2021年10月のサミット人材開発の動画はハラスメントとコンプライアンスシリーズ です。今回は3話目で「人は見たいものを見て聞きたいことを聞く」といった内容をお送りします。4分ほどの動画です。ぜひご覧ください。

2021年10月のサミット人材開発の動画はハラスメントとコンプライアンスシリーズ です。今回は3話目で「人は見たいものを見て聞きたいことを聞く」といった内容をお送りします。4分ほどの動画です。ぜひご覧ください。
全国の自治体や民間企業などでコンプライアンスやハラスメント研修の講師として良く呼ばれます。特に中部北陸の自治体で不祥事があるとかなりの確率で呼ばれているようです。
どうすればコンプライアンス意識を高めていくのかという方法論は色々ありますが、根本的に考えなければいけないポイントは2つで
1に風通し位の良いコミュニケーションの取れた職場を作ること
2にすべてにおいて正しいことを行う倫理観と美意識を持つこと
この2点に尽きると考えています。
不祥事、例えば窃盗行為や痴漢行為などの根底に潜んでいるのは職場でパワハラに苦しんでいて、その結果事件を起こしてしまったとか、職場のコミュニケーションが取れずに苦しみその結果悪いと知りながらも不正な行為をしてしまうといったケースが大半です。
パワハラが蔓延する職場と言うのは下から上に物が言えないことが多いです。3年前の日本大学悪質タックル事件や何度も不祥事を繰り返す日本相撲協会などが典型的です。下からものが言える職場こそが風通しが良い組織であり、コミュニケーションが活性化することで人間関係が良くなりハラスメントなど存在し得ないような状況が作れます。このために言いにくいことを言いやすくするスキルや感じの良い表現、分かりやすい表現などを身に着けていくと有効です。
また、職場風土が良くないにしても徹底した倫理観と美意識があれば、どのような状況であれ「正しいことをする」ということができます。それらを持っていくためには自身の明確な価値観を養っていくことです。寺社仏閣やお城、絵画や茶道具といった美術品などを見て、読書や歴史を学ぶことで教養を鍛え、最新の心理学や脳科学を学び、美味しいものを食べ家族と語らい、ゴルフやテニスで己を鍛え、釣りを探求し、良い音楽を聴き自らもギターがうまくなるよう鍛錬する。今書いたことはすべて私の趣味や楽しみですがこんな感じでいいんだと思っています。私独自の価値観は形成されたなと強く感じますし、明確にこの場合何が正しくて何をしてはいけないのかといった判断基準が持てています。
以前美意識について語った動画がありますのでこちらをご覧ください。私の場合、茶道の師範の資格を持っていた祖母や、慶応義塾大学で美術鑑賞について学んだ妻からの影響が強いですね。まだまだ学びに尽きることは有りません。どんどんどん欲に学んでいきたいと思います。
2021年10月のサミット人材開発の動画配信はハラスメントとコンプライアンスシリーズ全9話です。本日は第2話で「上司へのハラスメント」です。
意外なことには上司から部下だけではなく、部下から上司へのハラスメントというものもあります。そのうちの典型的な3つのパターンについてお話します。5分ほどですので是非お付き合いください。
2021年9月30日から10月のサミット人材開発の動画配信はハラスメントとコンプライアンスのシリーズ全9話をお送りします。本日は第1話で「現代のハラスメント」についてお話します。3分ほどですので是非ご覧ください。
全国各地でコンプライアンス研修を毎年数十回行っています。一番根底に潜むものは美意識だと考えています。正しいことを正しくするということには美意識が必要です。美意識というもというときれいな言葉に聞こえるかもしれませんが、難しいことではなく「きれいなものを素直にきれいと、おいしいものを素直においしいと言えるか」ということだと思います。
私は食の都伊勢で生まれ育ちました。伊勢神宮がなぜ伊勢に鎮座したのか、理由は気候が良く食べ物がおいしい事だと言われています。そのような街でおいしいものを食べて育ってきたことは私の美意識の根幹になっていると思ってます。
春はスズキを船上から銛で突いたものを父の部下の方が毎年くださいました。洗いにすると大変美味です。
夏はやはり鮑です。毎年娘の誕生日には2016年5月にG7サミットが行われた志摩観光ホテルで祝いますが、こちらの海の幸フランス料理は世界一です。特に名物料理は鮑のステーキです。娘の誕生日が6月でちょうど鮑がおいしい時期なんですよね。
志摩観光ホテルホームページ
https://www.miyakohotels.ne.jp/shima/index.html
こちらは先日樋口料理長と撮っていただいた写真です。

また、父の別の部下の方が生きた車海老を50匹くらいを濡れ新聞紙にくるんで毎年持ってきてくださいました。これは当然踊りでいただきます。魚はキスやコチがおいしいですね。キスは天ぷらにすると最高にビールに会いますし、骨を油で揚げて塩を振っていただく骨せんべいは自然の素晴らしさを味わうような感じです。コチの食感のあるお刺身は美味です。
10月からは伊勢と言えばこれ、伊勢海老!特に伊勢の伊勢海老は身の詰まり方が他とは違います。残酷焼きが好みです。冬場になってくると鰻や鳥羽や志摩の牡蠣がおいしいです。
またお隣松阪のお肉もあります。非常に恵まれた食文化の中で育ってきたことに感謝です。
こんな感じの中で育ってきて私は美意識の根幹になるものを身に着けてきたのだと思います。今でもおいしいものを食べるのが大好きですし、妻と付き合い始めた時(15年前ですが)も共においしいものを食べることが好きなのがきっかけでした。
娘にもそのような意識を持ってほしいのでおいしいものを家族で食べるようにしてますし、お城やお寺などいろんなところに連れていっています。ここ2年はコロナのせいで増えていませんが10歳になるまでに25都府県を娘は踏破しています。
良いものを見ておいしいものを食べる、それを素直に喜ぶ心が正しいことをすることの根底を成します。
昨年以来のコロナウイルス禍の中、集合型ではなくZOOM使用型の研修が大変増えました。小菅は昨年5月、いち早くZOOMでも効果の出る研修とはどのようなものかを研究・実践を繰り返し、その結果それができるようになっています。
まずは友人がやっているビットラボラトリのZOOM講師講座を受講しました。これは講師をされる方やZOOM会議の進行役の方にとてもお勧めできる内容です。
ビットラボラトリ ZOOM講師講座はこちら
https://www.bitlab.jp/zoom/
カメラの当て方、光の当て方、画面における顔の位置といった基本的なところから、ブレイクアウトセッションの使い方などのZOOMの機能の使い方といった機能を使いこなすところまでしっかり網羅されているのでまずは押さえておくべきところを学べます。
次に練習です。知人等を集めて10人くらいのZOOM無料セミナーを何回も実施しました。これでどのように実施すればよいのかがはっきりしました。また、より良く声を届けるためにマライヤキャリーやビヨンセと同じ方法のボイストレーニングをしました。(ボイトレの先生はマライヤキャリーやビヨンセのボイストレーナーの孫弟子です)
さらに次は品質の高い機材を揃えました。PCについているカメラやマイクではやはり粗さや雑さが目立ちましたので、画素数の高い外付けカメラとクリアに音を拾うマイクを、ライトやレフ版など照明機材も整えていきました。
2020年11月に提携研修会社から正式に仕事として1件目のZOOM研修のご依頼が来て実施したところ、研修への受講者のアンケート評価が高くそこからリピート案件が多数くるようになりました。自治体が中心ですが既に長野県、静岡県、愛知県、石川県、福井県の自治体の研修を実施した実績があります。
また、地元銀行のシンクタンクでは毎年集合型でクレーム対応セミナーの出ており、今年はZOOMセミナーになりましたが受講者アンケート評価は集合型から落ちることは有りませんでしたので数的にも小菅の研修はクウォリティが保たれていることが証明できました。
逆に集合研修では不可能な技やネタもZOOM講座では織り込んでいます。身振りや手ぶりにも細かく工夫を凝らしています。特にクレーム対応研修、コンプライアンスやハラスメントの研修にはZOOMは相性が良いことも分かっています。専用の撮影所も保有していますのでそのような研修をお考えの方はお気軽に下記までお問い合わせください。
先月は顧問を務めている会社様の社員様へのZOOM面談を行っていました。ZOOMを使っていてもしっかりとしたカウンセリングスキルを持っていればコミュニケーションは取れます。対面と全く遜色のない面談ができていますし、毎年実施しているシンクタンクのクレーム対応セミナーでもアンケート評価は集合セミナーとオンラインセミナーに変わりはありませんでした。
私の傾聴力、説明力、発信力は大学時代に学んだカウンセリング技術とプレゼンテーションスキルがベースとなっていますが、やはり師匠である柴田純男先生から得たノウハウが大きな部分を締めます。
柴田先生は苦情対応の国際規格であるISO10002を日本に導入した中心人物の一人で、クレーム等リスクマネジメント分野における研修の国内第一人者でいらっしゃいます。クレーム対応においても傾聴力、説明力、発信力などは重要なスキルでありますが、その他にも、例えば営業や販売、部下指導といった全てのコミュニケーションの場において欠かせないと言えます。
その柴田先生の傾聴力、説明力、発信力研修をあるお客様で実施しました。この内容に特化した研修を全面的に聴けるのは今までになかったので私自身もサブ講師として研修に出たのですが、大変楽しかったです。
これらの能力開発は研修という手段が最も有効です。本を読んで理解することはかなり難易度が高いですし、映像教材でも厳しいです。なぜならば「話す⇔聴く」といった相互関係が研修という場ではその関係を築くことができるからです。まずは研修で理論や理屈を学びながらロールプレイングなど練習を取り入れながらトレーニングしていくのが良いです。
その上で効果的なのが個別指導です。店舗での覆面調査や電話のモニタリング(標本)調査で言えば80点レベルまでに持っていくには集合研修が有効ですが、90点、100点レベルにするとなれば個人ごとに合わせた指導が必要となってきます。
目線の配り方、手の使い方、話しかた、聴き方といったことを何が良くて何が不足しているかを確認しながら一つひとつ確認してその上で指導をしていくといったやり方です。ラグジュアリーブランドの電話応対者の指導ではこの方法を良く使いました。
サミット人材開発の動画配信第一話には柴田先生に登場していただいていますのでぜひご覧ください。
現在、GOOGLEで「コンプラ 講師」と検索すると1位、「クレーム 講師」で検索すると6位まで順位が上がってきました(令和3年9月7日現在)。それに並行して少しづつですが問い合わせも来ています。
コロナウイルス禍の中、ほとんどの研修講師の同業者はかなり仕事が減っている方がほとんどのようですが、幸い私はかなり今仕事が増えてきています。私の師匠である苦情対応の国際規格ISO10002を日本に導入した中心人物の一人でクレームやコンプライアンス等リスクマネジメント分野における研修の国内第一人者である柴田純男先生もしっかりと仕事をされていらっしゃいます。このような世の状況であってもクレーム対応やコンプライアンスの研修は必要とされていることが良く分かります。
むしろこのような状況だからこそ理不尽なクレームが増えているということかもしれませんし、理不尽な出来事が多いので不祥事が起きるといった相関関係があるとも考えられます。
また、いち早くオンラインでも質を落とさない研修ができるように注力したことも功を奏したようです。今、中部エリアの自治体の研修担当者には「オンラインでも質の高い研修が出来る講師」と認知されてきているようです。既に30回以上はオンライン研修・セミナーをしてきていますがかなり経験値を積めているのと、自治体の研修担当者は横つながりがあるので口コミで小菅講師はオンラインでも効果のある研修をしてくれると伝わっているようだとも聞いています。
実際にコロナ前までは集合型でやっていたクレーム対応セミナーを今年はオンラインで実施したのですが、受講生のアンケート評価は変わっていないといった結果も出ています。逆にリアル研修ではできないカメラを使った演出等、すこしエンターテイメントの要素があるような進め方もできています。
このように研修効果は確実に出しておりますので、オンラインでの研修をお考えの方は「クレーム コンプラ 講師は小菅」、サミット人材開発の小菅昌秀までお気軽にご相談ください。その他にも課長研修・係長研修もオンラインで実績が何件もあります。営業研修はオンラインでは厳しいですが、他にもやれることは有ると考えています。
こんな世の中だからこそ新しい取り組みも必要ですし、「人の育て方」自体が変わっていっているのかもしれません。そこを模索して新しい方法論を確立していくということが求められていると考えています。サミット人材の小菅昌秀はその点を追求していきます。
お問い合わせ
私は努力はしますが、一番嫌いな事のひとつが無駄な努力です。意味のない努力は徒労に終わるだけでただ努力をしたという自己満足しか残りません。努力するにあたり、どのような成果物ができるのか吟味しなければいけません。
努力をした結果、スキルやノウハウ知見が溜まっていくのか見極めないと無駄な時間と労力・体力・精神力が奪われます。よく「石の上にも3年」と言いますが、この情報時代にこの言葉は捨て去るべきです。でないとブラック企業に使い捨てされます。3年経って営業スキルや対人スキル、マネジメントスキル、クレーム対応スキルなど身に付けばいいですが、何も身に付かないならあなたが得るのは薄給と不安定で先の見えない人生、無くすものは成長できることができる貴重な若い時期とキャリアとスキルです。ブラック企業に使い捨てされると分かったら1秒で辞職すればいいのです。こんな場所で努力をしても残念ながらこのような結果になります。
知人の娘さんが今年新卒で社会人になったのですが3か月で体調を崩したと聞きました。それで相談に乗ったのですが、「娘のキャリアに傷がつかないか」と心配していました。それは違います。
私はこのようにアドバイスしました。
「そんな会社で3年いたところで何のスキルも知識も付かないので、むしろすぐに退職させるべきで、長くいた方がキャリアがロスします。いち早く体調を戻してちゃんと成長できる会社を探してキャリア形成ができる会社に転職しないとキャリアに傷がつきます。」
どうやら娘さんは即退職と言うことで解決できそうです。
そのような会社に居続けることはまさに典型的な無駄な努力です。
努力よりも大事なのは工夫です。私はクレーム対応やコンプライアンス以外にも働き方改革の研修も自治体などで行っています。その際仕事の工夫のしかたの話をたくさんします。
例えばよくメールのやり取りをする相手を文言登録して「やまもと」と入力するだけで「株式会社山本商事 取締役総務部長 齋藤 一彌様」と変換されるようにすること、これは効果的です。株式会社なのか有限会社なのか、株式会社山本なのか山本株式会社なのか、取締役なのか常務取締役なのか、部長なのか課長なのか、いちいち調べる手間が省けます。また、「彌」という漢字をいちいち手書きパッドで入力するなどやっていられません。これも無駄な努力です。頭の固い人は「こんな省略をするのは礼儀知らずだ」と全く見当違いの意見をいいますが思い切り無視してください。むしろ手入力で入力した方がお客様の名前や役職を間違いやすいのでそちらの方がはるかに礼を欠きます。
効率を上げたいならなるべく人の手間がかからない方が手間もミスも減るので、「手抜き」ではない効率化を考えていくと良いでしょう。
私は父の実家を継ぐべく祖母たちから言われ、育ちました。その祖母は「私は亀山藩(三重県)の武士の娘」ということに誇りを持っていて、私は祖母から「あなたは武士の子」といって育てられました。そのせいか私は非常に正義感を強くもっております。コンプライアンスやクレーム対応の研修講師をしている根底はそのような祖母の教えがあったせいかもしれません。
私の住む三重県津市では初代津藩主の藤堂高虎公の人気が非常に高いです。コロナでこの2年は開催されていませんが、津の祭りには「高虎まつり」というのもあるくらい親しまれています。藤堂高虎公と言えば最も徳川家康に信頼されていたことが知られており、我々ビジネスマンとしても見習うことは多くあります。今までも2冊ほど高虎公の本を読んだことは有りますが、今かなり分厚い本を手に取って読んでいるのと、高虎公が残した遺訓「二百箇条」をひも解いていく試みを始めました。
二百箇条の冒頭は
「可為士者常之覚悟之事」
サムライたるべき者、常の覚悟のこと
と書かれています。
今風に言うならばこんなところが問われているのではないでしょうか。
ビジネスマンは現代のサムライである。現代では常に死を覚悟するということではないのかもしれませんが、今の日本では強い同調圧力がかかる中息苦しく生きている人が多いですが、我々ビジネスマンは本当にそれでいいのだろうか。一人ひとりが己の存在価値を高め、人様のお役に立つことを主張していくということが令和の世の中で必要ではないだろうか。そこに腹を括り、高い志と決意を持ち戦っていくべきであると。
私は私だからこそできるといった研修を数多く世の中に提供できています。正直、田舎での人間関係のせいで仕事を取られるといった田舎特有の圧力がかかったこともあります。正直ちっちゃい人たちで下らない話なので、そのような人たちとは付き合うのはこちらからお断りだと思います。そんな人たちのことを考えるよりもより存在感を示すビジネスマンになっていきたいと思っています。
高虎公の考えは400年前に書かれたものとはとても思えないほど素晴らしいものです。また高虎公は加藤清正と並ぶ築城の名手です。私はお城も大好きなのですがそちらの勉強も並行してより研究を私なりに深めていこうと思っています。学ぶことは楽しいです。しかも私は学んだことをアウトプットとすることができる職についています。アウトプットこそが本当の学びです。知見や教養を深めていくことこそがコンプライアンスの根幹に掛かります。
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