娘が夏休みの宿題で言葉の意味について調べ物をしているのを見て1年前の出来事を思い出しました。「生命保険」とは何か、当時小学3年生の娘に教えたことです。これはコミュニケーション力の良いトレーニングになりました。
話の理解力が高い方に話をすることは難しくありませんが、理解度のあまり高くない方に伝えることは難易度が高いです。いかに易しい物言いができるかのトレーニングを行うことで伝える力・コミュニケーション力は格段に上がります。
まず、娘自身にだいたい食べ物や習い事、塾や学校などにおよそ毎年100万円かかることを説明しました。
次に私が死んだらどうなるかを考えさせました。「そんなの嫌だ、淋しいから考えたくない」と娘は言ってくれましたが、お金の話だけに絞って考えさせたところ、「食べ物が買えなくて、塾や習い事(娘は既にこの頃ピアノとテニスを始めていました)に行けなくなるので困ってしまう」との話になりました。ここまでで他人事ではなく「自分事」と認識させました。
そのように困らないようにみんなでお金を出し合って、親が亡くなった家にお金を出すしくみだと伝え、例を伝えました。
例えば娘が大学を出るまで16年かかるので、1,600万円必要になるわけです。子どものいる親を160人集めて、一人10万円ずつ出しあえば1,600万円集まるので、親の誰かが亡くなってしまった時に1,600万円もらえるようにすれば困らないよね。これが生命保険と言ったら、「みんなでお金を出し合って、困った子どもが出ないようになるのね」と娘が言ったので理解したことが分かりました。
その後、事あるごとに娘相手に説明したことで言い回し、伝える力をパワーアップできたと感じています。
これは、娘の語彙力の成長につながり、まさに一石二鳥です。子どもの理解力や語彙力が伸びない家庭の特徴の一つは子どもから質問されたときに「う~ん、なんでだろうね」と親がごまかしてしまうことです。子どものそのような能力を付けたいのならば「一緒になって調べる」ことが大変有効です。
娘の学校では2週間に1回、家庭学習と言ってテーマは自由で家で調べ物をしてそれをA44~8ページくらいにまとめて学校に持っていくのですが、今まで娘は何度も良い内容であると認められて代表者掲示してもらっています。特に「姫路城と彦根城の比較」は表彰されました。余談ですが、国語や算数・数学の能力は本から学び取りやすいですが、理科・社会の能力は実体験が重要なようです。社会については松江城以外の国宝5天守(松本、犬山、彦根、姫路)を始め、色んなお城に行ったことで歴史に興味を示しましたし、既に47都道府県中半数越えの24都府県に行っていますので感覚的に地理を理解することでこちらも興味が持てました。
子育ての話に脱線してしまいましたが、子どもへの説明は良いトレーニングになりますので、ぜひお試しください。
