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サミット人材開発株式会社は最高の人材を育成することを使命とし、みなさまの更なるご飛躍に、そして地域の発展に貢献してまいります。

動画配信 全国の自治体でコンプラ研修をしている講師 小菅昌秀の公務員倫理 一票は重い

サミット人材開発株式会社の2022年7月の動画シリーズは公務員の方向けに「公務員倫理」をテーマにお送りします。全8話です。今回は第5話、1票は重い です。4分31秒の動画です。どうぞご覧ください。

動画配信 全国の自治体でコンプラ研修をする小菅昌秀の公務員倫理 民間からどう見られているか

サミット人材開発株式会社の2022年7月の動画シリーズは公務員の方向けに「公務員倫理」をテーマにお送りします。全8話です。今回は第4話、民間からどう見られているか です。3分46秒の動画です。ぜひご覧ください。

ブログ コンプライアンス意識が高い職場とは風通しの良いコミュニケーションができている職場

中部地方の自治体や企業で不祥事があると呼ばれてコンプライアンス研修の講師を務めることが多いです。新聞沙汰になるようなことも多いですが、新聞に書かれることは誰がどんな犯罪をして逮捕され、どのような処分をされてというところまでは報道されますが、何が原因であったかということは報道されません。

不祥事を起こした自治体や企業で話を伺うと大抵は職場のコミュニケーションに問題があることが多いです。私の関わってきたケースでは90%以上はここに根っこがありました。

例えば上司からパワハラを受けていただとか、職場のコミュニケーションが悪く仕事のなすり付け合いで全く助け合うといった考えがない職場だったり、チームメンバー同士考えが合わず常にぎくしゃくしているといった状況ばかりです。風通しが悪いということが共通しています。

私はあの監督省庁として最も厳しい金融庁から「コンプライアンスのお手本」と言われるソニー生命出身です。社員と言っても入社2年後はフルコミッション(完全歩合制給与形式)なので個人商店の集まりなのですが、徹底的にモラルとプロ意識を叩き込まれます。また、それぞれが独立しているということもあるのでものが言いやすい世界でした。私は27~31歳をこちらで過ごしましたが、30代後半から50代の方が多かったのでかなり若い部類でしたが、それでも言いたいことは言えました。風土としてこの風通しの良さは大きな特徴だったと思います。

その後、2003年当時東証一部上場最速記録(創業10年)を達成したベンチャー企業、2005年当時マザーズ上場最速記録(創業1年7か月)を達成したベンチャー企業に所属しましたが、2社とも「トップが絶対」のトップダウンの会社で下の者からすると上に物が言いにくい状況でした。前者は数々の不正を起こし事実上廃業、後者は不動産物件について「ババ抜きのババ」物件を多くつかまされ、リーマンショックの打撃を直接受けて上場企業には珍しい破産ということで幕引きになりました。

この2社の終幕の一番の原因は風通しの悪さだったと私は思っています。現場が意見を言いやすい職場であればコミュニケーションは活性化し、不正に目をつぶることなく皆が「悪いことは悪い」と正々堂々言えるようになることでコンプライアンスについても良くなっていきます。風通しの悪い職場は上の不正に目をつむるようになり不正がまかり通ります。

正しく組織を運営する上でコミュニケーションが活性化された職場であることは大変大事なことです。

動画配信 全国の自治体でコンプライアンス研修をしている講小菅昌秀の公務員倫理 誠意とは何か

サミット人材開発株式会社の2022年7月の動画シリーズは公務員の方向けに「公務員倫理」をテーマにお送りします。全8話です。今回は第3話、「誠意とは何か」をお送りします。4分11秒の動画です。ぜひご覧ください。

ブログ プロの講師とはどうあるべきかを小菅昌秀が語る 引かぬ!媚びぬ!顧みる。

謙虚さが日本人の美徳という考え、同調圧力に従えという風土、出る杭は打たれるという考えをそろそろ捨てるべきだと思っています。世界中での競争の中で日本が生き残っていくためには思い切りものが言える環境を作っていくべきです。そうでないとアイデアは出ませんし、優秀な人材が埋もれます。「尖った」人材をもっと尖らせて育てていくという発想が必要と思っています。

私はプロの研修講師という立場ですので堂々と何に屈することなく、思う存分自分というものを出すようにしています。このブログやフェイスブックで思っていることを包み隠さず話していますし、研修や動画では熱く語っています。

プロ講師というのは一流でないといけないと思っています。二流・三流の講師など世の中にいらないのです。謙虚さなんて出してるのではなく、人に影響を与える立場なのでギラギラに光っていたいと常に考えています。私の言うことを聞いていれば前向きに働くことができるというった影響力が出せなければプロの講師として失格です。一流のプロの講師は正々堂々俺はこうなんだということを言えなければいけません。北斗の拳の登場人物に聖帝サウザーというキャラがいますが彼を象徴する言葉が「引かぬ、媚びぬ、顧みぬ」ですが、さすがに振り返ることは必要なので私の場合、「引かぬ、媚びぬ、顧みる」です。

研修会社を起業して6年。コロナ時代のオンライン研修からリアル研修がどんどん戻り、会社経営は安定して仕事が入っています。講師業はお客様からすると「先生」です。プロとしてご要望はもちろん受け付けますが、基本こちらが良いと思ったやり方でやりますし、誰に媚びることなく自由に仕事をしています。同調圧力は私の人生において無くなりました。こうなると本当に幸せです。私は8割の人間に嫌われるくらいでちょうど良いと思っていますし、無理にいい顔はしません。お互いに相談し合える仲間は数多くいますし、妻は最高のパートナーです。お客様からは慕っていただいてますし、最近では弟子が増えています。妬みややっかみは昔から大好物ですが、最近はそのようなことを言ってくる人さえいませんので張り合いがありません。言って来たら確実にやり返されることが分かっているんだろうと思いますし、私が結果を出していることを知っているから何を言っても悔しいだけなのでしょう。言ってきたとしても相手にさえするつもりはないですがね。妬みややっかみを言う程度の人たちに私の時間はあげません。

起業したての頃は「研修会社なんて地方でうまくいくわけがない」「お前みたいな若造の話を誰が聴く」とか散々直接もしくは陰口たたかれましたが、全員黙らせました。私には確固たる実績があります。開業6年でエンドでいえば200以上の自治体、大手企業、中小企業などを自分の腕一本で開拓してきました。程度の低い同調圧力などごみ箱へポイポイポイです。

出る杭を伸ばす世の中にしたい。私は世の中にもっと尖がった人材を出したい。くだらない美徳、同調圧力、出る杭を打つ文化、本気でやめませんか?私は一流(少なくとも研修業界でそのように評価されている事実があります)のプロ講師として吠え続けたい。

動画配信 全国の自治体でコンプラ研修をしている講師 小菅昌秀の公務員倫理1 倫理とは何か

サミット人材開発株式会社の2022年7月の動画シリーズは公務員の方向けに「公務員倫理」をテーマにお送りします。全8話です。今回は第1話、「倫理とは何か」をお送りします。4分2秒の動画ですのでご覧ください。

ブログ 公務員の皆様 公務員の誇り 強い倫理観 不当な要求に屈しない強いマインドを持って

先日は京都府の自治体様で課長クラス向けにコンプライアンスとハラスメントの研修を実施してきました。

表題にあるように
1.公務員の誇り 
2.強い倫理観
3.不当な要求に屈しない強いマインド
公務員の皆様にはこの3つを持っていただきたいという思いを込めて力強く話をします。

まず公務員という仕事は誇るべきだと思っています。社会全体への奉仕者という素晴らしい仕事をしていることへの強い矜持を持っていただきたい。どこの自治体でも少ない人員で多くの業務に対応されています。公務員の皆様は自治体のお宝、「人財」であることをまずは深く認識をいただきたいです。

強い倫理観。これも大事です。大事なのは堂々と胸を張って「私は正しく仕事をしています」と言い切れることです。私はいつもコンプライアンスの話をしますので、年に1~2回のミスはありますが、常に正しくあるということを誇りにしています。このように生きていると幸せですよ。一切悪気はありませんし、やりたいことを思う存分好きなだけやるということにつながります。こうするためには強い倫理観がベースになります。

不当な要求に屈しない強いマインド。公務員の皆様は一部の住民に対して常識の範疇を踏み越えたような特別扱いは絶対にしてはいけない。公正公平であることが何より大事です。例を出しますと、2019年に千葉県野田市であった小学4年女児への父親からの虐待死事件です。私には当時小学3年生の娘がおりますので大変心を痛めました。

この事件は学校で虐待について児童へのアンケートがあったことを父親が知り、その結果を見せろと教育委員会次長に執拗に迫り、あろうことか結果を見せてしまい、虐待されてますと書かれているのを見て激高しより虐待がひどくなった結果女児が死に至ったといった経緯です。もちろん父親が悪いわけですが、不当な要求に応じてしまった次長にも問題があります。絶対に不当な要求に屈しない強いマインドがこの次長にあれば女児の命は救われていたのかもしれません。このようなことにならないために強い、果てしなく強いマインドをお持ちいただきたいと心の底から思います。

これらのマインドを持つために、根底を支えているのは「美意識」です。ハーバード大の研究によると時代の変化が激しいので論理的に考えるだけでは限界であり、正しい判断力を身に着けるには美意識を身に着けることが必要だそうです。今、欧米のエリートビジネスマンはアートスクールや美術館に通っています。美術や音楽鑑賞、寺社仏閣、城、お庭などを見るのもいいですし、デッサンをしたり写真を撮るのもいいです。楽器で自己表現したり、トップアスリートが躍動する姿を見るのもいいです。先日、ファンタジーオンアイスを見に行きました。羽生弓弦さんを筆頭に荒川静香さん、坂本香織さん、ランビエールなど10人以上のオリンピックメダリストの華やかな祭典は最高の贅沢で心のご馳走になりました。美意識を鍛え正しい判断力を身に付けましょう。

ブログ 正しいことはどんどんやるのが正解 古い慣習が間違っていれば正しいものを選ぶ

旧いやり方や言葉でもちろん良いものは継続すればいいですが、時代に合わなくなればこだわる意味はありません。

私の場合、最近の話ですとFAXを撲滅させたいと思っています。出張が多く、近くでも1日研修に張り付くので事務所に行けない日が多いので、FAXの確認は1週間以上できない場合があります。

6年前に起業した時に最初からやらないという選択をしておけばよかったと思いましたので3年前に名刺からFAX番号を削除し、主要なお客様には「FAX止めました」と伝えやっとこの1年は1通のFAXも来なくなりました。

ところが先日、県の補助金の書類を「FAXで送ってくれ」と言われました。もう、本当に面倒です。もうFAXの機械はちゃんと動くかどうかも分からないので、コンビニから送信です。1回目の送信がうまいこといかず、2回の手間がかかりました。印刷の準備など含めると20分のロスです。1回50円のコストがかかります。メールであれば1分無料でできることを考えればどれだけ非効率なことかがよくわかります。

プロ野球やゴルフで晴れの日には選手たちはサングラスを付けるのが当たり前になりましたが、高校・中学・少年野球では普及していないそうです。理由は「学生らしくない子どもにはまだ早い」。アホですか!子どものスポーツの事故は4割が目に関わると下記記事では書かれています。紫外線に目がやられない、ケガしにくくなるという明確で大きなメリットがあるのに過去の慣習にこびりついた頭の固いカビの生えたものの考え方しかできない低レベルの指導者がまだまだ多くいるということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d47499eb05d857e60c58a24c8ec786cf6a66bd9d

15年前に勤めていた会社で、社有車に乗っている時サングラスをしたら同僚が「うちの社員がサングラスをかけているのは世間体が悪い」と言いました。この時は唖然としました。車の運転で最も大事なのは「安全」以外ありえません。サングラスは安全のため欠かせない道具です。その人に言いました。「車の運転で最も大事なのは安全ですよね?違いますか?そうですよね。サングラスは安全な運転を行うために必要な道具です。サングラスをしてないことが理由で事故をしたらあなたは私に責任を負えますか?どうなんですか?」これで黙らせました。

野球の指導者は知識をアップデータすべき人が多いです。甲子園の予選の県大会をテレビで見ていると、昨年の段階でも「ゴロを打て、転がせ、ダウンスイング」・・・。話になりません。最新の理論を全く知らないのです。現在のバッティング理論はフライボール革命です。打率はあまり変わらないですがフライを打つほうが長打が出やすいというデータを見たことがあります。従ってアッパースイングが正解です。野球の球は物理的に上から落ちてきます。ダウンスイングで打つとバットと球の交点は点ですが、アッパースイングで打てばバットと球の交点は線になります。どちらが当たりやすいか、簡単な話です。

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私の友人で広沢好輝という人物がおります。子どもの頃に同じリトルリーグで野球をしていました。彼はプロ野球選手になるという夢をかなえ、阪神タイガース在籍時にBIGBOSS新庄剛志さんと親友になり、BBがメジャーに渡った3年間は練習パートナーとして帯同しました。2年目はサンフランシスコジャイアンツでしたが、そこにいたのがメジャーで通算ホームラン記録764本の過去最高のバッター、バリーボンズです。広沢はボンズから直接最高の打撃理論を学びました。

3年ほど前に彼にバッティングセンターで指導を受けました。彼が言う中でも「絶対にアッパースイング」は特に強調して言ってました。このような話をしたとしても前述したテレビの解説者は理解できないんだと思いますが、淘汰されていかねばならないと思います。役に立たない古い考えはどんどんゴミ箱行きです。でなければ世の中は良くなりません。

ブログ ポジティブ心理学の実践 ポジティブに 楽観的に 豊かに 幸せに生きるということ4

4回シリーズでポジティブ心理学の実践について書いています。今回は最終話です。

実践 ポジティブ心理学 幸せのサイエンス(PHP新書 前野隆司著)によると幸せは4つの因子からなりますがそのうちの4.「ありのまま因子(独立とあなたらしさの因子)」についてお話をします。

研修会社を起業してちょうど6年になります。ユーモアに溢れ、大きな体と熱意で語ることで説得力を出す押しの強いタイプの営業というのは元々確立しているキャラクターですが、さらに6年でパワーアップしました。私らしさという個性とインパクトには絶大な自信を持っています。人への影響力が強いので(ギャロップ社のストレングスファインダー2.0でそのような評価を受けています)講師という仕事は天職です。

まさに独立を果たしました。起業以来、研修などのご依頼先は全国の自治体や有名企業から中小企業まで200を超え、思う存分大好きな研修の仕事をしています。

研修はどのような内容かはもちろん大事ですが、「誰がやるか」も大事です。大手の研修会社はコンテンツ開発力があるのでシナリオを作ったものを完璧にその通りにやらせる会社もありますが、やはりそのようなやり方では私の研修と比べはっきり劣ります。一例ですが、2年前にある自治体で私がクレーム対応研修を実施して高評価を得ましたが、1年前に予算の都合でそのような会社に変えたところ、やはり私の評価とは雲泥の差が付き、今年は私に戻ってきて、来年の継続も決まりました。

私の研修の内容は私と同じくらいの失敗体験(前話:ブログ ポジティブ心理学の実践 ポジティブに 楽観的に 豊かに 幸せに生きるということ3をご参照ください。)を持った人にしか語れません。

クレーム対応をしたことがない講師が人の話を聞いてあたかも自分のことのように話していることを見たことがありますが、薄っぺらいことは簡単に分かります。部下指導をしたことがない講師が同様に研修をしていることを見たことがありますが、中身がありませんでした。失敗経験が語れないからドラッカーの概論を話しているだけでした。

私は存分に独立心を持ち、正しい意見をしてくれる仲間の意見はもちろんしっかり聞きます。うまくいっている分、人からやっかまれるのですが、そのような意見は当然ですが一切受け付けず、自分らしく正々堂々と誇りをもって自分をさらけ出しています。

よく「表裏がないね」と言われます。当然のことだと思います。小菅昌秀は全く揺ぎ無く自分自身を表現しています。そうすれば幸せです。そのような自分を多くの理知的な方は認めてくれます。起業以来、私の話を受講等した方は10,000人を超えました。多くの方々に良い影響を与え続けるって本当に幸せなのです。

4回に渡り、ポジティブ心理学の実践者としてお話をしてきました。思うようにポジティブに生きている結果、物心とも私は幸せです。好きな仕事をしています。利益も出していますのでプライベートも充実しています。「お金なんて」という人がたまにいますが、それはうまくいっていないか人のセリフです。儲けていることは正義です。日本はもっと儲けている人を尊敬するような文化にすべきです。なぜならやっかんでくる人たちは大抵「お金なんて」と言い、生産性を高めることを考えないからです。そんな人が多くいる限り日本の成長につながりません。儲けることを正義と考え、自分もそうなりたいと思わない限り社会全体の成長につながらないと考えます。

モノも上質さにこだわっています。起業して6年、50歳ですので「うまくいっている感じ」を出すことが戦略上重要なので、大変気に入っている上質さの塊と言えるトヨタハリアーに乗り、スーツやシャツはオーダーメイド、ゼロハリバートンのアタッシュケースを携え、手入れされた良い靴を履き、昔からのトレードマークのカルティエロードスターはオーバーホールを受けピカピカに、といった具合です。仕事はかっこよくすることが大事です。

プライベートではハリアーに付いているJBLプレミアムサウンドシステムにハイレゾウォークマンを連携させ素晴らしい音響で音楽を楽しみ、大好きなギタリストであるエリッククラプトンモデルのギターでクラプトンの曲を弾き、友人とゴルフを楽しみ、テニスで走り回り汗をかき、突っ走りがちな私を常にフォローしてくれる冷静な妻、よく勉強し成績優秀でいつも楽しそうにしている可愛い娘といつも笑いが絶えないように過ごし、おいしいものを追い求めいろいろ食べ、毎年娘の誕生日にはG7サミットが行われた志摩観光ホテルで世界一の海鮮フレンチ料理の名物アワビのステーキをいただいています。先日はフィギュアスケートの羽生結弦選手などの超豪華ショーで至極の心の贅沢を味わいました。

ひがんでくる人は「自慢しない方がいい」と的外れなアドバイスをしてきます。ポジティブ心理学ではうまくいっているならさらけ出した方がより幸せになることが分かっています。私は自慢などしていません。自分を正々堂々と出しているだけです。その方が幸せになることが分かっているのでそうしています。うまくいっていない人のひがみに耳を貸さないようにしましょう。楽観主義者はコロナ禍を乗り越えて成功しています。楽観主義を強くお勧めします。

ブログ ポジティブ心理学の実践 ポジティブに 楽観的に 豊かに 幸せに生きるということ3

全4回でポジティブ心理学についてお話を書いてます。今回は第3話です。実践 ポジティブ心理学 幸せのサイエンス(PHP新書 前野隆司著)によると幸せは4つの因子からなります。今回はその3.「何とかなる因子(前向きと楽観の因子)」についてお話しします。

コロナ禍の中、研修の仕事が激減した中で耐えてこれて、現在(2022年6月21日)コロナ前以上の仕事のご依頼が来るようになったのは「何とかなる」と強い意志を持ってきたことに他なりません。

2020年の5月の連休は不安の中、現実逃避していました。コロナで研修が次々と中止になり、4月20日の時点で6月20日までの2か月仕事が0という厳しい状況に陥りました。

2年前の5月の連休は外出を自粛する状況でしたので、3人家族で引きこもり、アマゾンプライムでアニメスラムダンク(全101話)と鬼滅の刃を延々と見ていました。

連休明けからこれではいかんと思い、とにかく人と話さないとアイデアは生まれないのでZOOMやTEAMSで50人くらいの人と話しました。そこで本来の私らしい前向きさと楽観さが復活しました。

楽観主義者(オプティミスト)は成功することはポジティブ心理学の研究で分かっていることです。楽観主義者がなぜ成功するかというと、何となくであっても自分がうまくいく方法を考えることができる自信があるからです。そのような自信があるので広くものを見ることができ、その結果何かを発見するといった法則性を知り抜いているからこそ楽観主義者でいられるのです。実験によると楽観主義者は落ちているお金に気づきやすく得をします。

悲観主義者(ペシミスト)は真逆です。悲観的さは視野の狭さにつながるので実験によると落ちているお金に気づかないので得をしません。今まで生きてきた中で「やっても無駄」「どうせうまくいかない」「失敗する」と言っている人をいっぱい見てきましたが、そう考えるからうまくいかないのです。実際に悲観的にものを考える人がうまくいっていない姿は何人も見てきました。

私はものすごい楽観主義者なので「失敗してもいい。失敗は成功の母。うまくいくためには失敗はいっぱいすればいい。」と考えています。長年営業をしていますが、詰めが甘くて最後でお客様を逃した手痛い失敗など数え切れませんし、部下にクーデターを起こされたり、18歳の部下たちに裏では呼び捨てにされていたり、部下からクレームを受けたり、クレーム対応にしくじったり、数々の失敗を繰り返してきています。だからこそ今、失敗を糧にした説得力のある研修ができています。まさに失敗は成功の基です。

このような考えを持つことが幸せにつながります。現に私はそうなっています。いっぱい失敗の経験を重ねていけば成長します。2004年当時、創業10年で東証一部上場という最速記録を持っていたけど、介護の不正請求や派遣でもルール違反をして崩壊したグッド・ウィルグループの介護会社(当時業界1位)コムスンではエリアマネージャーや営業として成果を出しつつも、マネージャーとしては失格の烙印を押され、仕事と親友と彼女を同時に失い絶望にくれたこと、2008年当時、東証マザーズに創業1年9か月で上場した最速記録を持っていた不動産業界の寵児だったリプラスで、2008年9月、結婚式を挙げてから3か月という時に破綻といった憂き目にあいました。こんな経験をして、乗り越えてきたからこそ、「何とかできる」という力と自信があります。

その時、普通ならば離婚を切り出されてもおかしくはありませんが、私の妻はこう言ってくれました。

「あなたの力があれば大丈夫だから、嫌いなことはせず、好きなことをして。私が支えるから大丈夫。」

このセリフは50年生きてきて一番心に響いた言葉です。一生忘れることはないでしょう。この妻の言葉で私は前向きさを取り戻し、楽観視ができるようになり、すぐに転職活動を始め、若いころから興味があった研修の業界の会社に入り、そこで師匠である柴田純男先生と出会って今があります。リスクマネジメント分野の研修における国内第一人者の一番弟子になれたことは必然だったと思っています。前向きで楽観的であったこそです。

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