本日は動画配信の月曜日ですが、その前に。
やった!やってくれました松山英樹選手マスターズ優勝!夜中の3時からすべてプレーを拝見しましたが感動です。優勝が決まった時は解説の中島常幸プロと同じように号泣しました。スポーツを見て感動したことは多々ありますが、こんなに嬉しい気持ちになったことは有りませんでした。日本人でゴルフ好きならば悲願が果たされたというか、中島プロやジャンボ尾崎プロらが何度も弾かれ、伊沢利光、丸山茂樹、片山晋呉たちも乗り越えられなかった高い壁を36年(中2だった1985年から見ています)見てきて、生きている間に正直マスターズで日本人が勝ったことを見れると思っていなかったのですが、ここ数年の松山選手に期待をしていてついにやってくれました。感動の嵐です。何度見ても泣いてしまいます。松山選手おめでとうございます。そして大きな感動を与えてくださりありがとうございます。
今月は動画配信で「働くことへの意識改革」をテーマに進めていますが、松山選手に触発されて俄然仕事にもやる気が出ます(笑)。では本題に。
今回は「正しい指示・命令の受け方」についてお話しています。仕事は指示・命令に始まり報告で終わります。正確に話を捉えないと間違った仕事を進めてしまうロスや、ミス、違反などにつながりかねません。まずは正確に仕事を受けることが大事です。
そのためには5W2H(なぜ 何を いつまでに 誰が どこで どんな方法で いくらで)という考え方や内容の確認・質問・提案などのしかたを理解する必要があります。5W2Hで仕事を網掛けしていくことでたいていの抜け漏れは防げます。そして復唱(フィードバック)で間違いなく確認をすること、積極的な態度で質問や提案をしていくことも大事です。今回はそのような内容を6分弱の動画でお送りしています。
本日は三重県の自治体で新卒向けに公務員倫理とコンプライアンス研修(3時間)を2回実施してきました。また、愛知県のある自治体からのコンプライアンス研修のご依頼が入りました。自治体で不祥事があるとお呼びがかかる範囲が三重県だけでなく静岡県、長野県、愛知県と広がっています。
静岡県、長野県の自治体で実施したコンプライアンス研修はZOOMを使ったリモート研修でした。コンプライアンス研修は1時間~3時間程度の研修で、講義やゲームもうまくはまるのでリモートとの相性が良いようです。
また、この1年間ZOOMで既にのべ200人以上の個人面談を通して感覚的に身に着けたのですが、リモートであっても存在感を示す技を会得し、臨場感のある研修が実施できます。知り合いの講師たちは一様に「リモート研修は相手の顔が見えないので研修をした感じがしない」と口を揃えて言うのですが、私はまるで違いまして「しっかりと相手に伝わる話ができた実感」があります。
その結果、既に研修、他社・自社開催セミナーなど合わせまして20回以上実施して、独自のノウハウが築けました。これから新たなルートで販売していく準備をしています。全国各地にリモートで私の研修を届けていきたいという思いに溢れています。
ワークライフバランス、コンプライアンス、ハラスメント、コミュニケーションと色々な面から正しく仕事をしていくことは大事です。今月は週2回新卒向けにコンプライアンス意識をつけていくための動画を配信していますので合わせてご覧ください。
本日は動画配信の木曜日です。4月5日(月)に今回の新卒向け働くことへの意識変革シリーズの1本目をYOUTUBEにアップしていたつもりが手違いで限定公開になっていたため、毎回ご覧いただいている方には大変申し訳ございませんでした。本日は1回目と2回目を上げさせていただきます。大変失礼をいたしました。
今回は割れ窓理論と、選挙の事例を使った1票の重みという話で正しく働くことの大事さをお伝えします。
割れ窓理論というのは割れたガラス窓をそのままにしておくと他の窓も割られていくので修繕をしなければいけないと言った話です。きれいな会議室でもごみくずが一つ落ちていると「ここは汚してもいいんだ」といった気持ちになってしまうということです。コンプライアンスを徹底していくために必要な考え方です。
1票の重みは実際に2019年の統一地方選であった同着(まったく同じ得票数獲得)であった事例を取り上げて1票の重さを感じていただき、開票作業や仕事は正しくやらねばならないと感じていただくためのお話です。
新卒の方々だけでなくぜひ働く方々皆様にご覧いただきたい内容です。正しく仕事をしていくことやコンプライアンス意識を高めていくための内容です。今回は6分の動画です。
本日は三重県のある自治体で公務員倫理とコンプライアンス研修(3時間)に出てきました。コンプライアンスの研修は自治体で不祥事があるとその後に良く呼ばれるのですが、BESTなタイミングはまさに新卒時のフレッシュな状況だと思います。
正しい考え方や方法は「最初に余計なことを覚えない」ことが大事です。守破離(しゅはり)と言ってまずは正しいやり方を守ることでしっかりと型を作っていくこと、それができれば今度は教えられたことを破ってみることで自分で考えていくこと、最後は守りから離れて自分の型を作っていくことという段階を踏んで人は成長していくわけですが、最初に正しい考えをインプットしていくことが我々人材教育にかかわる人間が果たしていかねばならない、極めて重い責任があると考えています。
先日、TOKIOから長瀬さんが抜けられ、4月1日より城島さん、国分さん、松岡さんの3人体制になり株式会社TOKIOという会社を設立されました。何でも自分たちで作るのが以前からの彼らの考えなので、名刺も自作の木製のものだそうです。いかにも彼ららしさが伝わってきます。26年間鉄腕ダッシュで蓄積したノウハウがあり、まさに自分たちの流儀すなわち「離」が見事にできています。
こういった方々なら良いのですが、何のノウハウもないのにいきなりオリジナリティを出そうとしてしまう勘違いをしているケースもあります。3年ほど前の話ですが名刺交換をした時にかなり小さいサイズの名刺をいただきました。30代くらいの方だったのですが、純粋になぜこのサイズにしたのか疑問に思ったので聞いてみたところ「興味を持ってもらえると思うので」とのことでした。これはいけませんね。
名刺というのは同じサイズで統一されているのでフォルダ整理などがしやすいのですが、たまにありますが大きなサイズにしている方の場合はフォルダに入りませんし、小さい場合はビニール製のフォルダから抜け落ちてしまいます。はっきり言いましょう。TOKIOのようなこだわりがあるのならばいいですが、小賢しいだけで迷惑です。その方には「現実として名刺を無くされてしまうからやめた方がいい。」とはっきり申し上げました。よほど能力を持った方ならば別ですが、はっきりと見た目も清潔感の無い感じで社会人として最低限レベルすら超えていない人でしたので、まず「守」に徹底すべき段階でした。その後も変われなかったようで、それからその方がうまくいったということは聞いていません。
まずは守をきっちりしていくことの大事さをやらないといけないなと思った1日でした。新卒の皆さんのパワーを貰えるのも新人研修の楽しさです。同じ研修が今週はもう2本あるのでしっかりと伝えるべきことを伝えてきます。
新卒の研修に明日より立ちます。社会人になりまず必要なのは働くことへの意識転換と徹底した倫理観とコンプライアンス意識を植え付けることです。
本日からその点について1か月8回動画を配信します。しっかりと新人(それ以外の方もですが)に学んでいただける内容ですので是非教育にご活用ください。
私の「公務員倫理とコンプライアンス研修」は今、中部北陸地方の自治体で数多く実施され高い評価をいただいています。その内容をダイジェスト版でまとめています。今回は6分弱の内容です。
新卒の研修というとビジネスマナー研修のイメージが強いですが、その前にやるべきことがあります。働くことへの意識改革とコンプライアンス意識の醸成です。新人研修を2日で組む場合、私は最初の1日は徹底的にその内容を入れます。しっかりとマナーを身に着けるためにもこれらを先に行った方がより有意義です。一生働く中で絶対に忘れられない1日にと思っています。
私は働きだして昨日でちょうど25年になりますが、一番最初に受けた研修ははっきり覚えています。架空の自動車会社を設立する設定の研修でした。最初に働いていた会社が三重三菱ふそうでしたので、三菱自動車の神奈川県にある研修所での宿泊型の研修でした。最初の内容が紙に書かれた断片的な内容を7名くらいのメンバーで話し合って地図を作るということでした。この問題、1時間かけても解けないチームが多かったのですが、私のチームは私の一瞬の閃きでなんと15分で解けてしまいました。男性講師がお二人いらっしゃいましたが全くの計算外だったそうで唖然とされていました。このできごとは本当によく覚えています。
その後、チーム内(架空会社)で役職を決めましたが、ゲームの結果から当然のように社長に選ばれました。チーム名は「宇宙企画」になりました。このチーム名は一見するとまともな感じですが、実はアダルトビデオメーカーの名前で、新卒男子のみの研修でしたので皆さんは当然気づいて大きな笑いが起きていた中で社長の私が「我々は宇宙のように大きく広がっていく気持ちを込めてこの社名にしました。」とあいさつしたところ「嘘つけ!(笑)」の声が飛び交っていたことも記憶に残っています。新人研修はこのようにはっきりと記憶されるものですので、講師としては責任重大ですね。来週からの動画シリーズではそのような内容を盛り込みますので、ぜひ新人教育にお役立てください。
細かく言いますと、
・企業や組織とは何か。
・コンプライアンス意識に必要なのは、その根底は何か。
・割れたガラスを放置したらどうなるか。
・惜しみなく修繕することの大切さとは。
・選挙の候補者にとっての一票の重みとは。
・明確な指示命令の受け方と報連相のしかたとは。
・上司が叱る意味とは。
・ヒヤリハットの法則とは。
・必要なプロ意識とは。
等々の内容についてお話をします。計8回の予定です。
来週はこの内容の研修をある自治体で100人に向けて3回実施します。自己流の考えや方法論が身に付いてしまうと修正することが大変になりますが、基本的な考えやスキルは「真っ白」な状態に身に着けることで一生ものになりますので是非この動画シリーズを新人教育にお役立てください。チャンネル登録も合わせてお願いします。
https://www.youtube.com/channel/UCRMdXnt-q4zwJ2CnudYVHmw?view_as=subscriber
本日は動画配信の木曜日です。3月1日から丸1か月お付き合いをいただきありがとうございました。令和2年6月1日から施行された新しいパワハラの法律ですが、ちょうど1年後の令和4年4月1日より中小企業にも適応されますので、1年後を見据えて今からしっかりとした対策をしておくことが肝心です。今回の動画ではその点について話しています。
厚生労働省の資料からの抜粋と私による加筆によるものです。
事業主が雇用管理上講ずべき措置等として以下になります。
1.事業主の方針の明確化及びその周知・啓発
方針を就業規則に掲載するなどして明確化し、その内容を社員に周知徹底すること
2.相談(苦情を含む)に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備
社内相談窓口の設置し、担当者がハラスメントに関する知識をつけ適切に対応できるようにすること
労働局など総合労働相談コーナーの案内をすること
3.職場におけるハラスメントへの事後の迅速かつ適切な対応
相談があった場合事実を迅速に正確に確認する
事実確認ができた場合は速やかに被害者に対する配慮の措置を行うこと
行為者に対する措置を適正に行うこと
再発防止策を講じること
4.併せて講ずべき措置 (プライバシー保護、不利益取扱いの禁止等)
例えば相談者が経営者や労働局に相談したことで会社にダメージを与えたとして処分を受けるといったことが不利益取り扱いになります。
今回の動画ではすべての企業が知っておかなければならない内容なので是非ともご覧ください。5分と少しです。
本日は動画配信の月曜日です。今回は不祥事の裏側にパワハラがあったことが多いのでその話と、不正が起こる際の不正のトライアングルについてお話します。
小菅は三重県内の自治体の他、最近では静岡県、長野県、愛知県の自治体で不祥事があった際に研修講師として呼ばれています。それゆえに新聞報道された公務員の不祥事事件について真相を聞くのですが、不祥事のきっかけになることが多いのがパワハラです。パワハラがきっかけとなってストレス過多になり、結果として不祥事につながっているケースが多いです。
風通しの良いコミュニケーションが活性化した組織になればハラスメントは起きないようになります。そうすれば無駄なストレスも減ることで不祥事も減っていくと思います。
「真っ新」な状態である新卒社員・職員向けに倫理観やコンプライアンス意識を植え付けていくことは非常に有効な手立てです。ある自治体で「公務員倫理とコンプライアンス研修」を4月の1週目にしていますが、大変効果が出ていると聞きました。私はマナー講師ではないのでビジネスマナー研修はできませんが、社会人意識・コンプライアンス意識・報連相と闊達なコミュニケーションといったところは得意です。来年からはもっと新卒向けにもこのような研修を提案していこうと思います。
それでは本日の動画です。3分少しです。
本日は動画配信の木曜日。ハラスメントのシリーズですが、今回は8回目で新種の様々なハラスメントについて紹介しています。
アカハラ、マタハラ、アルハラ、ジェンハラ、ソーハラ、キメハラ、テクハラ、ハラハラって皆様何ハラスメントか分かりますか?ぜひ動画をご覧になって答えを見てください。
パワハラは優位な立場の側が行うものですが、実は上司が優位なだけではありません。部下から上司へのパワハラも存在します。上司へのパワハラについても4つほどお伝えしています。
今回の動画シリーズは2020年6月に改定されたパワハラの法律について厚生労働省が示している資料を基本にした上で最新の内容をお伝えしています。知っておいて損はない話ばかりですので是非ご覧ください。5分程度です。
本日は愛知県の自治体様で3時間のコンプライアンス研修を2回してきました。まさに語りつくしましたので心地よい疲れで充たされています。
コンプライアンス研修でよく使う事例のひとつが東京女子医大の話です。東京女子医大では2002年2月の心臓外科手術中の人工心肺装置の事故による死亡事件とカルテ改ざん事件で厚生労働省より特定機能病院の指定が取り消されるといった1回目の出来事がありました。
2014年2月には麻酔薬「プロポフォール」の大量投与で男児死亡事件が起こりました。プロポフォールは子供には使用禁止の薬物であるのに、人工呼吸中の子供が暴れないのが目的として大人使用量の2.7倍を投与したとのことです。この件がきっかけで小児に対するプロポフォールの過量投与が常態化しており、14歳未満の55人に63回投与されていたことが発覚し、自己に対する報告を病院が行うも再度厚生労働省より2度目の特定機能病院の承認取り消しとなりました。
その結果、外来患者は1日3,872人→3,552人で320人減、入院患者は1日1,146人→990人で156人減と激減し、2016年度は22億円の赤字と3年連続赤字で法人存続の危機的事態になりました。
この場合、医療の安全性より医師の都合が優先されたと言え、医療従事者としての倫理が守られているか甚だ疑問に思いました。その結果、職員への上半期の賞与は4.35か月→1.6か月と3分の1程度まで削減されました。
その後、何とか危機を乗り越えて病院は存続してきましたが、今回のコロナウイルスの影響で売り上げが激減し、再々の問題が発生しました。
コロナウイルスの影響による収入減で教職員への夏季のボーナスを減額、2021年度より6年間の学費を1,200万円アップで4,700万円にということからも経営が危ぶまれていることが分かります。
コンプライアンス違反は組織風土の表れであり、いつになっても風土が改善しない組織は違反や事件の再発を繰り返します。その典型的な事例がこの東京女子医大です。他にも三菱自動車や日本相撲協会が思い出されます。日本大学も2018年のアメフト部事件に続き2020年ラグビー部でもパワハラ事件が発覚しました。
風通しの良いコミュニケーションが取れた、倫理観の高い組織づくるこそが企業や組織の建設的な躍進の根底です。それができていないからマイナスのスパイラルに陥っていきます。