私の住む三重県であった事件について触れたいと思います。
要約すると漁協の組合長が市の工事を受託した業者Aに対して、ここを工事するならば自分に協力金を払え、俺の関係する建設会社を使えと脅し、業者Aが市に相談すると組合長の話に従うようにと言った話になって、組合長が業者Aに訴えられて有罪判決が出たという話です。(現在控訴中)
判決後、市長は業者Aに謝罪し、このような協力金を出してはいけない条例を定める準備をしています。
このような立場のある人物と自治体職員が慣習的に不適切な関係を持ち続けているケースは過去にも多々あり、現在私が住む三重県津市でも近い内容の話が市議会でされています。このような関係は断固認めてはいけません。
いわゆる「昭和」を引きずっているような利権構造を世の中からなくしていくことが肝要です。公務員はそのような圧力に絶対に屈せず公正公平に仕事に邁進していただきたいといった思いでいつもお話をさせていただいています。
その根底を支えるものは倫理観です。昨日は1票の重みの話をしましたが、強い倫理観を持つことこそが大事なのです。