大相撲夏場所が千秋楽を迎えます。華吹(はなかぜ)と言う力士がいることをご存知でしょうか?
この華吹さん、何と50歳。いまだに年上の力士がいるとは(私は48歳)知りませんでした。しかも24日に50代の力士として明治41年以来112年ぶりの白星を挙げたそうです。すごいな!
現役力士の中でただ一人の昭和入門で昭和・平成・令和を股にかけた力士だそうです。通算在位は204場所で歴代一位。関取(十両以上の力士。1場所15番の取組みを行う)になったことがないので1場所は7番だけしか相撲を取らないのに659勝もしており、通算勝利数は今までの相撲の歴史の中で61位で、横綱だった相撲協会の八角理事長(北勝海)よりも多く勝っています。
華吹さんは立浪部屋のちゃんこ番(ご飯を作る人)として、ちゃんこ鍋の名人でもあるそうです。ただ長く続けているということでなく、存在意義を示し続けているということだと思います。
研修の冒頭で組織とは何か、会社とは何かと受講生に考えていただく時間をよく取ります。まず組織・会社は社会貢献できることが第一義です。そして存続し続けることが二番目に来ます。いくら社会貢献ができていても適切な利益を出して存続していくということができなけれれば組織・会社は崩壊してしまいます。
今回のコロナウイルス禍の中でブログ、研修のリモート対応化、テレワークを導入するための研修の開発、ホームページ、動画配信、WEB無料セミナーの実施など業態転換と言えるレベルの新しい取り組みをしています。弊社のコンテンツは最新のノウハウで構成されていますが、それでも販路が無ければ存続しえません。アラフィフですが、おっさんの壁を越えて新しいことにとにかくチャレンジをというマインドを持って日々戦っております。
華吹さんの話を聞いて大変勇気づけられましたが、もう一人、同い年の新庄剛志さんにも刺激を受けています。実は私、新庄さんの親友の親友なんです。松阪に広沢好輝君という少年野球時代からの友人がいますが、彼は元プロ野球選手で阪神タイガースにいた時に同い年の新庄さんと意気投合し、新庄さんがアメリカに渡った3年間はトレーニングのパートナーとして一緒に渡米したという人物です。現在はリトライアングルというリサイクルショップと、公福舎という遺品整理業を経営していまして、お互い経営者としてよく話をします。
その広沢君から新庄さんは今回本気で球界に戻ることを考えていると聞きました。ものすごい刺激になりましたね。私も単に継続するだけでなくもっと「高み」を目指さなければいけないなと。広沢君はメジャーリーグの球団を買収して経営することが夢といっています。私も社会貢献と存続し続けるために「ビジョン」を最近リニューアルしました。ホームページにございますので是非ご覧ください。
企業理念は創業時から明確にしていましたが、今回改めて会社の理念・ミッション(使命)・ビジョン(視野 最終的にどうなりたいのかの姿)をより明確化しました。小さい会社ほど会社をブランド化していくことが大事です。更に会社を加速していくために、世の中がこのような状況であるからこそ一度立ち止まって考えて行動に移していく好機と捉えるかどうかで未来は変わると思います。
5年前に起業する際に拘ったのがブランディングです。小さい会社だからこそ明確に差別化されたブランディングが必要と考えました。
戦略を考えるときに良くやりがちなのが仮想敵国を作ってしまうことですが、私はまずこれを止めました。敵を作ることで血まみれの安売り合戦が始まります。これは絶対に避けねばなりません。私はブルーオーシャン戦略という方法をベースにして、SWOT分析/クロスSWOT分析や3Cなどを使って複合的に企業戦略を練りました。価格合戦にならないゾーンを見極め、自社の強みを明確化して、他が競合できない方法で徹底的に勝負を避けて自社ブランドの向上に努めてきました。
起業時、三重県には敵はいないと仮説を立てましたが、5年営業してきて仮説が正しかったことを証明できました。私はマナー講師ではないのでマナーや電話応対の講師とは競合しませんし、コンプラ・マネジメントや部下指導・クレーム・働き方改革などを謳っている方が数名いましたが、私のように最先端のノウハウを持っている方は存在していませんでした。そのような講師は自治体や大きな組織に採用されていないので、自然と競合することもありませんでした。どちらかと言うと私が完全にBtoBなのに対して他の方々はBtoCに近いようです。
起業当初から特にクレーム・コンプライアンス・ハラスメント系の研修を売りにしていました。その分野の国際規格であるISO10002を日本に導入したメンバーの一人で、それらの研修の第一人者である柴田純男先生の内容に準じた研修ができるといったブランド価値は絶大でした。また、自治体・商工会議所・シンクタンクなど公的機関へのアプローチをを最優先しました。~~市役所で研修やっていますと言えるのは大きいです。我々の業界は実績がものを言います。
県内では三重県市町総合事務組合様(三重県の市町の研修所)、伊勢市様、四日市市様、名張市様、各商工会議所様などで採用いただきました。百五総合研究所様のクレーム対応セミナー講師に選んでいただき、毎年登壇していることも大変ありがたい状況を作ってくれました。この実績から始まって民間企業や県外の自治体に波及していきました。
さらにマネジメント・部下指導系、働き方改革系の研修などで「できる講師がいない研修」をどんどん幅を増やして商品開発を行っていった結果、中部北陸地方ではこの仕事は小菅講師に頼もうといった状況ができていきました。
ホームページを立ち上げて、新たに会社理念、ミッション(使命)、ビジョン(展望)をまとめなおしてみました。
聞かれて即答できるよう、暗唱しています。
企業理念
高品質なノウハウをローコストで提供することで、お客様の更なるご飛躍と地域の発展に貢献し続ける人材開発のプロフェッショナルカンパニーであること
ミッション
お客様の職員・社員を最高の人材に育成すること
ビジョン
最もお客様のお役に立てる教育研修会社になること
「寝だめ」はできないそうです。寝不足を解消するためにその分埋め合わせて寝ることは有効ですが、貯めることは出来ないとのデータがあります。
私は毎日理想の睡眠時間である8時間しっかりと寝ていますので休日でもいつもと同じ時間に目覚めます。本日も本を1冊読み、朝食と家族との語らいを済ませ、昨日立ち上げたホームページのチェックを行い修正点を作成業者さんに報告し、本文を書いてこれから出かけるところです。早く起きた方がお休みを有意義に楽しめます。長時間休日を味わうことができます。
いかにリラックスして家族と有意義な時間を過ごすかについて、職業病的ですが自然とマネジメントをしています。今日はこんな感じでというイメージについて自然とPDCAが回っています。
全くカチコチの計画を立てているわけではなくて、「今日はこんな1日に」というゴールイメージが先にあるので勝手にP(PLAN 計画)ができます。Pがあるので自然にD(DO 実行)します。行動するということは大事です。とりあえず動くということができないと「何もせずに1日が過ぎてしまった」ということが起こります。そんな無駄で意義の無い休日は過ごしたくないですね。
Dすれば、軌道修正が必要になりますのでC(CHECK 確認)も自然発生しますし、CすればA(ACTION 改善行動)にこれも自然につながっていきます。
本日のゴールは先ほど家族で話していたのですが、来週のバカンスのために娘が気にいる水着を買うこと、家内の誕生日祝いのプレゼントを買うこと、家内の誕生日の食事でお祝いをすることになりました。この3点について3人で楽しみ尽くすことが本日のPです。そのためにまず買い物に行きます。レストランも昨日予約しました。これがDです。CとAはDすれば付いてきます。
昨日、家内にプレゼントした花束が花瓶に移されております。きれいなその姿と香りを楽しんでいます。家内がコーヒーを淹れてくれました。豊かな香りが更に加わります。娘がピアノの練習をしています。音色が心地よいです。我が家は家内と娘がピアノを、私がギターをやっているのでメロディが流れる時間が多くあります。このような要素があるのも、質素な生活を豊かなものにしていると、娘のピアノを聴きながら思いました。
お休みを有意義にすることで働く意欲が増進しますし、楽しく全力で働くことで休日が楽しみになります。生きることそのものが最高のPDCAサイクルになります。本日のお休みを味わい尽くしたいと思います。
この度、サミット人材開発株式会社 公式ホームページを開設致しました。
皆様にとってお役に立てる情報を発信してまいります。
今週はコンプライアンスの話題を続けてきました。
県内の自治体の研修担当者は皆様同士で繋がっているので、あの研修は小菅講師が良いですよという話になるとご紹介をいただくケースがあります。
特に私が最も得意とするクレーム対応・コンプライアンス・ハラスメントの分野は三重県内の自治体ではほぼ全て私にご指名をいただいているようです。
変な話、自治体で職員が問題を起こし新聞沙汰になったなど不祥事が起こると私に来てくださいといった話になります。昨年度はこのパターンが4回ありました。
私の研修はコンプライアンスやハラスメント研修でありがちな「戒め型」の研修ではなく、人間の心理や脳の構造に基づいた、日本人好みの面白さを盛り込んだ内容でやっています。
若い頃、毎年決まったようにコンプライアンスの研修を受けましたが、毎回内容はほとんど変わりません。「法令遵守、法令遵守。これやっちゃいけない。あれやっちゃいけない。」だけの内容で耳にタコです。意識を持たせる意味は確かにあるのですが1年に1度の通過儀礼で毎回「はい、はい」といった感じでした。
私のコンプライアンス対する意識はそのような程度のものでしたが、2009年、私にとって運命の出会いがありました。私の話にたびたび登場する師匠の柴田純男先生との出会いです。
研修の冒頭での柴田先生の一言は落雷ものの衝撃でした。
「今やコンプライアンスは法令遵守だけではない。」
ずっとコンプライアンス=法令遵守 だと思っていたので心の底から驚きでした。
そして「世間様に胸を張って私は正しいことをしているという倫理観と、利害関係者に対する信頼を確保することこそがコンプライアンスの本質だ。」と続きました。長年、腑に落ちなかったコンプライアンスへの考え方がスーッとお腹の底まで染み渡った瞬間でした。
それ以来柴田先生に心酔し先生が現在は副会長をされている日本説得交渉学会にも入会して10年以上学びを続けています。
柴田先生に師事し学んだことの他、倫理を学び直したり、何が正しいのかと言う線引きを考えてきました。大学が教育学部教員養成課程でしたので、公立学校の教諭になるための倫理を学んでいたことを思い出し、改めて倫理について本を読んだりもしました。そうしていくうちに「組織人(公務員)の倫理とコンプライアンス研修」や「ハラスメントと指導の線引きが理解できる研修」が自然と出来上がっていきました。
不祥事は未然に防ぐことが最も重要です。本来は何かあってから呼ばれるのではなく予防のお手伝いをしたいです。そんな有益な仕事ができることを幸せに、誇りに思っています。今週はずっとコンプライアンスを考え、向き合えた有意義な一週間でした。
本ホームページ・ブログはこの2週間プレオープンでしたが、本日、家内の誕生日21時頃、いよいよ本オープンです。ぜひご覧ください。
本日は伊勢市役所様で研修でした。この研修は新しい役職に上がった方を対象にしておりますので毎年同じ研修のご依頼をいただいています。今年で5年目になります。
サミット人材開発は地元の伊勢でG7サミットが開催された2016年5月に開業しました。最高の人材を育成するという弊社ミッション(使命)とサミットが開催された時に開業したことのダブルミーニングで社名を付けました。そのサミット開催の当事者である伊勢市役所様からのご依頼が弊社の初受注案件です。しかも受注日は娘の6歳の誕生日といった出来すぎたストーリーが完成しました。弊社の会社案内をするときにはいつも最初にこの話をすることが多いです。
監督者向けのマネジメント・部下指導の研修でしたが、ここ2年くらいはハラスメントにならないようにということを強く伝えるようにしています。現代の若手の気質のは読み解けていますので私自身は20代の方々と打ち解けることは簡単にできます。
40~50代の管理監督者がやりがちなのが「俺の若い頃にはこれくらいできた」という武勇伝ですが、はっきり言います。やめましょう。時代のスピードが違います。
情報社会である現代の1日の情報量は平安時代の人の「一生」分、江戸時代の人の「1年」分と言います。我々の若い頃と言うと平成初期でようやく携帯電話が普及しだした時代。パソコンのハードディスクが400メガヘルツ(今の約1000分の1)あれば「インターネット向け」とされていた時代です。
2013年の全世界のデジタルデータ量は4.4兆ギガバイトだったのに対して、今年2020年は44兆ギガバイトと約10倍です。時代はすさまじいスピードで進化してます。
人は自分が楽しかった時代や全盛期を美化します。例えば、先日元プロ野球選手の友人の広沢好輝君に聞きましたが、昔の野球のピッチャーが今のピッチャーより球が速いということは絶対にないとのことです。ですが、大谷翔平選手が日本人最速の165キロを出した頃、昨年亡くなった金田正一さんが「わしは170キロは出していた」とか言ってましたよね。広沢君と話したところ、良くて140キロ、せいぜい130キロ半ば。そんなくらいかと考えられます。
数字を調べてみたら1965年の30代日本人男性の平均身長は162センチ、体重は58キロです。2015年ですと172センチ70キロです。10センチ12キロ上回っています。栄養の環境がまるで違うことが理由と考えられます。
今はタレントのイメージですが、夏の甲子園で通算最多奪三振の記録を持っているのが板東英二さんです。高校を卒業してからプロになって初めて肉を食べたら猛烈な頭痛に襲われたと聞きました。上質な筋肉を作る材料である肉を摂取したことのないピッチャーがそんな記録を作れる時代であったことが実証できる話です。
結論、120キロ出ないピッチャーが普通の時代に135キロ出せていたというのが関の山かと考えます。金田さんも坂東さんもスポーツ科学や正しいトレーニングが無い時代において突出した存在であったという話だと考えることが妥当でしょう。
1965年の男子100m走世界記録が電動計で10秒06(追い風1.3m)、現在のボルトの記録が9秒58です。旧ソ連・東ドイツ・ハンガリーなどの当時の共産圏諸国を中心に(西側諸国にも例があります)ドーピングをあからさまにやっていた頃のハンマー投げなどの記録を除いては昔の記録が今の記録を上回っていることは見受けられないことも数字的根拠となります。
話が長くなりましたが結論、昔の武勇伝など今の若手には響きませんし、むしろ「そんな昔の話しかできないのか、ショボい上司だ」と思われるのが落ちです。それよりも「今、こんな仕事に取り組んでいるんだ」「こんなスキルを身に着けようと思うんだ」と今も前向きに取り組んでいる姿を見せていくことが重要です。
今の若手はコンプライアンス意識も高いです。企業の不祥事を外部に告発するのは大体若手です。ハラスメントにならない指導やマネジメントを行うことも今の管理監督職には求められます。
錣山親方が英断をされました。相撲協会の体質が変わってきたのかなと思え嬉しいです。
日本相撲協会は2000年代から相次いで重大な不祥事を連発しました。
2007 時津風部屋 力士リンチ殺害事件
2010 野球とばく事件
2011 八百長発覚事件
2017 貴ノ岩事件
と続き、今月13日には中川部屋で恒常的な暴力が続いていたことが発覚し部屋が閉鎖といった事態になりました。このようなことがあれば自治体や一般企業ならば最も重い罰である懲戒解雇が妥当ですが、中川親方には2段階降格といった甘々処分で物議を醸しております。この事件を知った時、「またか」と思いました。
日本相撲協会は「公益」財団法人ですので「一般」財団法人よりも税制面で優遇されており、より法令遵守精神が求められる組織です。一人の好角家、コンプライアンスの専門家としてまだまだ厳しい目を向けていく必要があると思っております。
さらにやらかしたのが気鋭の新進力士、阿炎(あび)です。相撲は相手と濃厚接触をせざるを得ず感染リスクが高く、残念ながら一人コロナによる力士の死者も出てしまったこともあり、協会は不要不急な外出を控える内容の厳格なガイドラインを設けていたにも関わらず、接待に接触が伴う「夜の店」に何度も通っていたことが先週発覚しました。
阿炎はやんちゃかつ天然の問題児として有名で、今年2月のコンプライアンス研修受講後に報道陣の前で、寝ていて全く話を聞かなかったと放言し大問題になったこともありました。
ガイドライン破りは重罪です。場所後には阿炎に厳しい処分が下るでしょう。ただ、1点相撲協会にとって光明と思えることがありました。錣山親方(元関脇寺尾)の英断です。
夜の店へ通っていたことが発覚した翌日、錣山親方はこの件をすぐに協会に包み隠さず報告し、阿炎の休場届を提出した上で両国国技館の駐車場で阿炎を待ち構えて追い返したそうです。
まさに「英断」だったと思います。今までの隠ぺい気質な相撲協会において考えれれなかった、極めて大きな出来事と考えています。錣山親方、素晴らしい。
「誰かが責任を取って終わり」では不祥事は繰り返していきます。責任を追及するのではなく、不祥事は明らかにして何が原因であったのかを追究していくことがコンプライアンス意識を浸透させていく上で重要なのです。
阿炎は26歳の伸び盛りの期待している将来有望な力士ですので、今後のチャンスを与えてあげてほしいとも思いますが、どうなることでしょうか。場所後の裁定が気になるところです。
ところで、錣山親方と言えば元関脇の寺尾。ハンサム力士として私が高校生くらいの時に女性からの人気がありました。若貴ブームで相撲人気が高い時代でした。
高2のときに同じクラスに今だとスー女(すーじょ 相撲好き女子)という言葉がありますが、それにぴったりの子がいました。彼女はかなりの寺尾ファンでした。
そのクラスの男子の一人が寺尾に似ていることに私が気づいて、そのスー女さんに「~~って寺尾に似てるよね」と伝えたら、その後二人はいつのまにか付きあってたと聞きました。思わぬところでキューピット役をしていたというどうでもいい話です。
三菱自動車と日本相撲協会、この2つの組織の上昇・下降の曲線を描いてみるとかなり近いものがあります。相撲の世界も完全な上意下達どころか「横綱は神」の世界です。一人の好角家・相撲好きとして閉鎖的な体質から脱して日本の素晴らしい文化を承継していってほしいと思うばかりです。
2回にわたり、似たような曲線を描いた組織についてお伝えしました。ぜひご参考にしてください。最後に不祥事を犯した人がまず言う言葉を伝えます。
「そんなつもりはなかった。」
自分が売った物が「凶器」になるとお考えになったこと、ありますか?
私にはあります。昨日お伝えしたように21世紀のコンプライアンスのあり方を変えた事件のお話をします。
2002年に横浜市で大型トラックのタイヤが外れ(ホイールを含めると1本約140kg)、親子3人が死傷するといった痛ましい事故がありました。2004年にリコール隠しが発覚し、当時の役員などが有罪判決を受けたという結果になりました。
私は1990年代に三重三菱ふそうで大型トラックを販売していました。
この事件があった時はまさにはらわたが煮えくり返るといった心境になりました。なんという物を売らされていたのだ、私が売っていた車そのものだったら私は加害者じゃないかと強く憤慨・憤怒したことを覚えています。同型の車種を実際に売っていましたから。後にこの話を私の師匠である柴田純男先生から21世紀のコンプライアンスのあり方が変わった事件だと聞きましたが、まさか自分がその事件の当事者だったとは夢にも思いませんでした。
話は遡りますが、2000年に三菱自動車の1回目のリコール隠しがありました。この時はダイムラー・クライスラーからの支援もあり、「まじめ まじめ 三菱」というキャッチフレーズで三菱グループの堅実なブランド性をアピールすることで立ち直りかけましたが2002年の大型トラックのタイヤ脱落事故の多発、2004年に再度の大量のリコール隠しの発覚を受けてブランドイメージは壊滅し、ダイムラー・クライスラーの支援は無くなり、三菱グループ各社の支援を受けることで何とか事業継続をしていくことになりました。
そして10年以上が経ち徐々に売れ行きも上昇し、三菱は長年やってきましたが歴史は繰り返す。2016年、三菱自動車の燃費データ改ざん事件が発覚しました。これは決定的でした。
ある三菱のディーラーの営業から直接話を聞きましたが、お客様から「昔のリコールのことは人も間違うことがあるから許せたけど、今回のは明らかな改ざんで人がやったことだから許せない。」と言われる。もう終わりだと言ってました。結果、ルノー・日産自動車の傘下になったということになりました。その営業は翌年転職したと聞きました。
小菅家は三菱自動車の部品の孫請け工場をしていたこともあり、三菱自動車関係者の知人は多いですが、上意下達体質は結局変わらなかったということなんだと思います。
本日、三菱パジェロの生産中止が決まったとニュースで見ました。コロナウイルスの影響もありますが、三菱自動車の2020年3月決算は3,600億円の赤字が出て、生産体制の見直しの結果だそうです。パジェロは若い頃に乗っていたので思い入れがあり大変残念に思います。
コンプライアンスとは「法令やルールを守り、世間様に対して胸が張れる倫理観を持ち、利害関係者の信頼を確保すること(柴田純男先生)」と定義づけられています。
柴田先生はふそうの事件と並んで21世紀のコンプライアンスを変えた事件であるもう一つの事件、雪印乳業15,000人集団食中毒事件の当時、同社の顧問をされていました。
柴田先生と私は当事者である語り部として、コンプライアンスが守られた風通しの良い社会、ハラスメントがなくいきいきと皆様が生きていける社会にしていきたいと願いこの仕事をしています。
三菱自動車と似たような経緯を辿っているのが日本相撲協会です。明日は相撲協会について考察します。
ようやく。本当にようやくです。
4月半ばから集合型の研修・セミナーがストップし、ZOOMを使ってのコーチングやセミナーをしてましたが、3カ月ぶりに集合形式でのセミナーに登壇してきました。
ウイルス対策として
1.30分に1度の換気をする。
2.講師と受講生は3m以上の距離を取る。
3.受講生同士も2m以上の距離を取る。
4.入室の際はアルコール消毒をする。
5.講師はフェイスガード(写真)を付ける。
6.講師の前に飛沫防止シート(写真)を置く。
7.少人数化する。
8.短時間化する。
9.少人数開催でも講師はマイクを使う。
10.グループディスカッションを極力減らし個人ワーク中心とする。
と万全の配慮を行っております。
飛沫防止シートはホームセンターで材料を集め、飛沫対策となり簡単に運び・組み立て・解体ができるように設計してお安い価格で自作しました。
本日はJA様でハラスメントとコンプライアンス研修でした。私のこの手の研修はよくある「戒め型」の研修ではなく、実体験や裏話と心理学・脳科学に基づいている率直に「面白い」研修です。
実体験や裏話は21世紀のコンプライアンスの定義を変えた事件が2つありますがそのうち1件は私は当事者で、もう1件は私の師匠が当事者です。すごい偶然ですが、最近はそのような星の下に生まれてきたんだと思っています。この話は明日詳しく書きますのでお楽しみにしてください。
ここ2年は日大アメフト部の事例を良く使っていますが、私は大学の時にアメリカンフットボールをやっていて加害者と同じポジションでしたがその経験がある者の視点からしか話せない話なども盛り込んでいます。
90分のセミナーでしたのでこちらから伝える場面がほとんどでした。人前でお話させていただくことは「生きがい」です。話しまくると幸せの脳内ホルモンがドバドバ溢れ出るのでこの上ない快感を味わえます。痛み止めのモルヒネより6~7倍鎮静作用があると言われるホルモンなので強力です。
そのまま帰宅すると家族にウザがられるのでカフェに寄ってから帰宅して、今この文章を書いています。
話す楽しみを覚えると人生はより豊かなものとなります。実は私は元々28歳くらいまでは思ったことをうまく話せませんでした。本当にすらすらと思うことを思うように話せるようにようやくなったのは40歳を超えてからです。ずっとトレーニングやロールプレイングを地道に繰り返しや営業・クレーム対応・マネジメントの現場で鍛え続けてきました。
思っていることをうまく伝えることでできれば、歯がゆい思いをしなくて良くなりますのでストレスを感じることが極端に減ります。これだけでも効果は絶大です。
また、相手がうまく話せていない時に相手の話をまとめることができますので、相手のストレスも大幅に軽減できます。そして感謝されます。
話しかた・伝え方のトレーニング、聴き方のトレーニングの研修は得意とするところです。伝えることで感謝される。講師の仕事は幸せだと、3か月振りの集合研修を行い喜びを噛みしめてます。本当にありがたいことです。
まだ完全に脳内ホルモン抜けてませんね・・・。
私は平日週2で家族の晩ご飯を作っています。
イクメン・イクボス研修や働き方改革の話をする立場なのでそれくらいやらないとおかしいと思っています。
実際に愛知県や三重県の自治体で「イクメン(育児をする男性職員)・イクボス(部下の育児を支援する管理職)研修」や段取り力の研修などの講師をしております。世の中に数多くの働き方改革の研修はある思いますが、実際にイクメンの先駆けとして育児や家事をやってきた私のように自らの経験、例えば娘がまだ3歳の時に家内が左腕を骨折して家事どころか髪のセットすらできなかったので毎朝家内と娘の髪をといてゴムで結うところから毎朝スタートした1か月といった話をしているのは私くらいだと思います。男性の研修講師としては48歳の私はかなり若手であり、諸先輩方のご年齢層だとイクメンのご経験はまず無いようだということが理由です。
夕方に料理を作っている際、料理をしながら軽くビールやワインをいただきながら良くやるのが今回の話題、セルフブレインストーミングです。ブレインストーミングは集団志向とか集団発想法と訳されますが、それを一人でやってしまおうという方法です。私の場合、「アイデアノート」という開いたらA3サイズになるノートを使います。そこに思いつくことをとにかく書き続けることです。
ポイントは
1.質より量 2.とにかく広げる 3.非常識な考えが良い 4.まとめない
です。
アイデアを出すうえで大事なのはいかにまずは広げるかです。最初からまとめようとしたら常識の範疇を超えることは出来ません。まず常識を超えていくためには広げることです。まとめるのは後でいいのです。
広げていく上で大事なのは常識のタガを外すことです。午後は集中の脳内ホルモンが薄れ、眠りのホルモンやひらめきのホルモンが出ます。更に軽く酔ったくらいの状態の方が更にタガが外れるので私の場合、軽くお酒を入れる方がむしろアイデアの数が出ます。それを思うがままにアイデアノートに書き殴ります。広げていくことだけに特化します。
アイデアノートに書かれたことをまとめるのは翌朝です。上記しましたように朝は集中のホルモンが出ますのでまとめる行動は午前中が良いです。
午後は広げる、午前はまとめる。これを「発散と収束」と言います。ロジカルシンキング(論理的思考)の研修で良くやる手法ですが、これを生活に応用しています。
7月20日の記事にも書きましたが、私の生活のリズムは午前は集中(収束)、午後はアイデア(発散)が基本です。このリズムが習慣化してから時間の効率化は約2倍です。ぜひご参考にしてください。