サッカーワールドカップ。日本代表、良くやりました!ドイツとスペインという優勝経験国2か国を撃破。前回大会準優勝のクロアチアには惜敗でしたがすごいと思います。予選ですがドイツとスペインに勝ちコスタリカに負けるという予想した人はいないだろうと思っていたら一人いました。俳優の勝村政信さんです。
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すごすぎる。的確な読みです。
さて、結果を残した森保監督。マネジメントや部下指導研修の講師をやっている私の目線から分析したいと思います。
1.目標と目的意識がある
サッカー日本代表には2050年までにワールドカップで優勝するといった大きな目標があります。そのために今回はベスト16の壁を破りベスト8に入るという明確な目標があります。
監督や選手のインタビューでは「国民のために」という言葉を何度も聞きました。国民のためにやるといった明確な目的意識をチームの誰もに持たせていることがまず1つです。
2.指示命令が明確である
指示命令についても明確です。前回のロシア大会では監督からの指示が明確でなく最終的にチームが崩壊してしまったことを教訓にして、しっかりとどのような役割を果たすか、明確に指示命令ができていました。攻める場面では明確に攻めをできる選手を、守る場面では守れる選手をしかるべきポジションに入れていました。
3.コミュニケーション
良く選手の話を聞いています。「聞くこと 聴くこと」はコミュニケーションの中で最も大事なことです。しっかりと選手やスタッフからの話に聞く耳をもって聞いているので信頼関係ができます。日本人監督のメリットもあります。
4.判断力
ドイツ戦では攻められていた前半に選手を変えて軌道修正をできたのですが、それをするとハーフタイムで相手にさらに対応されてしまいますのでハーフタイム後に選手を徐々に攻撃的な選手に変えていくという判断をしています。スペイン戦でも前半は耐え、相手の疲れが出る後半にスピードのある三苫選手と決定力のある堂安選手を入れたところ後半3分、6分と短い時間に立て続けにゴールを奪う結果になりました。
その後、日本が攻める機会が何度かありまして、その後守備的な選手を増やし守り切るといった流れで乗り切り、勝利でした。
5.経験
あのドーハの悲劇から29年。監督ご本人が選手として経験しています。そんな悔しい思いやフランス、日韓、ドイツ、南アフリカ、ブラジル、ロシアの各大会や予選で積み上げてきた日本代表の経験。今回の敗戦も経験になると思います。次に期待していきましょう。