トップ > ニュース

NEWS ニュース

サミット人材開発株式会社は最高の人材を育成することを使命とし、みなさまの更なるご飛躍に、そして地域の発展に貢献してまいります。

ブログ 「私は武士の娘」明治の女性だった祖母から「あなたは武士の子」と言われ育ちました

私は父の実家を継ぐべく祖母たちから言われ、育ちました。その祖母は「私は亀山藩(三重県)の武士の娘」ということに誇りを持っていて、私は祖母から「あなたは武士の子」といって育てられました。そのせいか私は非常に正義感を強くもっております。コンプライアンスやクレーム対応の研修講師をしている根底はそのような祖母の教えがあったせいかもしれません。

私の住む三重県津市では初代津藩主の藤堂高虎公の人気が非常に高いです。コロナでこの2年は開催されていませんが、津の祭りには「高虎まつり」というのもあるくらい親しまれています。藤堂高虎公と言えば最も徳川家康に信頼されていたことが知られており、我々ビジネスマンとしても見習うことは多くあります。今までも2冊ほど高虎公の本を読んだことは有りますが、今かなり分厚い本を手に取って読んでいるのと、高虎公が残した遺訓「二百箇条」をひも解いていく試みを始めました。

二百箇条の冒頭は
「可為士者常之覚悟之事」
サムライたるべき者、常の覚悟のこと
と書かれています。

今風に言うならばこんなところが問われているのではないでしょうか。
ビジネスマンは現代のサムライである。現代では常に死を覚悟するということではないのかもしれませんが、今の日本では強い同調圧力がかかる中息苦しく生きている人が多いですが、我々ビジネスマンは本当にそれでいいのだろうか。一人ひとりが己の存在価値を高め、人様のお役に立つことを主張していくということが令和の世の中で必要ではないだろうか。そこに腹を括り、高い志と決意を持ち戦っていくべきであると。

私は私だからこそできるといった研修を数多く世の中に提供できています。正直、田舎での人間関係のせいで仕事を取られるといった田舎特有の圧力がかかったこともあります。正直ちっちゃい人たちで下らない話なので、そのような人たちとは付き合うのはこちらからお断りだと思います。そんな人たちのことを考えるよりもより存在感を示すビジネスマンになっていきたいと思っています。

高虎公の考えは400年前に書かれたものとはとても思えないほど素晴らしいものです。また高虎公は加藤清正と並ぶ築城の名手です。私はお城も大好きなのですがそちらの勉強も並行してより研究を私なりに深めていこうと思っています。学ぶことは楽しいです。しかも私は学んだことをアウトプットとすることができる職についています。アウトプットこそが本当の学びです。知見や教養を深めていくことこそがコンプライアンスの根幹に掛かります。

ブログ 小菅昌秀が語る 良いものを大事に使うことの大事さ 代々受け継がれるもの

23年使ってきたソムリエナイフ(ワインを開けるときに使うナイフ)が家のどこかに消えてしまいました。確か5,000円ほどしたものですが、壊れず長年愛用してきました。

このソムリエナイフ、前にも一度家で紛失して見つかったので同じようにまた出てきてほしいです。その一時紛失した時に買ったソムリエナイフは1,000円程度のものでしたが3年で壊れました。(私の使い方が良くないのかもしれませんが)

5,000円で23年使えば 217円/年
1,000円で3年使えば  333円/年
良いものを大事に使えばお得だということが良く分かる事例です。

時計も良い例でしょう。私は時計を4本持っています。
1本目は私が生まれた頃に父が買って、社会に出るときに貰ったオメガ・コンステレーション。この時計は今はメインでは使ってませんが唯一の革バンドなのでたまに気分を変えたいときに使います。若い頃は「良い時計してるね」と言われたら「私が生まれた頃に父が買った時計を社会人になった時に貰ったものなんです。私と一緒に時を刻んできた相棒です」というと、相手に良い印象を持ってもらえていました。若い頃、お客様から信頼を得るトークとしてよく使いました。

2本目は29歳の時に買ったオメガシーマスターです。4本目を買うまではエースでした。今も海やプール、テニスの時に使うスポーツ用として重宝しています。

3本目は父がくれたボームアンドメルシエ・リビエラです。この時計は薄型で非常に軽いのでパソコン仕事をする日に使っています。

4本目は結婚記念で夫婦ペアで買ったカルティエ・ロードスターです。結婚以来、小菅と言えばロードスターというイメージを持っていただいています。実際にリシュモンジャパン様(カルティエ等のコングロマリット企業)とお取引をしていましたことも大きいです。

これらを持っていることでどれだお客様からの信頼を得たことでしょうか。私の売上にはかなり貢献してくれています。後から聞いたら、
「まずスーツをパリッと着ていて良い時計と手入れのされた革靴を履いて、堂々と話される姿を見て小菅を選んだ。」
とお客様方は言います。

また父から受け継いだ時計も私が買った時計も次世代に受け継いでいくことができます。大事にメンテナンスをしていけば100年以上使えます。(コンステレーションとロードスターは自動巻きなので5年に1度程度のオーバーホールが必要で1回30,000円程度の費用が掛かります)
いずれロードスターは娘が結婚したら娘夫婦にあげようと思っています。(結構重い時計なので年を取ったら軽いのに変えたい気持ちもあります)。購入後14年経ってもそのデザインは色褪せず優れています。

代々受け継いでいくということには意味があります。先祖様や祖父母、父母を敬っていく気持ちは人を強くします。良いものを大事に使っていくことはそこに通じます。

ブログ ポリテクセンターの営業研修の講師を務める小菅昌秀の「世にも珍しい介護営業研修」

今年度もポリテクセンター三重のオープン講座の営業研修の講師を2回勤めることになりました。

小菅は介護会社で半年間、認知症の方向けのグループホームの営業に専従しておりました。全国に一気に100か所以上のグループホームを出したのですが、ほとんどのホームは18名様が入居の定員で損益分岐点が14人でしたので、いち早く14人以上の入居者を入れないと赤字を垂れ流すといった状況でした。そのために営業ができるメンバーが集められました。その半年間で2回トップを取った実績を持っています。

私のやり方としては「家族の懐に入り込む」ことをモットーとしていました。認知症のホームへの見学に来られるご家族はたいてい疲れ果ててます。認知症で足は丈夫な状態というのは一番家族に負担がかかる状況です。それでもまだまだお父さんやお母さんを施設に預けることへの抵抗を持つ方は多く、良くあるのがお母さんの面倒を見ている長男がお母さんを施設に預けようとすると次男など他の兄弟姉妹が「なんでお母さんをそんなところに預けるのよ」という反対がきます。

そんな場合には「介護は我々プロにお任せください。その上で会いたいときに会いに来て、愛情だけを純粋に注いでください」と疲れ果てた家族の背中をそっと押してあげることがポイントになります。これは営業がどうというよりも純粋にお救いできればという思いで言っていました。これは入居へのクロージングの場面です。

私は論理的な営業を展開するソニー生命の出身ですので何をやるにしてもその手法をベースにしており、生命保険、介護、賃貸物件の家賃保証システム、研修、人事評価制度といった形のないものをずっと売ってきました。ソニー生命の売り方の手順はまずは信頼されるためのアプローチのしかた、相手の状況をしっかり聴き取るファクトファインディング(事実の究明)、相手のメリットを強調するプレゼンテーション、クロージングといった流れで会話展開されますが、これを介護の営業に活かした研修を構築し、既に研修を実施しています。

昔の仲間など介護業界の方々にこんな研修があることを伝えると一様に皆様驚かれますが、これはこれからの世の中に必要となってくると考えています。実際に社会福祉法人様でこの研修をやりました。社会福祉法人が営業をする時代になりました。自分たちの素晴らしい介護サービスを堂々と使ってくださいとメッセージを発していくことが必要となっています。

ブログ 働き方改革が全く進んでいない 23年ぶりの陸運支局での手続き

会社でリース契約をしていた車のリース期間が終わり、車検が後1年残っているので買い取って乗り続けることにしました。

リース会社から所有権解除の書類が届いたので弊社の印鑑証明書を法務局で取得し、陸運支局へ。所有権解除の手続きは三菱ふそうにいた1998年以来ですので23年ぶりと言うことになります。

これだけ間が空いているのに割とスムーズに手続きができましたが、書類がめんどくさい。新所有者・旧所有者・新使用者・旧使用者といちいち住所と会社名を書かなければいけない。なぜ「1に同じ」等できないのでしょうか。

窓口は1から20番ぐらいまであり、ディーラーの制服やつなぎ(車関係者はこの服装が多い)を着た人たちが大勢いました。何でオンライン化しないのか甚だ疑問です。23年も経っているのに平成1ケタ台のまま何も変わっていません。これはおかしい。

わざわざ東京のリース会社から実印入りの譲渡証明書、印鑑証明書等が送られてきて、わざわざ法務局で印鑑証明を取って片道30分かけて陸運支局に行って30分も手続きに使う必要が今の時代あるのでしょうか。譲渡額5万円の車にここまでしなくても、例えば100万円以下の取引なら電子承認にするとかすればいいのです。

中古車の取引はオークションで全国から買い付けることが多いのですが、20年前に法整備することは出来ていたと思います。よく車の業者にこんな面倒をいまだにさせているのかと思います。何年か前にある新車ディーラーの社長と話した時に話が古い、いつの時代の話だと思った記憶がありますが、根っこにはこのような問題があるのかと理解しました。いまだにこんな仕組みで運用されていたら業者も成長しないわけです。

ここ10年、家電量販店で実物を見て、より安くネットで買うことは良くあることでこの方法をショールーミングと言います。カーディーラーでも消費者はこの方法で車を買ったり安くリースで借りたりという時代になりました。

私は今回所有権を自社に移した車が後車検が1年ありますのでこのまま乗って、1年後に新車を3年リースで契約する予定です。そのために先日新車ディーラーで実車を試乗してきました。ディーラーで買うなりリース契約すると当然店舗の家賃や従業員のコストがありますので高いのですが、最近ではネット契約ができるリース会社があるのでディーラーで買うかリース契約するよりもはるかに安くなります。実際に私はディーラーを使ってショールーミングをしているということです。

アメリカの電気自動車テスラはディーラーを持たない戦略で販売を増やしています(ただし故障が多いと聞いています)し、手間ばかりかかる現行制度の中で古い体質が染みついたディーラーと言う仕組みはいずれ淘汰されていくような気がしました。(企業努力している会社は別ですが)

私のやっている研修会社もそうです。営業を使って集客・販売するのではなく、集客をアウトソーシングして私のような講師がダイレクト販売すればいいのです。商談も研修もオンライン時代になりましたのでこれが可能になりました。時代に合わせて物の売り方を変えていく必要性はとても大きいことです。

ブログ サミット人材開発が高品質な研修を比較的低価格で提供できる理由

サミット人材開発は特に下記5つの分野の研修を得意としています。

1.クレーム対応系(初期対応 不当要求・難苦情対応 謝罪会見対応など)
2.コンプライアンス・倫理・ハラスメント系
3.マネジメント系(マネジメント 部下指導 問題解決など)
4.営業系

1~2についてはリスクマネジメント分野の国際規格ISO10002を日本に導入したメンバーの一人でこの分野の研修の国内第一人者である柴田純男先生のノウハウを承継しています。また、不動産や介護の会社でヘビー級のクレーム対応に従事した経験があります。

クレーム、部下指導、営業で必要な傾聴スキルについては大学時代に「傾聴の父」カールロジャーズが存命していた頃にロジャーズの研究所にいた教授から学びました。それをベースに働いてからも学び続けています。

マネジメントはドラッカーを学び12年の管理職経験で、特に私がした失敗から学び取っていただける内容を構築しています。

営業は上記傾聴スキルと洗練された営業スタイルで有名なソニー生命で習得した営業のしかたをベースに、介護のホームへの入居促進、賃貸保証のシステム、研修の販売で実績を上げてきた方法をお伝えしています。形の無い「無形商材」を売る方法を確立しています。

これらのような極めて高品質のノウハウをサミット人材開発は保有しています。

通常、講師は研修会社を通して研修の仕事をいただきます。多くの研修会社の場合時給3,000~7,000円くらいの講師を使っています。私も他の研修会社からのご依頼をいただくケースがありますが、その場合他の講師たちの2倍~7倍程度の時給をいただいています。それだけノウハウの水準と講師としての力量を認められている証だと言えます。

その研修を「ダイレクト販売」しているのでかなりリーズナブルに提供できるわけです。

お客様に対して良心的な研修会社ですと売上のうち講師に50%くらい(この比率が高いほど講師のレベルが上がり研修効果が高い)出しますが、講師に5~20%程度しか出さない研修会社は知っているだけでも数社あります。具体的にはお客様から25万円いただいておいて、講師に払うのは時給5,000円×7時間=35,000円ということです。当然研修の質は落ちます。このような利益構造の会社は人件費等の固定費が高いのでこのような利益構造になります。

弊社では私が講師に立つ場合1日15~20万円で研修を提供しています。
時給5,000円・日給35,000円の講師に25万円出すのと
時給数万円・日給15~20万円の講師に15~20万円出すのでは
どちらが費用対効果が高いでしょうか。下図をご覧いただければ分かりやすいと思います。

利益構造

弊社の場合、徹底して固定費を下げ人を雇ってもおらず、昨年の県の助成金が出るまではホームページさえ作っていませんでした。(ホームページ作成費はすべて助成金で賄ったので実質0円です)。事務所も古民家の一角で家賃はゼロで極端に低い固定費の上、私が講師に出れば売上=講師料+少々の固定費用の一部なので、リーズナブルな価格でも十分に利益が出ます。サミット人材開発が高品質な研修を比較的低価格で提供できる理由はこのような利益構造があるからです。これからも研修業界では珍しい「ダイレクト販売」を続けてまいりますので是非研修のご用命はサミット人材開発へ!

ブログ ステータスを上げるということ 対面で見られていること 時計の大事さ

ここ10年ほど、高い時計をすることや品質の高い靴を履くことの意味が理解できない若手の営業を多く見ました。単に時計は時間を見るための道具で、スマートフォンがあれば問題ないという考えのようですが本当にそれで良いのでしょうか。

買い手としての私の考えですが、まず身だしなみが整っていない営業は論外です。清潔感があるのは必須で髪型、ネクタイ、シャツ、スーツなど安いものでも良いのできちんと整っていることが第一義です。第一印象は数秒から2~3分で決まります。視覚から入ってくる情報はメラビアンの法則からすると55%です。まずは見た目で損をしないことが大事です。清潔感の無い営業は「はい、さようなら」です。清潔であることと清潔感があることは違います。清潔であることは当然ですが、見た目に清潔に感じるかとは別の話です。清潔かつ清潔に見えることが重要です。

ここで時計や靴の話になります。若い方向けの商材や安い商材を売る場合はそうでないかもしれませんが、一定以上の年齢(40歳以上)のお客様だと時計や靴を見ていますよ。

私は売れている営業からものを買いたいと常々思います。なぜならば良いサービスを受けて満足して買いたいからです。若くてかわいげのある営業の最初の話は聞きますが、導入の話から後の話については仕事のできる上司の同行を求めます。その上司を見る指標の2つが時計と靴です。

売れている営業は良い時計をしています。極端な話ですが昔勤めていた不動産ファンド会社の社長の時計は2、000万円のもの、履いている靴はオーダーメードで片足20万円するものでした。ファンドに投資してもらうよう世界の金融会社やアラブの王族の方に会いに行く際、安物の時計などしていたら話しすら聞いてもらえないのが理由でした。それと同じでお客様は良い時計や良い靴を身に着けているかを見ます。良い時計や良い靴は売れている証なのです。単に時間を見るための道具ではなく、営業としてのステータスを高める武器とでも考えると良いでしょう。

ただ、20代前半であまり高い時計をそのまま付けるのはお勧めできません。生意気と思われてしまいます。私の場合、「父が私が生まれた頃に買った時計を成人の際のプレゼントとして貰ったものなんです」と言ってましたが、これはお客様からの反応がいつも良かったです。最初のボーナスで数万円程度のものでもちょうど良いでしょう。

お金を貯めて20代後半くらいには「年齢万円」くらいのものを購入することをお勧めします。20代後半からは成績の良い売れている営業としてのアピールが必要になってきます。

ビジネスの世界ですと時計の話題になることもあります。私はカルティエのロードスターという時計を身に着けていますが良くかっこいいですよねと言っていただけますし、お客様でもフランクミュラー、ウブロといった非常に目を引く時計をされたお客様と時計を話題に盛り上がったこともあります。

先日、あるお客様がジャガールクルトのレベルソというかなりマニアックな時計をされている方がいました。クリケットの選手が時計に傷をつけないため、試合中は時計の面を表裏ひっくり返すことができるといった珍しい機能がついています。

ジャガールクルト レベルソ
https://jaegerlecoultre.norennoren.jp/products/list.php?category_id=1476

「それ、時計がひっくり返るジャガールクルトのレベルソですよね。おしゃれですね。」と申し上げたところ、
「この時計に気づかれた方は初めてです。さすがコンサルタント・研修講師の方です。」とお褒めいただきました。東京にいた頃、ある世界的ラグジュアリーブランドの仕事をいただいていたので時計の勉強をかなりしたことが生きました。時計の知識があったことで私への評価が上がったわけです。

今回の話は是非時計について考えていただくきっかけにしていただければと思います。

タイプ別のモノの売り方 後編 主張強・感情弱、主張弱・感情強、主張も感情も弱タイプへの販売・営業のコツ

水曜日にお伝えした前編に引き続き、ソーシャルスタイルによるコミュニケーションの取り方、販売や営業にお役立ちのお話を伝えてまいります。

自己主張が強いが感情は出さないタイプ。野球の監督で言えば管理野球の広岡監督に例えられます。SMAPで言えば二人いると思います。木村拓哉さんと稲垣吾郎さん。このお二人は本当にかっこいいのですが、失礼ながら私の表現では「かっこつけタイプ」とさせていただいております。

このタイプは決断が早いのですが、自分で決めたがりで、人に決められることを嫌います。「こちらなどいかがでしょうか」と伝えると「なんでお前に決められなきゃいけないんだ!」になります。この場合、「これとこれとこれなどありますけれども」と3~4つ選択肢を出すと「じゃあこれで」と一瞬で決めてくれることが多いです。

保険営業の時、このようなタイプの方にはあえて捨てプランをわざと作って持っていくなんてしていました。

このタイプの見抜き方は
・無口だが威厳がある
・かっこいいのかかっこつけなのか
・威圧感がある
・こだわりが強い
・俺に話しかけるなオーラがある
といったところでしょうか。

続いて自己主張が弱く、感情的には開放的なタイプです。
日本人に一番多いタイプで野球の監督で言えば王貞治さん。SMAPだと香取慎吾さんが当てはまるでしょうか。人と同じものや流行っているものが好きで、そのようなものに安心感を抱きます。このタイプは決断力は弱いのですが、結論を促していくには「これ、今年ものすごく流行っているんです。Mサイズは最後の1つになります」という言葉が効きます。

このタイプの見分け方は
・穏やかそう
・優しそう
・にこやか
・押しに弱そう
・普通なものが好き
という感じです。

最後に自己主張が弱く、感情的には閉鎖的なタイプです。野球で言うと野村克也さん。SMAPで言えば草彅さんタイプです。このタイプは収集癖があったり(草彅さんはビンテージジーンズの収集家)や分析好き(野村さんはもろに当てはまる)で「悩みたがり」です。それゆえに決断をいただくには時間がかかります。気長に付きあってあげましょう。ただ、しっかり付きあってあげることで「ファン」になってくれます。大変ですがじっくり時間をかけて人間関係を作っていきましょう。

このタイプの見分け方は
・物静か
・マニアック
・淡々としている
・独自の世界観
・悩むことが好き
というところです。

2回に分けてソーシャルスタイルに付いてお話しました。販売・営業・クレーム対応など様々な場面において有効なのでぜひこれを覚えて実践していただければと思います。

タイプ別のモノの売り方 前編 自己主張が強く感情を出すタイプへの販売・営業のコツ

1968年にアメリカの産業心理学者であるデビッド・メリルが提唱した相手を分析するソーシャルスタイル理論の手法を紹介します。

20年以上前に習った話ですが、今も相手をどのタイプか判断したい場合に使う基本的な方法を、私の経験で得たノウハウをちりばめ発展した内容をお伝えします。営業や販売の方に特におすすめのお話です。

主張をするのかどうか、感情を出すのかどうか
1.自己主張が強く感情を出すタイプ(自分大好きタイプ)
2.自己主張が強く感情を出さないタイプ(かっこつけタイプ)
3.主張しないが感情は出すタイプ(人当たりの良いタイプ)
4.主張も感情も出さないタイプ(分析型タイプ)

私は典型的な性格が開放的で自己主張の強いタイプですが、このタイプがモノを買う時に弱いのが「あなたにピッタリです」「この洋服はあなたのために作られたんだと思います。」こんな言葉にコロッとやられてしまいます。

昔、行きつけの服屋さんで「この服は小菅さんにピッタリだから仕入れたんです。一回試着してください。あっ!やっぱり思った通りだ。これは小菅さんに買ってもらわないと困ります。」とコロッとやられてしまったことがあります。

逆に「これ、流行ってるんです」「この色が今年のイメージです」などは全くいりません。人とは違うと自己主張や差別化がしたいので、他の人と同じは逆に全く興味がありませんし、むしろかなり嫌に思います。

野球の監督で言えば長嶋茂雄さんタイプ、解散してだいぶ経ちますがSMAPで言えば中居さんタイプだと言えばイメージしやすいと思います。私はまずどのタイプであるかを

このタイプの見分け方のコツは

・思っていることを思い切り話している。
・自分大好きである。(自分の話題が多い)
・親分肌。会社で言えば社長タイプ。
・良くも悪くも目立つ。
・声が大きい。
・堂々としている。
・ノリが良い。
・新しい物好き。

といったところでしょうか。

自己主張の強さ=判断力の速さと言えます。次回のブログで紹介する自己主張はするが感情は出さないタイプもそうですが、自己主張する方は共通して判断は早いことを覚えておきましょう。

感情を出すタイプの場合は、「これ1点ものなので二度と入荷しませんよ」「運命の巡り会わせとしか言いようがないですね」。こんな言葉で購入を促していくことをお勧めします。

私はエリッククラプトンが大好きなのですが、一昨年大変程度の良い1990年代のクラプトンモデルのギターを即決めで買いました。この時言われたのが「このギターはあなたに会うためにここに来たんだと思います。」

自己主張が強く感情を出すタイプへのクロージング(購入決定の促し)。ご理解いただけましたか?

ブログ 売れない営業・販売員は商品を売り込み、売れる営業・販売員はお客様のメリットを強調する

先日、ズボン(パンツ)を買ったのですが、販売員さんの一言に疑問を持ちました。試着したところ、このようなことを言われました。

「このズボンは足が長く見えるんですよ」

「下手すぎる、ダメだわこの子」と率直に思いました。また、即座に言い返しました。「俺の足が長いだけやん。」(小菅はお腹が目立つ体型ですが、実は下半身はスタイルが良いのです)

下手な販売員にありがちなパターンの典型です。「足が長く見える商品」と商品ありきの販売をしているところが良くない点です。

「お客様の長いお足がより強調できますよね」が正解です。お客様のメリットは何かといった視点で語ることが必要なのです。

車の世界でもそうです。何馬力で、シートが革で、デザインが良くてなどと商品のスペックを話して売りに行くから売れないのです。

売れる営業は「〇〇様は以前、お子様が小学生になったらキャンプに行くのが楽しみとおっしゃってましたが、この車は汚れ物をそのまま積み込んで、ご自宅で荷下ろし後に水拭きするだけでいいので、〇〇様がアウトドアをお子様と満喫するには最高ですよ」といったようにお客様のメリットを分かりやすく想像させるトークをします。

再度言いますが「この商品が私の足を長く見せるのではなく、私の足は長く、その長さを強調するということだ!」

今週は動画配信は新卒向けの内容ですが、火・水・金のブログは営業や販売について書いていこうと思います。人の動かし方やクロージングのかけ方など、相手に合わせたやり方をしなければいけませんし、本日書いたように相手のメリットが何かということを伝えていくことも必要です。

あと、売れない人ほどやりがちなのが「高いことを隠そうとして、結果高いことがばれてしまうこと」です。例えば

「この伊勢志摩の観光コースは伊勢志摩を最高に満喫できるプランです。まずは近鉄の特別車両でゆったりシートでリラックスいただき、二見の夫婦岩、外宮、内宮、おかげ横丁やおはらい町を観光・食べ歩きいただいてから志摩に飛び、G7サミットで世界の首脳が宿泊した志摩観光ホテルで世界一の海の幸フランス料理を夕陽が海に沈む美しい光景の中楽しんでいただきます。1人20万円です。」

お客様「高い!!!」

となります。

こうではなく高いことを最初に言ってみると
「この伊勢志摩の観光コースは1人20万とお値段はしますが、近鉄の特別車両でゆったりシートでリラックスいただき、二見の夫婦岩、外宮、内宮、おかげ横丁やおはらい町を観光・食べ歩きいただいてから志摩に飛び、G7サミットで世界の首脳が宿泊した志摩観光ホテルで世界一の海の幸フランス料理を夕陽が海に沈む美しい光景の中楽しんでいただきます。伊勢志摩を思う存分味わい尽くせるプランです。」
とするといかがでしょうか。20万円することがきえませんか?

ちょっとした話の組立て方で相手の受ける印象はまるで変わります。高いことを隠すならば最初に値段を言ってしまいましょう。

ブログ キャッチフレーズの大事さ ブランディングを考える 何をしているのか一言で訴求する

一昨年、友人と音楽ユニットを組むことになりました。その際、ユニット名がなかなか決まらなかったのですが、突如津駅前で私に笑いの神様が降りてきて名前が決まりました。

ちょうどその頃、チャゲ&飛鳥の解散報道があったので話題になっていました。それが伏線でした。そして津駅前で待ち合わせをしていた時に思いついたのです。

左手の駅ビルがチャム、右手に津で一番高いビルのアスト。チャムとアスト、チャゲ&飛鳥・・・チャム&アスト!これだ!

すぐさま、誰かがこのアイデアを使っていないかスマホで検索したところ誰も使っていないようでした。アストができてから20年以上経ちますが、私が初めて思いついたようです。

このコロナウイルス禍の中ですのでライブをするのは厳しいですが、できるようになったら活動したいと思っています。なお、この話は津市内で研修をするときの鉄板ネタになりました。チャム&アストは奇跡的な思い付きだったと思っています。

ネーミングとかキャッチコピーは大事です。会社ならば一言でその会社のイメージを伝え、心に刺さることができるかが肝心です。

かつて勤めていた会社だと

「コンサルティングのソニー生命」「ハローコムスン」は秀逸だったと思います。

他にも

愛は食卓にある キユウピー

お値段以上 ニトリ

からだにピース カルピス

はやい やすい うまい 吉野家

やさしくふれていいですか P&G

ひとのときを、想う JT

水と生きる サントリー

コロナウイルス禍の中、かなりブランディングの研究・実行をしました。同時に上記のような素晴らしいものを作る難しさを知りました。

弊社のキャッチフレーズとして 心の扉をknockする コッコッコッコッ コミュニケーション

ブログのタイトルとして クレーム コンプラ 講師は小菅
と、出来上がりには満足していますがもっと良いものは考えることができると思います。

ブログを始めた理由の一つは、言葉のセンスを身に着けたい思いがあるからです。研修のご提案書やプロジェクトの企画書、メールなどビジネス文書は今まで何万単位で書いてきましたが、それらとは違う表現ができればより楽しいことですし、センスが身につけばより思いを端的に伝えることができます。そのようになりたいと思っています。チャム&アストを思いついたときは快感でしたが、そのような感覚を再度味わいたいとも思います。

これから新年度の戦略としては再度分かりやすく弊社の魅力を端的に表して引き付けることで早期に商談に結び付ける、です。そこのアイデアがまさに今、出ましたので(内容は言えないですけど)前向きな気持ちが涌いてきました。

CONTACTお問い合わせ

研修・お見積もり等のお問い合わせはこちらからご連絡ください。

お電話でのお問い合わせ

TEL.059-271-9233

営業時間 9:00〜17:00 土日祝休み

メールでのお問い合わせ

お問い合わせフォーム