.について例えば私ならば「私はリスクマネジメント・クレーム対応分野においては中部・北陸地方で現在最も多く研修をしている講師です」と堂々とプロとしての誇りを打ち出しています。このように自分で口にすることで良い意味でのプレッシャーをかけることができます。

2.については常に最新の情報を仕入れ(年間数百冊の本を読みます)研修内容をどんどんブラッシュアップすること。3.については人に興味を持つこと。4.については美術館やお寺・神社には良く行き、工芸品に触れたり、良い音楽を聴いたりギターも弾きますし、常においしいものを食べるようにしてますし、料理もしますし、ゴルフとテニスと釣りをやりますし、将棋もしますし、旅行もします。あと日本史大好きです。こういったことを続けることで美意識は高まりますし、健全な心を保つことにつながります。

独立して5年経ちますが、それなりに知名度も上がり立場も変わっていってます。私の場合プレッシャーというよりも孤独との戦いの面が強いです。特にコロナで仕事が減ったことを別のやり方で増やしていく必要があってその取り組みが今になってようやく成果になってきています。上記した4つのことを信じてやり続けてきた結果だと思っています。常に正しいことをし続ければ折れることはありません。

こちらの動画も合わせてご覧ください。

コンプライアンス・正しく仕事をするということについて詳しく話を聞きたいという方は下記フォームよりお気軽に小菅までお問い合わせください。

お問い合わせ

動画配信 ほんのちょっとしたことで仕事を効率化する方法 7 悪いことは先に言う

ほんのちょっとしたことで仕事を効率化する方法シリーズ7話目は「悪いことは先に言う」です。

「鈴木さんは明るいけど適当だ。」だと適当ないい加減な人なんだなと悪口に聞こえますが、「鈴木さんは適当だけど明るい」だと誉め言葉になります。後にくる言葉が印象に残りますので言葉の順番には気を付けるべきです。

10年前の東日本大震災の際、福島の原子力発電所のことについてNHKがこのように言って世の中はパニックになりました。

「安全ですが基準値は超えています」

当時私は東京に住んでいましたが、この報道があってからパニックになった多くの方からメール(当時LINEは普及してなかった)が来たことを覚えています。「もう東京は終わりだ!」「~~ベクレル突破した。もう死ぬしかない」こんな感じになりました。

「基準値は超えていますが安全です」と言っていればこんなことにはならなかったと思います。

このように悪いことほど先に言うことの大事さについて動画でお伝えしています。

ブログ アウトプットすることこそが本当の学び しゃべくり倒すとレベルが上がる

私のやっている講師業という仕事はアウトプットの連続です。最近の研修はオンライン開催がほとんどですのでこちらが一方的にしゃべる機会も多く、先日のオンラインセミナーでは休憩を3回はさみながら3.5時間話通しでした。

コンプライアンスとクレーム対応の話がオンラインと相性が良いこともありこれらの内容をよく話すのですが、同じようなことを話すたびにどんどん内容がブラッシュアップされていっています。話しているうちに言いたいことが増えていくのです。伝えたいことがより多くなっていくのです。

本当の理解はアウトプットをしている中でできていくものだと思います。研修を受講する側はインプットをしているわけですが、インプットした内容をどんどんアウトプットしていかないと本当に身に着けたことにはなりませんので研修の中では実際にどのようにアウトプットをしていくのかについても触れていきます。

もちろんアウトプットをしていく材料が必要ですのでインプットはしなくてはいけません。私はここ数年年間200~500冊程度の読書をしていますし、コンプライアンス意識の根幹は人として素直に美しいものは美しいと言える、美味しいものを率直においしいと言える美意識だと思っていますので、美術館やお寺やお城や神社などにもよく参ります。

スポーツをするのも見るのも好きです。健康であることは大事ですし、一流のプレイヤーの姿を見ることは躍動する美を楽しめます。また4月にあったゴルフのマスターズ、あれには心の底から感動しました。私は中学生の時から数えてみたら36年マスターズの中継を見てきており、ジャンボ尾崎、今回解説で号泣されていた中島常幸、伊沢利光の4位、片山晋呉の4位、松山英樹の5位、何度高い壁に弾かれたことか。その高い壁を乗り越えた松山英樹選手、本当に素晴らしい。スポーツを見てここまで号泣したことはありません。

コーチング、カウンセリングの技術の中に「沈黙」があります。松山選手の優勝の瞬間から中島・宮里両プロとアナウンサーが55秒沈黙していました。本当の感動があるときに言葉はいらないんだとも感じました。沈黙は合意形成する際などに使いますが、あの55秒は沈黙の効果を学ばせてもくれました。

昔、ある同業者の講師が研修後に言っていた言葉を思い出しました。「こちらは話を出すばかりで栄養を吸われていく一方だ」・・・勉強不足ですね。学びを忘れた講師に先はありません。こうはなりたくないです。

私の師匠である柴田純男先生は73歳ですが大変な勉強家でいらっしゃいます。先日ZOOMで研修の打ち合わせをしたのですが最新の理論を研究されて話に取り込まれていました。聞かせていただいて頭が下がる思いでした。

私自身はまだ一人前では無いとか卑下するつもりは全くなく、もう充分世の中に広く認められた講師と自分で思っているのでがまだまだとは思いません。それより「もっともっと」成長していきたいという意欲が強い状態です。もっと世の中にお役に立てる仕事を誠実にやり抜いていきたいと強く思います。

ブログ 私は良く人から「楽しそうに生きてるね」と言われる その理由とは

「いつ見ても小菅さんは楽しそうだね」「いつも生き生きとっしているね」とよく言われます。その時私は包み隠さずに言います。「はい。楽しく生きています。」

私は謙遜をすることは好きではなく、正直でありたいので、基本どストレートにものを言います。こうした方がストレスはたまりません。またこのように言うことで相手が共感してくれればその方には信用がおけます。

素直に生きていれば人をやっかんだり嫉妬したりしませんし、相手がすごい人なら素直にすごいと認め何かを学び取れないかと考えます。健全にやっていれば楽しいと思っていましたが、なぜ楽しく生きているかということの根拠が示されている本に昨年出会いました。橘玲(たちばなあきら)さんという作家の本で「残酷な世界で生き延びるたった一つの方法(幻冬舎文庫)」という本です。

この本では「好きを仕事にすること」が最終的な答えなのですが、私はそれができていると確信できました。私は自分の得意な事、自分の好きな事、他人から求められられる事が完全にイコールで結ばれています。

クレーム対応には本当に苦労をしてきましたので私のような苦労をしないような人が増えてほしいですし、ギスギスした世の中ではなく、人々が自由闊達にコミュニケーションを取りながら正しいことをしていくコンプライアンスの良い世の中にしていきたいと心より思っています。(細かいことにとらわれ過ぎたトップダウン型のコンプライアンスの考えの限界は何度も見てきました。)

同書の結びにはこう書いてあります。「それでも能力があろうがなかろうが誰でも好きなことで評判を得ることができる。だとしたら必要なのはその評判を収入につなげるちょっとした工夫だ」

私の場合ですとその「ちょっとした工夫」がコロナ以前は見栄えの良い会社案内の作成、過去の実績、起業以来積み上げた実績、商工会議所やシンクタンクでのセミナーなどでした。しかし、WITHコロナになってからはその手法が通じなくなってしまいました。あれこれ悩んでいる頃にこの本に出会いまして、ここから「コロナ時代のちょっとした工夫」を始めました。

今までは口コミで集客をしていたのであえてホームページを作っていなかったのですが、インターネットでの集客もやってみようと思いましたので10冊以上のネット集客の本を読み、
1.助成金を取り付けて実質無料でホームページを立ち上げる。
2.ブログを毎日書く。
3.YOUTUBEで週2動画を配信する。
ことを始めました。

半年~1年以上は続けないと意味がないことを本で学びましたので後はコツコツやるだけだったのですが、そもそも情報を発信することは好きで、全く苦痛はありません。これは私にとって良い事でした。そして4月になり、ついに私のことを見つけてくれた方と出会いました。その頃「コンプラ 講師」でGOOGLE検索すると2位にまで上がっていました。

その後提携先は増え、元から所属している専門家集団リンクアップや提携先のH社、N社の他、
1.無料オンラインセミナーの集客と運営をしてくれるI社
2.今後私を売り込んでくれるコンプラ専門会社のH社
3.有料オープンセミナーを共催するI社
4.昔に私が所属していた会社の社長が新しく作ったコンサル会社であるK社
5.N社の関西支社
6.柴田純男先生のノウハウの可視化
と5月より更なる取り組みをしてきました。
これらの工夫が6~9月に向けて実ってきます。

これらすべてが楽しみで仕方ありません。好きなことを楽しみながらやっていけばどうにでもなります。

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